こんにちは
上馬店より一周です。
怒涛のGWが終わりましたね。
みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。

彼が来日してくれたのが個人的なハイライトだったでしょうか(嬉しそうだなコイツ)。
アメリカ現地で会うと変にスカしてしまって逆に出来ないのですが、今回はミーハー心全開でサインを頂いてしまった。。。
家に飾っておこう。
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今回は個人的にも乗っているSURLYのmidnight specialに絞ったバイクチェック、
ミッドナイトスペシャルスペシャル回と称します。佐藤鈴木的な。
「一周さんのブログは長すぎて、1日で見切れないです。」と言われるくらいブログが長いのは自覚しているんですが、
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
SURLYのラインナップの中でも”ロードバイク”ジャンルにあたるmidnight special。
昨今はロードバイクのタイヤが太くなり、一昔前のおそらく多くの方想像するロードバイクとは一線を画するほど細いタイヤのイメージは薄くなっています。
広義でロードバイクと言えるものが増えて、バイクジャンルそのものがロードバイクに限らずかなり曖昧になってきている気がします。
midnight special (50)
こちらは上馬店頭のmidnight special展示車。
原色系な爽やかなブルーにペイントにするとともにツアラーバイブスなRando風味に味付けを。
ラックレスで身軽に駆けるモダンランドナーニュアンスで形にしてみました。
印象付けるところとして、Randoスタイルとあらばやはりフルフェンダーは反射的に取り付けたくなります。
このwavyパターンのフェンダーはvelo orangeのプロダクトの中で2番目に好きです(個人的最フェイバリットはアレ)。
昨今のスタンダードなタイヤサイズのひとつである650x47Bたちのクリアランスにビタっと、タイヤとフェンダーとのクリアランスのツンツン感を見て頂きたい。
時代に即したものを考えつつもお求めやすいプライスでものづくりをしてくれるのはVOならではで、これは良いものだ。と思います。



ハンドルもVelo Orangeのnouveau randonneur bar。名前の通りこんなビルドにしっくりきますね。
末広りの角度もほどよく、ツーリングはもちろんグラベルライドにも相性よしなドロップバー。
クラシックなニュアンスにするとなると、ブラウン系のパーツを使いたくなるのはマイ手癖でして。
レザーサドルも良いのですが、モダンさを添加したくWTBのsilveradoに。
バーテープはヘビから着想を経たcamp and go slowのrattler bartapeのブラウン(西の方)。
このテープからcamp and go slowを知った方は多いはずなアイコニックなバーテープです。
バイクはついシンプルにしがちな自分なんですが、このバーテープが加わるだけでスパイス的に効いてくる、
けれど主張しすぎない絶妙なデザインの塩梅が好みなバーテープのひとつです。
ぱっと見で、
ん?
と思った方がいらっしゃるかとは思うのですが、
様子のおかしいところが2つあります。
わかるかな。。。
ここと、
ここ。
そう、本来であればセンタースタンドは取り付けられず、
フォークにはケージ類を取り付けることができないmidnight specialなのですが付いているのです。
これは上馬店シャミさんの仕業で裏メニュー的にご用意可能なオプションなので、
カスタムご希望の方は上馬店までご相談頂けたらなと。

(↑シャミさん)
センタースタンド台座は車種問わずたびたびご要望頂くのですが、シャミさんの異能力によってこの度大手を振って取り付けが可能になりました。
最近のSURLYのラインナップの中でも無理なく取り付け可能なのがDISC TRUCKERくらいのなのもあり、
喜んで頂ける方は少なくないかと思います。
スタンドが無い方がシンプルな出立ちなのは痛いほど理解しているのですが、
オーナーの生活圏によっては無いと成立しない方が少なくないのは紛れもない事実。
そんなスペシャルが盛り込まれたmidnight special、上馬店に鎮座していますので試乗も是非に。
こんな感じで組みたいなんてご依頼も大歓迎です(むしろ燃えます)。
midnight special (54)
たびたびカスタムご依頼いただくオーナーのmidnight special。
遠出の際は身軽にスピード感持って乗るこの1台と、荷物をたくさん乗せてキャンプツーリングにも対応する1台をシチュエーション別で楽しまれています。
荷物をたくさん乗せるのか、軽量なのか、走る路面は舗装路なのか、未舗装路なのかで向いているバイクの向き不向きは変わります。
SURLYのラインナップの中で荷物をたくさん乗せる且つ舗装路であればSURLYのDISC TRUCKER。
荷物の軽量さが意識できて多少の未舗装の道にも、とあらばmidnight specialの出番。
ホイール周りはこのカスタムを機にカーボンリム化、ASTRALのwanderlust carbonを導入。
以前のリムよりも単純な軽量さにつながるところもあるのですが、それよりも店前の一旦の試乗で感じて頂いたのが”乗り心地の良さ”。
カーボンリム=軽く早く、力強く進む感じを優先してイメージしてしまいますが、乗り心地への効果が小さく無いです。
物理的な”厚み”があるモデルはペダルをグンと踏んだ時の進む力への効率の高さが挙げられるのですが、薄めのモデルはそのしなりから乗り心地への恩恵が大きく。
当たり前っちゃ当たり前ですがカーボンリムも特性のグラデーションがあります。
細かなところでスポークも負担がかかる両端のみが太めで他は細いダブルバテッドスポークを使うことによって、ツーリングの際の”脚への優しさ”に一役買う工夫をしています。
ともかくカーボンリムは必ずしもレースにのみ向いているモノ、というわけではないのを覚えてから今日は帰ってくださいね。
オーナーの乗り方や体格によってそのチョイスは異なってきますが、そんな十人十色なある種の曖昧さを形にするのが僕らメカニックの腕の見せ所。
各メカニック引き出し総動員して合うものご用意させて頂きますのでチョイスに迷ったらば「オススメは?」と聞いてみてください。
ダイナモライトはsinewaveのcycle beaconを使用、都市郊外でのライドにおいてこの明るさは心強すぎます。
街灯なしのエリアで乗るならこの明るさ、配光の”絞り”の無い照らす領域は無二。
なによりもバッテリー式と異なって電池の寿命が無く、強力な光量も相まって常に白昼夜。
1回使うと手放せなくなるパワーがあります。
そして自分のブログではたびたび登場するこのコネクター。
ダイナモライトとSONのダイナモハブのコンセント部分の脱着をとても楽にしてくれるちょっとしたパーツですが、このパーツの威力たるや。
SONのダイナモハブ専用のパーツではありますが、輪行していろんなところに行く方には標準搭載して欲しいくらい。
フォークへ電線を内装できるモノの場合取り付けはややホネですが、取り付ける価値大いにあるので胸張ってオススメします。
ハンドルはENVEのgravel ドロップバー。
悪路向けの快適なハンドルポジションは舗装路でのツーリングにおける快適さでも通ずるところがあってロングライドの味方として。
グラベル向けのドロップバーだと路面の凹凸をいなすような作りになっているので、前述のホイール効果も相まってちょっとしたサスペンションです。
GWのツーリングできっとその効果を体感して頂けたんでないかなと思います。
フレームと同色にカスタムペイントしているのでぱっと見、あれ?と思いますがフレームと同色にマッチペイントされたENVE adventure forkにしています。
車輪の前後位置をスライド出来る画期的システムは数ミリの違いながらハンドル周りの安定感が大きく異なります。
こちらのオーナーはツーリングでの安定感を求めてのホイール前出しのフロントセッティング。
逆に後ろへのセッティングでは純正フォークに近いキレのあるフィーリングになるので、シーンに合わせた色濃い使い分けが可能なんですな。
こちらのオーナーはいつも、ご自身の用途と気分に合わせてのカスタムの正解が見えているサイクリストなので、
つい正解にいかずに余計なことしがちな自分は見習わないとな。。。と。
midnight special (50)
そんな職業柄もあっていつもつい余計なことしがち、寄り道しながら自分の最適解を探っているマイミッドナイト。
このバイクの根幹にある”ロードバイク”のDNAの押し出した組み方に。
フォークは先ほどのオーナー同様にENVE adventure fork、それに伴ってホイールも大きい700C径ビルド。
以前の650Bのボリュームタイヤを履かせたグラベル特化型ビルドもよかったんですが、
SURLYが”エンデュランスロードバイクでもある”、というのを鵜呑みにして楽しんでみようじゃないの。と思いまして。
前述のオーナーは長距離ライドにおける安定感を重視すべく、ホイール位置は前出しフロントセッティング、
前回のブログでミッドナイトはハンドリングが不安定じゃなんだかんだと言っていた自分ですが、今回は27.5インチホイールよりも細めのタイヤにセッティングしているので、
ロードバイク遺伝子感じるホイールは後ろのセッティングでハンドリングのクイックさを狙っています。
前身であるリムブレーキロードバイクのPacerを所有していた自分にとって、
後継機としてのmidnight specialのロードバイクらしいキレの良さは体感してみたくなるってもんです。
多分、兄弟の子供に会うような感覚に近しい。
おぉ、目と鼻が父ちゃんにそっくりやないか、、、と。(まぁ甥も姪も居ないので完全に想像なんですが)


ホイールは一癖ありまして、ミッドナイトのみに留まらずSURLYのいち特徴として、「昔の規格のパーツが使い易いフレーム」というのがあります。
リムはVELOCITYのAileron、最近登場した似寄りのシェイプであるAEROとディスクブレーキバイクのグラデーションの中での棲み分けがなされていて、
こちらは軽くて早い系なニュアンス。あくまでロードバイクベースな1台ですからスピード感を求めたチョイスに。
リアホイールは旧来のクイックリリイースタイプのwhite indのハブを使用しています。
これは別売りのSURLYの段付きワッシャーを使うと実現可能、

(コレ↑)

こんな感じでリアハブとフレームの間に仕込ませます。
その昔のクイックリリースの良いハブをお持ちの方にはうってつけなんですな。
スルーアクスル対応のフレームなのに、性能的には下位互換とされるクイックリリースにしちゃうの?なんて一瞬頭をよぎったりもしますが、
よくよく考えるとスルーアクスルだから助かった!なんてこともないなと。(こないだのyoutubeでもそんなこと言ってた)
それよりも手元で行き場を失っているパーツ達に役目を与えられる方が僕らカジュアルライダーにとってはよっぽど有用、
こんなエンド作っちゃうSURLYはマジで天才だし、ユーザーフレンドリーでSURLYが大好きな理由の小さくないひとつですね。
タイヤはMod zeroでも使っていたULTRA DYNAMICO cava raceの39C。
一応ロードバイクといいつつもそれよりもボリュームのあるサイズを使うことによって、ある程度荒れた道でも楽しめるようなチョイスにしています。
出先で荒れた楽しそうな道を見つけた時に臆せず飛び込んで行きたいですから。
(このタイヤを褒めちぎりたいところですがダンカンさんのレビューが思っていること全てを代弁しているのでそちらを)
いや、それロードバイクじゃないんじゃ、って意見もありますが自分にとってはこれもまたロードバイクのひとつのありかた。
イマジナリーロードバイクは人それぞれ。自分にとっての定義をかたちづくるのは自分でしかありません。
2年前に行った北海道ツーリングでゲットしたRITCHEY WCSの白ステムから端を発したRITCHEY白系コックピットが地味にお気に入りです。
レアだからいいだろ!えへん!と言いたいわけではなくて、その瞬間瞬間で手に入った”ふつう”のものは使って時間が経過すると自然と格好良くなるよなぁ、ということが言いたいんですね。
今僕らがレギュラー品として認識しているPhilwoodやPaul、white indのカラーアルマイトパーツも一緒だと思います。
もちモノそのものにも価値がありますが、それを使った後の形容し難い”思い”にこそ本物の価値があると思います。
そんなホワイトコックピットに合わせたYANCOのバーバッグは長らく使っている白のX-PAC。
使いすぎてやや汚さすらあるのですが、白の生地モノの良いところってその汚れに格好良さが宿るところ。
万人に受け入れられる価値観ではないと思うのですが、自分は好きですよ白モノ。
ペダルは普通のフラットペダル面と専用シューズとがっちゃんこできるビンディング面とのハイブリッドである、
SHIMANOのPD-M324。ぶっちゃけ調子が良いわけではない!!!
でもこんなシルバーのギア周りには馴染みが良いクラシックな形状のペダル且つ、ハイブリッド仕様のシルバーのペダルって無二なんです。
特に今時期は私服でカジュアルにサンダルで乗りたいことも出てくるのでこの半端さが自分にとってはちょうど良いんですな。
ガチガチな服装で乗ることなんて年に10回もないのでこんなもんでいいです。
この表情の凹凸が面白い塗装、店頭では新たな選択肢としてみなさまに手に取って頂けるようになっています。
新たにSURLYを手に入れようと企てている方はお見知り置きをば。
キズとか目立ち辛いな〜なんて思いつつも、そもそも俺キズとか汚れ1ミリも気にしないんだった。。。
そんな機能的な側面はともかく雰囲気あってオススメですよ。だいぶ気に入ってます。

ちなみにグリーンとレッドもありますので、
挑戦者いつでもお待ちしていますよ。。。
舗装路とちょっとした未舗装路まではこのミッドナイトで楽しんで、
より荒れたグラベルの密度を高く楽しむとならば、BlackMountainCyclesのMod zeroやmonstercrossで。
と言った感じの棲み分けにしています。
同ジャンルのバイクを複数台所有するとなったらそんなグラデーションのつけかたは重要ですね。
似ているとどうしても良くも悪くも上位下位が出てしまって乗らないバイクが出てきてしまいますから。。。
次回はそんなグラベル寄りの選択肢であるMod zeroとmonstercrossの新ロット着弾に伴う、おさらいをしたいと思います。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう






























