こんにちは
上馬店より一周です。
先日行われたBespoked Osakaの熱意冷め止まぬ中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
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我らがBluelugブースも大盛況だったそうですが、
個人的な衝撃だったのはBTCHNでしょうか。Silcaとのコラボレートショーバイクであるこの1台。
毎度思うけど細部までの作り込みがエグいんだよなぁ!特にこの特徴的なハンドルがわかりやすいところで。
一見イロモノハンドルに見えますが32erというビッグホイールサイズ且つ、長いサスペンションフォークの長さの都合上、
最低のハンドル位置ですら非常に高い位置になってしまうので適切なハンドルポジションを作るべくかなり下にベンドして作られ、
SHIMANO GRXのサブレバーの活用方としてはイレギュラーな組み合わせながらも、
機能とルックス、そしてBTCHNの世界観を体現する一本は異形、、、笑
このバイク持つと鬼軽くてビビるんですよねコレが。マっっジびっくりするほど軽いからこのバイク。
語り出したら終わらないので余談はここまでにするとしましょうか。
今回のバイクチェックはBluelug取扱 “外” バイクに限っての一本。
非常に多岐に渡るお仕事のご依頼の中でも殊更濃い〜いメモリアルなバイクたちをたまにはご紹介させてください。
AETHOS
こちらは先日のBespoked Osakaで猛威を振るったとかな、
cook paint works今野さんによるカスタムペイントを皮切りに組み立て担当させて頂いた1台。
スポーツシーン最前線S-worksのAETHOS。最前線とあらばもちろんフレームの素材はカーボンです。
普段触れるクロモリのバイクとは一味異なるカミソリのような切れ味の1台、と言えば良いでしょうか。
こちらのペイントは過去MASH STEELでも採用されていたネオングリーンとライトブルーのフェードカラーと元ネタが同一。
Kleinの往年の名車をオマージュしたペイントになっています。
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当時まさにこのカラーリングのKleinをオーナーさまはお持ちで手放した過去があるそう。
この現代にその時の思いを添加した1台をcook paint worksにて企てて頂いたというワケです。
そういう過去名車系のオマージュってアツくて身震いしちゃう。
ギア系統の電線、ブレーキ系統の油圧ホース、ワイヤー関係は全てフレーム内部に内装される所謂”エアロロード”、
世のスポーツバイク前線的にはこれがスタンダードになってきていますが、いまだにこのハンドル周りのすっきり感は違和感を感じざるを得ないですね。。。
人間というかまさに自分が組み立てるんですが、人の息遣いを感じない未来感ある佇まいと言いますか(褒めてる)。
ホイールに駆動系統にとちょっとチート感すらある抜かり無いパーツ構成、
試乗したらば空でも飛んでっちゃうんじゃないか?
と思ったくらいに普段乗っているバイクとのギャップを感じますね。
ともかくこのペイントも込みのフューチャー感よ。
クロモリloverとしてカーボンバイクに乗っている自分は一ミリも想像出来ませんが、
長距離ライドのブルベに執心中な身として少し試してみたい気持ちも正直やや。
試乗して俄然興味が湧いたのは抗えないメカニックのサガとも言えます。
Romulus canti
こちらは過去に作られていたモデルであるRivendellのRomulus。
通常であればキャリパーブレーキで作られるのですが、こちらはカンチブレーキ仕様。
カンチは一瞬しか作られなかった少し珍しいモデルなんだとか。
はじめはちぐはぐな部分を整えるライトなカスタムに留まる予定だったのですが、
ポジション関係整えるべくハンドル周りに手を入れていく過程でホイール周りにトラブルがあるのが発覚。
車輪周りにもガッツリと手を入れることになりました。
はじめからついていたwhite indの少し珍しい28Hのリアハブを生かしつつ、前後異なるモデルが付いていたリムを新調。
前後ホイールのルックスを整えると共に機能的にも目的にしっかりとフィットしたパーツチョイスをし直して装い新たに。
ハンドルはRivendell別注ヌードルバーのクランプ25.4mm verであるNITTO B177。
Rivendellのドロップバー組では欠かせないマスターピースでしょう。
ステムはスレッドステム界のクラシックであるNITTO NPステムを盛り込んで少し遠かったポジションを調整。
バーテープはこんなネオいRivendell組やモダンバイクからクラシックバイクまで手広く馴染む、camp and go slowのスネークパターンにして頂きました。
Campyをメインに据えたビルドであったり、
ちょっとイレギュラーなパーツの組み合わせはオーナーのバイクギークな一面が見えるところ。
でもこんなガチャガチャとしたアセンブルが自分が想像する勝手ながらのアメリカ!なバイブス。で好みでもあります。
こうしてみると現行のモデルとのチェーンステーの長さのギャップが目立ちますね。
時代と共にアップデートされていくグラントさんの哲学の変遷を過去のバイクを見ながら考察するのもまた面白いですね。
しっかしこんなラグドのドロップバーのスタイルって絶対的に格好良いよなぁ。久しぶりにANT復活させようかしら。
HUNTER/track (54)
こちらは西のレジェンドHUNTER cycles製のトラックバイク。
過去数台担当させて頂いたハンドメイドバイクに堪能なオーナーのご依頼を形にしました。
いつかは、、、!なフレームビルダー筆頭なひとりでもあるRick Hunter氏。
自分もそんなひとりなんですが、本当に一期一会なタイミングを手にしたオーナーがうらやましいわけでして。
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ここ数年はフレームビルダーとしての動きは目立つ形では行われていない様子でしたが、
MASHやmacaframaにも登場していたトラックバイクシーンのOGのひとりである、
James Newmanが主宰するバイクブランドJammer bikesは仲の良いHUNTER製ということが判明し、
スタッフ内でひと沸きありましたし、日本各地のヘッズの方達もきっと沸いたことでしょう。
そんなHUNTER製のバイクといえばこのフープ型のステーとフォークが非常に特徴的なところ。
昨今のボリュームタイヤフィクシーの波、、、の中にはおらず、ザ、トラックバイクな28Cタイヤクリアランス。
タイヤはトラックバイクといえばなひとつ、ContinentalのGatorskin。グリッピンなトラックタイヤといえばこれでしょう。
ハンドルはもちろんHUNTERデザインシリーズであるsmooth moveから、Low rise barをば。
バックスウィープ、ライズのバランスは秀逸、誕生から愛され続ける銘品のひとつ。
個人的パーツストックに常に一本は忍ばせています。
ルーツであるダートバイクはもちろん車種問わず、アグレッシブなバイクへの相性はもはや説明不要でしょう。


毎回持ってきていただくお題(フレーム)がつい体温爆上がりするモノばかりで組み手冥利に尽きるのですが、
毎度ハードルを越えようと思いつつもいよいよハードル上がり過ぎて、、、笑
でもそんなオーナー達がお持ちいただくとっておきのフレームだからこそ、オラやってやろうじゃないの!と気合いを込めて仕事に臨んでいる自分が居ますね。
みなさんいつもありがとうございます。
今回この辺で
それではー
いっしゅう
























