今日の日記を書きます。
先日のFAT BIKEビーチライド、これらのバイクじゃないと出来ない凄く楽しいライドでした。
歩くのもしんどいフカフカの砂地をグングンすすむファットバイク、ヤバいです。
本日は、翌日ケア編を書きます。
泥、砂だけならまだしも、今回は海水、という手強さがあります。
一番のケアは、テンションがあがっても海水ジャブジャブは我慢する、というのが良いです。
いつものフィニッシュラインのこれを使います。自分はブラシの家族と呼んでいます。
でっかいやつ(親父殿)は全体を洗うときに重宝します。ディレイラーや細かいところに特化した物や、パイプの中をゴシゴシするヤツもセットなので、この家族で大概やりくり出来ます。
水洗いの前にざっくり砂を落とします。
そしたら水洗い。一刻も早く海水を洗い流します。
フィニッシュラインの通称スイカジュースをぶっかけて、ブラシ家族で各所をコチョコチョ、泡が消えたらすすぎます。
とりあえず外側はピカピカ!
山遊びや泥んこだけならこれで各部に注油、で良いのですが今回はフレームの中も気にします。
シートポスト、BBを外してパイプの中をケアします。
いつもの三銃士を呼びます。
錆びとりの魔剣スパールジェル、汗や海水に防御耐性Sランク耐塩水グリース、水置換性という禁じられた魔道を操る魔法剣士マリンルブリカント、どれも実力者ぞろいです。
各パイプお掃除、錆びとり後洗浄、マリンルブリカントを各パイプにたっぷり仕込み、次なる水の浸入に備えます。
耐塩水グリースは特にお気に入りです。ヘッド周りに使えばポタポタたれる汗にも効果あります。
SURLYファットバイクに関してなのですが
完成車ベースだと、リアハブがシマノのカップ&コーンのハブである事が多いです。
フロントはSURLYのシールドベアリングのハブの事が多いです。
ファットバイクの無敵さで、無茶な遊び方をしたあとこのリアハブ(とあとBB)を壊してしまう方が多いです。
この機会にグリスアップ。
間一髪、カサカサです。
個人的にはスプロケやチェーンが汚れない、軽いオイルをおすすめする事が多かったのですが今回のライドを経て、ファットバイクは多少ギトギトしても良いので、色んな環境コンディションに耐える物の方が良いのかなあ、と思いました。
なので今回はペドロスのシンルブを試してみます。どうでしょう。
今回使ったケミカルは全てお店に扱いがあります。(あざとい)
気になったら聞いて下さいね。ご自身でやるのはちょっと、という方はお店にピットインして下さいな。
楽しかった分ケアはそれなりでした。ってことは最強のファットバイクの遊び場所は水分という敵のいない砂漠?砂丘?な気がしてきました。
帰り際夏男料理長が
「来年は・・・ツキイチで3、4回は来ないとな・・」と言っていました。
いつかお客様のファットバイクオーナーとBLUE LUGスタッフも全員来てもらって、ファットバイク大集結ライド、「大海嘯」やりたいです。
20、30台のファットバイクの大波が、土鬼の飛行凧につられてトルメキアの領土を蹂躙、進軍するライドです。
それを目標に頑張ります。
追記
今思いついたのですが、ファットバイクで海に遊びに行く方、2リットルペットボトルに水道水を入れた物と、ブラシの家族セットを車にあらかじめ何本か積んでおいたらどうでしょう。
ビーチは無料の水道が無いです。遊んだ直後にすぐ洗い流せたら翌日相当楽になると思います。