今日の上馬日記はかっちょいいものの事書きます。
１００人中１００人がかっちょいい、と思うかわかりませんが、僕は今日思わずかっちょいい、と営業中にも関わらず桃源郷へとトリップしてしまったので、きっと他にもかっちょいいと思う人が沢山いるんではないか、と思って書きます。
お客様のバイク組立作業の中でそのかっちょいいが現れました。
これです。この鈍い輝き、存在感。
BB、ボトムブラケット。自転車の心臓、とか言われる部分です。
PHILWOODのBB。第二世代と言われるアルミモデルです。
今回はこのBB自体の事じゃないです。
写真の黒い部位、左右のベアリングカップの間に入るケース。縦パイプからの水や錆からシャフトを守るパーツです。
シマノや他のメーカーは大概樹脂製です。
ヤクルトの用器を利用している人も見た事があります。
PHILはここも金属です。しかもツヤ消しにしてる。
ここを金属にする必要があるのか。それはPHILだからさ。。
これだけじゃあない。
BBとフレームの間に挟まってる部分。
チェーンラインやクランクとフレームの相性で必要となるスペーサー。
もちろんシマノはここは普通プラです。
金属でこの精度。
しかも取付け後に見える側面の部分を鏡面にポリッシュ。
これを無駄、と取るか、かっちょいい、なんて粋なんだ、と取るか。
震えるほどに、圧倒的後者、という方、店頭にて触れる様にしてあります。お気軽にお声おかけ下さいな。
