不定期発信、上馬的バイクチェックワンツー、もったいぶってチャージしていましたが(忙しかっただけ)
なんか急にやりまーす。
自転車好きにとっての最高の肴、最高の暇つぶし、それは「ヒトのバイク」
チェックすべきディテール、見落とさず見つけられるでしょうか。
幡ヶ谷バイクチェックに負けない様にも精鋭を集めましたー
トップバッターはあのchris kingが作る最高のフレームCielo「cross classic」
ヘッドセットやハブ、重要ポインツはフレームと同じ生みの親chris kingをもちろんチョイス
駆動変速系は日本が誇るシマノで合理的、リーズナブルに。自転車と良い付き合いをしているオーナーならではの流石のチョイス。全部をぶりぶりにはしない、ワビサビなアッセンブル。
ついつい良いフレームだと似た組み方が多くなってしまう事もありますが、照れ隠しのようにバーテープ、サドル、アナダイズドのリムカラーで外すオーナーのセンス、超素敵だと思います。
続いてはSURLYの名機「KARATE MONKEY」
こちらもオーナーのセンスの良さが、パーツのチョイスやバイクの配色に色濃く出た好例です
土臭く組みがちなこのフレーム、COOK PAINT WORKSにてさわやかなメタリックブルーに。
THOMSONのシルバーパーツ、fairweatherスキンサイドの29インチタイヤ、同系色のアクセントでchris kingのヘッドセット。
そしてキモはホイールです。ウワサのVELOCITY極太リム「DUALLY」で組んでいます。
そうすればいつものタイヤも二周りほどファットに出来ちゃいます。KARATE MONKEYにKRAMPUSの長所を取り入れたハイブリッド、いうなればセミファットバイク。
NYCはBROOKLYNよりの刺客AFFINITY CYCLES 「metropolitan」
繊細で美しいつや消しブラックのフレームにシルバーのコンポーネント、BROOKSのレザーバーテープがアクセント
クラシック路線に寄せ過ぎちゃわないように、あくまで都会的に、オーナーが一つ一つパーツを吟味しました。
この方も感覚の良い方だったので、僕らは選択肢をご用意しただけ。
クランクはFAIRWEATHER。つや消しブラックでフレームとコーディネート。
ただの「ブラック」でひとくくりにしてしまうか「マットブラック」という別のもう1色を感じれるか。
シングルフリーでギヤ比はやや軽め。
ゆったり街を流せて、坂の多い所にお住まいとの事、ライフスタイルに合わせた大人のトラックバイクになりました。
SURLYのPUGがザクならドムに位置するSALSAの名機「MUKLUK」
クロモリ製のPUGSLEYに対抗してツィマッド社、じゃなかったSALSAが開発したアルミ製FAT BIKEです
あれ、こんな色あったっけ?と思った方はSALSAフリークです。PAINT BY COOK PAINT WORKS。
光の下で表情が変わるメタリックオリーブにカスタムペイントしました。
実はこのバイクはメーカー完成車がベースなのですが、見ての通り結構いいパーツが付いてきます。
カスタムペイントだけして他はそのままでもこれだけスペシャルに組めちゃいます。。
そしておそらくSALSAがSURLYに別注をかけたであろう、純白リムで組まれたこのホイールも他では手に入らないです。
乗り味は攻撃的、FAT BIKE戦線の主力を狙います。
最後オオトリはカスタムペイントがスペシャルな「FAIRWEATHER CX」
マットなメタリックレッド、フォーク爪先とリアエンドにはガンメタカラーでアクセント。特徴的なこの塗り分けはオーナーのアイデア
フロントシングル、リア10速、タイヤはRIVENDELLの jack brown。33cの太さで悪路や悪天も問題無しです。これらの組み合わせが日々生活の中で乗り倒すのに最高の組み合わせになります。
CXフレームですがこのバイクの様なパーツ構成にすれば、ほぼなんでもこなすオールラウンダーに組む事が出来ちゃいます。
クランクブラザースのペダルはあえての「MALLET」、マウンテンバイク用のニュアンスがあるモデルですが、踏み面が一番大きく実は日々デイリーにも使い易いモデルです。
レザーサドルにビンディング、このミックス感が流石だなーと思います。
気になったバイクはありましたでしょうか?
さらに詳しく見たい方は→→「http://bluelug.com/contents/complete_bike/」こちらから是非チェックして下さいな
今回もとっておきのバイク放出しましたが、実はまだまだ良い弾あります。。
もったいぶっています。それは次回に書きまーす