こんにちは
上馬店より一周です。
昨日はバレンタインデーでしたね。
みなさまチョコはもらいましたでしょうか?
チョコをもらったらばお供になるのはもっぱらコーヒー、甘味とのマッチングはもちろん日常的にコーヒーを常飲しているカフェイン中毒者な自分です。
カフェイン耐性弱いにも関わらず毎日5杯は固いのでなにかとトイレが近い民、接客中についついトイレに行きがちですが寛大な心でお見送り頂けたら幸いでございます。。。
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Mod zero (44)
最小サイズ44のモデルゼロ。こちらのオーナー氏もマイモデルゼロを試乗して頂き軽やかさに食らってチョイスして頂いた流れ。
モデルゼロのブログを書く度にこのくだりを毎回書いている気がしますが、試乗した時に良い感触を掴んでもらうケースが非常に多い。
(パートナーの方が同ブランドのmonstercrossに乗っているというのも後押しになった様子)
かなり小柄な方までカバーする同モデル、今オーナーは身長160cm弱の女性でした。
それまでパートナーさんとの兼用バイクとしてのご用命はあった記憶ですが、女子オーナーのmod zeroは初かと(祝)。
同郷ペタルマ、white indのコンポーネントをメインに妥協ない構成にて。
僕らの憧れているシーンに長年居るリビングレジェンドであるマイクさんが手がけているということや、
在りし日のアイコンをオマージュしたフォークであったりと筋骨隆々なブランドバックボーンはなにかと男の子ウケが良い要素の詰まったバイクブランドではあるんですが、
特に女子のファーストバイクとあらばそんなバックボーンを気にせず好きなように組んで頂きたいなと個人的には感じます。
女子がそういうところをめっちゃ気にして組んだ1台乗ってたらなんか嫌じゃないですか!!もっと自由に楽しんでほしくないですか?
ただその「好きなように」の中でもある程度の向き不向き、アリナシはどうしてもあるので最低限のポイントさえ抑えて頂ければ自然と素敵になるバイクです。
今回mod zeroにしては少し珍しいアップライズなNITTOのB802を使用したのは、シートポスト留めのワンちゃん乗せシートを利用されるからという理由でした。
はじめはドロップバーご希望でしたが、いざワンちゃんを載せた時の乗車姿勢考慮した結果このハンドルに。
所謂”らしさ”こそ少し薄くはありますが、そんな機能を果たして且つしっかりフィットしていて調子が良い、という優先順位が高いバイクはどんなバイクであれ素敵です。
(目線お願いしまーす)
機能だけでもなく、見た目だけでもなく、それぞれの次元が高いバイクをこうして生み出すことが出来るとメカニックやってて良かったな〜ってジュワーっと心に染み入りますね。
こうして実際に乗って遊びに来てくださって調子良いです!なんてひとこと頂けるとよろこびもひとしおです。
ロジカルに1台組み立てる脳と、はじめて自転車に触れる時のように感覚的に楽しむ脳の両面使いで高い総合点叩き出せるメカニックになりたいなぁと思う常々です。
素敵なご依頼ありがとうございました!またメンテナンスで足を運んでくださいね。
La cabra (16)
そしてこちらは上馬店の店頭展示車として新たに組んだラカブラ。
“ドロップバー”マウンテンバイクとして世に産み落とされたLa cabraですが、27.5インチのホイールでボリュームタイヤを履かせてフラットバーを組み込み、マウンテンバイク然とした出立ちの1台を組みました。
フラットバーとあればもちろん使うハンドルはBAR NONE designed by BlackMountainCycles。
幅も780mmと広めにとられているのでボリュームタイヤのLa Cabraでももちろん調子良しですし、
MTBを語る上でのルーツのようなバイクについていたハンドルがソースってんだからそりゃ選ばない理由はないわけですよ。
La cabraを27.5ホイールサイズで組む場合の最大タイヤ幅は2.8 インチ。
ならばとバチバチ2.8インチのWTB rangerを履かせています。ダートを密度高く楽しむとあればタイヤは太ければ太い方がいいよねと。
太いタイヤの走りの”重さ”はどうしてもついてまわるのですが、その太さが故の安心感は山において強力です。
今までこんな太いタイヤをマイバイクで使う可能性なんて無いだろうな〜と思っていた自分でしたが、2.8インチくらいあったらもっと山遊びは楽しいくさいな、、、なマインドに変わってきている最近。
先日レンタカーで遊びに行った社内MTBライドでも太さの恩恵がそれはそれは骨身に染みました。。。
27.5インチの2.5インチのタイヤでくっついて行きましたが周りはみんな2.8インチ。
自分がおっかなびっくりしながら進んでいるところを難なくクリアしていくのを横目にグヌヌとなりましたとさ。
地味にここまで太いタイヤを履かせたラカブラは初見だったので、ボリューム感にホクホクしています。なんならもうすこし太いタイヤも履かせられそうな感じ。
そもそものボリュームがあるタイヤとなればオフロード色濃く感じるゴリゴリのブロックは控えめが吉。
家のすぐ裏に山があるとかでなければこのタイヤが舗装路上でも転がり悪くなく、舗装路→山→舗装路の行き来のバランスが調子良いのではないかと思います。
余談ですが29インチホイールでLa cabraを組む時にもRangerはチョイスされがち、
29erのタイヤ幅は2.25インチというそれぞれLa cabraにピッタリなサイズ設定で用意されています。
モダンマウンテンバイクの標準装備の1つともいえるドロッパーシートポストももちろんのこと。
山遊びをしている時の路面の荒れた下り坂での安心感はコレがあるかないかで数段違います。
山遊びに慣れていない方ほど恩恵を感じれる装備筆頭かなと思います。
作動させる手元のトリガーはPaul製、アルミ削り出しでベアリング入りの高精度な作りはスムーズな動作感がすんごいです。
しっかしポリッシュまた作ってくれるようにならないかなぁ、、、(廃盤にだけはならないで欲しい)
是非とも店前でこの低圧なボリュームタイヤをブリつかせながら乗り回して頂きたいなと。
というか隙あらば山に持っていって乗り回したいと画策中。
ズバッとサイズと構成がズブハマりして頂けたらそのままお買い上げも可なので、乗ってカミナリ落ちた方は是非にです。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう