今日の日記を書きます。

今日は変態タイヤの事を書きます。
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これは最近多方面で好評のaze師匠の新車です。
新車、というか以前乗っていたロングホールトラッカーデラックスを、cook paintにて再塗装、組み直した機体です。

実物見た人や、インスタグラムを通じて、あちこちからアレ格好いいっすね!と言われます。

色々突っ込みどころはあるのですが、その一つとしてホイールタイヤが650B、というのがあります。
(ベロオレンジにグランボア、ではなくシナジーにマラソンの650x42B、というユースフル感が恐れ入ります)

650B、古くからのツーリング車規格、もしくはナウいMTB規格です。
700cより小さく、26インチより大きく、650cと違い太いツーリングタイヤやマウンテンバイクの規格として存在します。

デメリットとしては、タイヤやリムの選択肢が少ないという事ですが、上記マラソン含め実は結構あります。
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これは700cでラッフィータッフィーや、ジャックブラウンで有名なリーベンデール。実はあります。

パナレーサー製なので品質も高くて好きです。
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リビングレジェンドのグランボアもなるべく在庫する様にしています。

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pacentiもあります。

まだまだマニアックな規格なので何処でも手に入る整備性に欠けますが、それでも人を惹き付ける魔性の魅力があります。
好きです、650B。

ただ不便な古い規格、という訳ではなくて今なお脈々と進化している、という点がポイントだと思います。

現在ピットにお預かりしているスペシャルなバイクも650Bです。
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MTBとしてはトレンドの650Bですが、この方のバイクはリジットのマウンテンツアラー。

このツアラーの部分に650が引っかかっているのが凄いです。粋です。

現行のフレームでも組む事ができます。
少しマニアックですが、一度ハマると逃れられないこの規格、ご興味ある変態の方はご相談下さい。