今日の上馬店日記です。
ピルクルの成功は、少量しか飲めないヤクルトのあのスペシャル感、制約を、過剰に摂取できる、という無政府状態にあるのではないか、と以前書きました。
この方程式に当てはめたら第二のピルクルを生み出せるのではないか、と思います。
暫定で目をつけているのはプチダノンです。
ヨーグルトではなくフレッシュチーズ、という概念を打ち出しながらも、子供向けである(すくすくカルシウム至上主義)、成人男性はおよそ一口で食べ終わってしまう少量パッケージ、無政府状態にはほど遠い治安の良さです。
条件はそろっている。それは可能性の獣です。
ネーミングが滑っているのは(仮)だからです。
おそらくオフィシャルからのリリースは厳しいので、誰か作ってください。お願いします。
今日は実験のことを書きます。
SURLYが誇るスチールロードバイク、『PACER』(リンク先でブルーラグ的PACERたくさん見れます)
個人的にもすごい好きなフレームです。
適応ホイールは、通常のロードバイク、ピストバイクと同じ700cなのですが、一回り小さい650Bという規格が履けるのかどうか試してみました。とあるお客様とその話になり、個人的にもやりたかったからです。
一応ネット上では可能らしいのですが、実際にやったことなかったので試します。
要するにブレーキが届いて、少し余裕を持ったタイヤクリアランスが確保したいです。上の写真はテクトロのロングリーチキャリパーを使ってみました。
惜しい、届かない。
650Bという規格はマイナーですが昔からある規格です。700cより一回り小さい。
最近改めてスポットライトが当たっています。
単純に格好いいタイヤがいっぱい出てる、というのもあります。
太めでフワフワした乗り味のものが多いので、700cのソリッドな乗り味をマイルドにしたい、という願望から今回はこの実験を行っています。
続きましてダイアコンペのセンタープルブレーキDC750。
これは成功、届きました。
このブレーキの弱点は、バネの力が強く、ブレーキを握るのに少し力が要る、というところです。
フラットバーならいいのですが、今回はドロップハンドルなので、少ない力で握れるものがいいです。
灯台下暗し
当店でもベストセラーのダイアコンペBRS202。
すんなり届いたし、これは扱いやすさが実証済み。これにしようかな。
今日はややこしいことを書きましたが、ブルーラグにてSURLYなどをカスタムで組む場合、こういったところからオリジナルに組むことができます。
しかしいきなりマニアックなところのお話をするのもアレだな、とも思います。
なので、カスタムバイクのご相談の際、是非担当スタッフに
「なんか変なオススメありますか?」
と是非聞いてみてください。世界に一台だけのバイクを仕込むコツです。
おそらく、どのスタッフも変なオススメの引き出しを持っているので、とっておきの提案をしてくれると思います。
聞いて「あんまだな」と思ったら、ご遠慮なく却下してくださいね。