今日の上馬日記です。
日記を書くのに集中したいのですが後ろが騒がしい。ふと振り返ると
なにこれ
なぜこの状況に至ったのかはわかりませんが、ほとばしる儀式感。
身体を測定してオーダーするハンドメイドバイク。採寸は胸高まる楽しい工程ですが、スタッフ同士の採寸は大概テンション上がり過ぎて大騒ぎになります。
さて、おかげさまで今日もバタバタしました。おかげさまで忙しいです。皆様ご来店ありがとうございます!
今年は台風がいっぱい来たので夏に自転車乗れなかった人が沢山居るのかなあと想像します。
新車のオーダーも多いですが、お持ち込みのバイクのリフレッシュも多いです。
今日はご自身のバイク、こんなところ気にしてみて、というのを書きます。
お持ち込み頂いたロードバイク。
他店で買ったバイクも大歓迎です。僕らが出来る事は何でもします。たまに出来ない事もあります。
日々酷使している愛車、じつはSOSをすでに発信している事があります。なので3個だけ気にしてみてください。
例えばチェックポイント①。
タイヤにヒビが入っていたりしませんかー
タイヤはゴムです。劣化します。ここまで来たら大概元は取れているので思いきって交換しましょう。
例えば用途が通勤や通学で、毎日モリモリアスファルトを走るならこれがハイパーおすすめです。
*PANARACER* pasela blacks plus。タフで快適、そしてコストパフォーマンスも良いです。今個人的に猛烈におすすめです。
為替がナンタラかんたらで海外のタイヤの値段が上がるなか、我らが日本代表パナレーサー。同じ価格で一回り上の品質が手に入ります。
そしてあえて無表情にしたラベルもお気に入りポインツです。長持ちするし毎日使う物だから飽きないアノニマス。そして単純に新品のタイヤの「ギュッギュ」と地面に食い付く感じはかつて自転車を買ったばかりの初々しい気持を思い出させてくれます。
チェックポイント②はお馴染みブレーキシュー。
今回はペッタンコ加減を真横から撮ってみました。
ペッタンこのまま使っていると、ホイールがジャリジャリ削れて行って、ブレーキシューの何十倍の痛手を食う事になります。ブレーキの効きも良くなりますし、ブレーキの引き代(握ってから効くまでの距離)も合わせて調整するので手が疲れません。これも毎日乗るバイクならなおさら。
自身のバイク、久々にブレーキシュー注目してみてください。もしかしたら、大事にしていると見せかけてあなたのバイクも変え時がバーーン来てるかも。
そんでもってチェックポイント③
ブレーキ&シフトワイヤー(ケーブル)。
今回のケースは分かりやすく真っ赤っかですが、ここまで錆びていたら絶対交換。
こんなに赤くサビていなくても、インナーケーブルとアウターケーブル(外側のブレーキホース)の滑りが悪くなっていませんか?
良い状態であれなるば「スルスル」です。グリスや潤滑が抜けてくると、中身と外身の滑りがスローに「ヌメッ」とします。ブレーキレバーの戻りが「ヌメッ」と遅い感じがありませんか?
それはブレーキレバーの”重さ”に繋がり、手が疲れたり、しっかりブレーキを効かせるのにチカラが必要だったり、良い事無しです。変えましょう。
アウターインナー共に良い状態であれば、ブレーキは「シャキッ」と効きます。どんなバイクも新品の最初はそうだったはず。毎日乗ってると気付きにくいですよね。
本当はサドルもベロリンチョなので変えて差し上げたいですが、ご予算に合わせて次回にします。場合によっては上記3項目はこんなサドルより大事です。
あんまり神経質に無理強いはしませんが、健気に走る毎日の脚として、愛車をたまには労ってやってくださいね。電車賃、定期代より安いはずです。
悪いところが無いか点検だけだったら無料で致しますのでご遠慮なく自転車持ってきてくださーい
ふう・・なんか結構真面目に日記書いたぜ・・と振り返ると
まだやってる(むしろ盛り上がってきてる)