こんばんわサプライです。
先日友人が家に遊びにきた際「お前の家、ホコリがすごいんだわ」という言葉と共に
ナガオカ製のレコードクリーナー「クリアトーン558」をお土産でもらいました。
これはレコード盤の汚れやホコリの除去を行うためのスプレーなのですが、
(ご存知の方もいるかもしれませんが)使ってみると分かるのですが
噴射した瞬間、部屋中が「おっさんのにおい」で包まれます。
初めて使うときは一瞬、いきなりきた自分の加齢臭なのかと思いあせります。
このにおいどうしたもんかなぁ、と考えながらそこでひとつ思いついたのですが
自分の娘に生まれたときからずっとこの「クリアトーン558」のにおいに親しませておけば
成長して年頃になったとき、お父さんの加齢臭を「レコードのにおい」と錯覚するのでは、と。
「レコードのにおいがする不思議な紳士」だと思うのではと。
これが俗にいう刷り込み教育というやつでしょうか、違いますか。

さて、
今日はそんな(?)素敵な紳士のマストアイテムである
「プロムナードバー」をいくつかご紹介。
未公開のものも混ざっているかもしれませんが
流出覚悟でお送り致します〜。

そもそもプロムナードバーって?という方へ
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↑大体、ざっくりこういうやつです。
握りが手前にかえってくるので、ゆるい乗り方に最適。
見てくれも、速さを、順位を争うというより老人や子供に道を譲りそうな感じです。

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*VELO ORANGE* belleville handlebar
↑のハンドルによく似ていますが、幅が狭めに作られており、突き出し量ゼロの
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ライズゼロ(前から)。きわめてシンプル。
ハンドル周りにあまり印象を持っていかれたくない場合有効かもしれません。

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*GrandBois* Helvetia Bar
こちらはかなーり↑のやつに近いですが、アルマイト処理が施されておらず、
アルミ無垢のよりビンテージな雰囲気。
ピカールでひたすら磨いてポリッシュにするも良し、放置してさびを浮かすのも良しです。
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弱下がり気味(前から)。
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ちなみにエンドの内径は20ミリとられております。
リバースレバーやバーコンを取り付けたい方はこの幅に気をつけましょう。

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*GrandBois* Promenade Bar
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プロムナードといわれてまず思いつく形がこれでしょう。
夢で思い描く紳士がまたがるバイクのハンドルは大抵これ。
上記のものもそうですが、握りの径が通常のフラットバーより太いので
取り付けられるブレーキレバーが限られます。ご注意下さい。

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*NITTO* b602aa
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すごーく分かりずらいですが↑よりエンドが気持ちハの字に広がっており
こわばった感じが和らいでいます。
逆にハンドル周りにキリッとした印象を求める場合は不向きかもしれません。
握り部分も長く、より実用的な感じ。

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*NITTO* b613-cps
こちらは鉄ハンドル。
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直角×フラットの潔さ。
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異様なまでに輝く表面は、禁断のメッキ二度掛けといううわさ。
もちろんこちらもバーコン等々対応しております。

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*NITTO* b617aa
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特徴的なラウンド型と、異様に長い握り。
ハンドル幅からすると「間違っちゃってるんじゃないの?」と思うくらいの比率。
正直カットした方がよくない?とも思いますが、是非ノーカット・バーテープ巻き巻きで。
その昔自分はこいつで(ドヤ顔で)スキッドキメていましたが、
今思うと気が狂っていたなと思います。

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*NITTO* 909 bosco bullmoose bar
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ブルムースライクな二股インチスレッドにプロムナードオンしたものがこちら。
「909」という品番は某Roland社のリズムマシンを彷彿とさせ、親しみを禁じ得ませんがそれはまた今度。
心優しい変態紳士の方におすすめです。

ロードドロップやフラットからプロムナード型のハンドルにかえる場合
ステム長やポジション等々変更が必要な場合がほとんどです。
「気になってはいるけど… その一歩が踏み出せない」
という紳士見習いの方是非お気軽にご相談下さい。
もちろん淑女の方もご相談下さい。

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