こんばんわ谷です。

ブルーラグ上馬にて取り扱っているハンドメイドバイクの事を書きます。

体格を採寸、車種や用途、要望、オーナーの思いを詰め込んで、フレームビルダーに自分だけのフレームを作ってもらう、という夢の様なバイク。

ビルダーさんによって、フレームが手元に届くまでの待ち時間はそれぞれです。
10ヶ月、1年、2年待ちのビルダーさんもいます。

でも、待ってでも乗ってみたい、と思う魅力が十二分にあって、僕は待ってでも乗りたかったので、2年くらい前にオーダーしていました。

その念願のフレームが届きました。正直ものすんごい嬉しいです。
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ものすんごい嬉しいけどなんか照れくさくて平静を装っています。

なんか自分の自転車の事を具体的に書くのは得意ではないですが、昔ブルーラグの1お客さんだった頃、ブログでAZEさんがHUNTERのオーダーフレームがようやく手元に届いた時に書いたのエントリーを思い出します。

あのエントリーと、あとそのコメント欄に多大な影響を受けたのを鮮明に覚えています。
はるか彼方にあると思っていた世界がそこにあって、それに首ったけのヒトがいて、うおおなんなんだこれは、と思ったのを覚えています。

なので自分もこれからオーダーしたいなあ、という人の背中をちょびっと押す小さなきっかけになったら嬉しいな、と想像して書きます。
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まだ今の上馬店が出来る前、COOK PAINTとREW10worksの2階、通称旧上馬店でAZEさんに採寸してもらってオーダーしました。(たしかオープン前に早く出勤してもらいました。)

当時僕はSURLYのKARATE MONKEYに乗っていて、それのパワーアップ版、29インチのマウンテンバイクが欲しいな、という気持でした。言ってみれば「せっかくのフレームだからスペシャルなバイクが欲しい」という気持でした。乗った事の無いサスペンションフォークや、高価なグレードのコンポーネント、自分がこれから欲しいものを全部くっ付けちゃおう、と考えていました。

でも分からない事だらけの中オーダーを詰めていく中で、僕の気持は「せっかくのフレームだから使いこなせて使い切れるものが欲しい」に変わっていました。

これは人それぞれで僕の場合です。今フレームが届いてそれは間違っていなかったな、と思います。

宝の持ち腐れになっちゃうし、お小遣い制の僕にとっては、背伸びしないで自分の生活に溶け込ませた方が元が取れる、とも言い換えます。(←せこい)

細かいフレームのディテールも、当初はビルダーさんのホームページなどを色々と調べて全て指定していましたが
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最終的には「まだ先の事だし、ビルダーさんが作る時の一番イケてるヤツ、オマカセ!」という事にしました。
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ビルダーさんも進化し続けるし、今決めちゃったらそれが古いものになっちゃう気がしたのと、自分なんかより毎日フレームとにらめっこしてる人に任せた方がいい事あるかも?と思ったからかもしれないです。

細かな部分はビルダーにオマカセ、用途は自分のライフスタイルの中で沢山使うヤツ、という事にしました。

ちょっち自分は痛いところがあるので、なんかノスタルジーで
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初めて買ったクリスキングを付けてみたりします。あの頃買ったヤツ。

これ壊れない、あれから4台目にインストール。
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注文したらすぐに手に入る訳でもないですし、実際2年は長いです。でも長く感じなかったです。
そして2年前に決めた事なのに全然冷めてない、なんだこの気持は、と思います。

何がいいたいのかわからなくなってきましたね。これが俗にいう暗礁宙域か。

自転車が好きな方、自転車を沢山使うライフスタイルの方、いつかはオーダーフレームに乗って欲しいです。
その言い方もちょっと大げさかも?単に憧れとか。「かっこいい!欲しい!」とかそう言う気持でいいと思います。

自分の体と使い道にピッタンコのバイクは乗るとカミナリ落ちます(本当)
ブルーラグ上馬店にて、色々なビルダーさんが作ったバイクを見る事が出来ます。気になる方お気軽に何でもご相談下さいなー