こんばんわ谷です。
この前プチ夏休みと称して、自転車持って名古屋観光に行ってきました。
見飽きた道よりも、知らない道を自分の自転車でのんびり走りたいなーと思ったからです。
その模様を書こうと思います。今回は輪行編です。
5時起きで6時出発、の予定だったのですが、前日の棚卸しの打ち上げが楽しくなっちゃってそのまま一睡もしませんでした。ねむい。
出張で名古屋に行ったときは、現地はタクシーか徒歩、今回はじめて自転車を持って行きました。
せっかく輪行でいくのならなんか面白い事しよう、とある実験をしてみました。
題して「ハード輪行」。
・フルフェンダー、キャリア、よけいな物が沢山付いているバイクを持って行く。
・カバンはパニアバッグやハンドルバッグ等自転車に装着するバッグのみ。(リュックなどは持たない、自転車から降りたら手ぶら、を目指す)
謎のルールを決めて旅立ちます。
今回持って行ったバイク
ANT号。フェンダー、フロントキャリア、フロントパニア2個、ハンドルバッグは今回大活躍したpaloma bag。
こちらは嫁バイク。フェンダーとフロントラックに四角いozette rando bag。
あえてこの2台でいきます。
旅の荷物も全て上記バッグにねじ込みました。(一泊なら全然入ります)
日本にはランドナー、輪行といったカルチャーがありますが、外す物の多い自転車を何でわざわざ輪行するんだろう、という疑問がありました。
常連さんのランドナー乗りの方は「輪行も楽しむんだよ!!」と豪快に言ってたっけか。
そういうクラシックにちょびっと憧れつつも先日のKUMO cyclesの輪行特化バイクの様に、旅バイクの次世代の形にもワクワクします。。
なので身をもって経験してみよう、と思いました。
駅に着いたら日陰で通行人の邪魔にならないところを探します。バラシ開始。
うむ、超暑い。
したたる汗、通勤中の皆さんの視線を感じます。不審者じゃないんや、夏休みなんやと心の中で叫びます。
活躍したのが
ジップロック。
付けハズシする物が多いのでねじ一本無くしたら現地で大惨事です。
そしてこれも活躍しました
マスキングとかに使う紙テープ。
手でちぎれる、というのがポイント。
外したフェンダーや、ダイナモの電線を巻き巻きするのに便利でした。(固定する時も便利だし、目的地でベリッと剥がす時も便利)
しかし駅あっついな汗だくだ。。でもここまで楽しめています。いけるぞ俺!
よいしょ!この辺からブログ用の写真がだいぶハショられていて、自分のてんぱり具合がわかります。
うおりゃー!迫り来る電車の時間。漕いでるときよりポカリ飲みました。
輪行バッグはタイオガのコクーンを使いました。
前輪を外すだけで輪行できるのが特徴。今回みたいなバイクじゃなければ一番お手軽な輪行バッグです。
そうか
こっからもう1台あるのか、ボディがレバーにズシンときます。
学生さんの早めの通学時間にも被り出しています。急げ!
コクーンはペダル外さなくても入っちゃいますが、個人的には外した方が良いかな、と思います。
(これは帰りの写真、ペダルレンチを忘れたのでCIRCLESさんで買いました。)
行きは付けっぱなしだったのですが、膝小僧がアザだらけです。
よいしょ!
手荷物は全部パニアバッグに詰め込んでドッキングしちゃいます。
SWIFT INDUSTRIESのパニアバッグは、オプションでショルダーバッグのストラップが付けられるのでこんなとき便利。
しかしここで問題点。自分のANT号、かなり重いです。
正直バラシ組み付けの輪行の手間より、この重たいバイクを駅構内持ち歩くのが一番こたえました。。肩がちぎれるかと思った。
電車は一番後の席を狙って背もたれと壁の間にバイクを置かしてもらいました。
その直後爆睡したのであっという間に名古屋に到着。
おっともう組み立てか、しかし早く乗りたいので灼熱の品川駅よりモチベーションが高いです。
ささっと組んで、さっそく出動!市内をまったり走ります。
普段行かないところを走るのってなんで楽しいんですかね??
観光でも、小旅行でも、ただ実家や地元に帰るだけでも、自転車持っていった事の無い人は是非持ってってください。最高です。
(あとpaloma最強説。貴重品はこれにまとめて入れておいて行く先々でワンタッチで外して持ち歩きが出来ます)
話を戻して「ハード輪行」の実験結果。
あくまで個人的な結論ですが、ツアラー、ツーリング車は旅バイクであるけれど、一概にイコール輪行バイクではないんじゃな、と思いました。
重いし、手間はかかるし、もっともっと輪行が快適なバイクはいかようにも他の姿で組む事は出来る、という事がわかりました。
それと同時に、いわゆるランドバッグが似合う様なフェンダー付きバイクで輪行するというのも、ロマン補正込みでその魅力がわかりました。自然とのんびり走るので普段見ない風景をより堪能出来た気がします。
バラしたり組付けたり、ヒイヒイ言いながら担いだりするの全て込みで楽しめる人は大丈夫。今思い返せば楽しかったです。
(いわゆるなツーリングバイクも、輪行に向くバイク、向かないバイクで分けられるのかも、と幾つものツジツマがあってきて気持ち良いです。)
夏休み自転車旅行どうでしょうか?自分はすぐにでもまた行きたいです。
現地満喫編は次回書きまーす