みなさんこんにちは。
上馬店よりサンタがお送りいたします。
「Dodo」
幡ヶ谷店のデジさんが、ランドナーバイクをベースに考案したEVERYDAY BIKE。
僕にとってメカニックの大先輩であり、プライベートでも仲良くしていただいている大好きな先輩です。
Bluelugメカニックの先輩達はバイクオタクのエリート集団で、とてつもない時間を自転車に費やし、自転車と向き合ってきた人ばかり。その中の1人であるデジさんがバイクを考案したと。そりゃもうシンプルに乗ってみたくなったわけですな。
今年は増車をいい感じに抑えてきましたが、Dodoを皮切りに後半に畳み掛けてきそうです。
組んだので紹介させてください。
Dodo (L)
デジさんが好きなランドナーバイクをベースに、街乗りを第一に作られたDodo。
フラットハンドルで組んでもドロップハンドルで組んでも美しくなるように設計されています。
今回は、僕自身ちょうどラックがついた街乗りバイクがRivendellを組み替えたりでスタメンバイクになかったので、今回はエブリデイバイクとしてDodoを組みました。
Everydayバイクにはラックは必需品。
スポーティなバイクにラックつけて荷物を乗せるとハンドル操作が不安定になることがありますが、Dodoはフロントや、パニア用ラックをつけることも視野に入れて設計されているので、このカゴに荷物が詰まったメッセンジャーバッグを乗せて通勤していますが、デジさんの言うとおり、ビターっと安定感があり振られにくい。
そのためトップチューブが比較的長めに作られているので、バックスイープハンドルがおすすめですが、ドロップハンドルで組みたい場合は短いステムをつければ問題なし。
私は余らせていたBillie barを 採用。
Billie barは戻ってくる量がかなり大きいので、120mm ステムでちょうどいいくらいでした。
シフターはブレーキレバーの近くにある方が素早く操作できて便利なのですが、僕はバーコンが好きなので何かと使ってしまいます。
ラフにハンドルを握った時に、小指の関節にバーコンを引っ掛けて乗るのが好きです。
フォーククラウンにはデジさんこだわりの*PACENTI* paris-brest fork crown
楽な姿勢で乗りたかったので、コラムはノーカットでちょうどよかったです。
エブリデイバイクなのでフェンダーもつけておこうかと思いましたが、雨季も去ったし、ラックもつけるしで今回は無しで。
クランク、ホイール、ブレーキ、この辺のパーツは僕の一張羅。
ライトニングボルトを一旦おやすみしてdodoに移植しました。
dodoは街乗りバイクに必要なダボネジの大体は用意してくれています。
「スタンドをつけたい。」「カゴをつけたい。」「泥除けをつけたい。」
店頭でご依頼いただくカスタム依頼Top3。
スタンドをつけたらフェンダーはつかない、逆も同じく。
何かをつけたら何かを我慢しなければいけないことがほとんどで、このTop3を全て可能にしてくれていたのはこれまでRivendellかSurly Dis truckerくらい?でしたが、このdodoも大体叶えてくれます。
梅雨終わったし、「フェンダーはいいや」と思っていましたが、デジさんのビルドを見るとやっぱりフェンダースタイルもかっこいい。やっぱりつけようかなぁ。。
リアのアウター受けもかっこいいポイント。
シートクランプにアウター受けを通すタイプのフレーム が多いのですが、dodoには専用の台座があります。
たしかデジさんが持っていたIbisもこんな感じだったよなと思っていたのですが、デジさんブログを読むとインスピレーションもとはやっぱりIbisだったみたい。
魔除けの角刈りウエンツさんシール
百均の目玉シールを貼ると可愛くて愛着湧きます。
僕のニュー エブリデイバイク「Dodo」
おべっか抜きでとてもいいです。「いい」の中でも「なんかいい。」です。
速く走るとか、重たい荷物を運んでダートを走るのに特化してるとか、そんな特別な何かがあるバイクじゃなく、「日常をちょっと豊かにする」をコンセプトに作られたバイク。
ラックをつけてもハンドルが不安定にならないとか、フェンダー、フロントラックのダボとか、スタンド台座とか、僕らが街乗りに必要と思うものは最低限用意されていて、 不便がないし不満がない。
乗る人のことを先回りして考えに考えたフレームだからこそ、乗ってる時に余計なことを何も感じさせない。
「なんかいいなこれ」て思うようにあえて作られているようなそんなバイクだと思います。
それでちゃんとドロップバーでランドナースタイルもできるってよくないですか?
なんかいいんだよなぁ。
そのままの勢いで展示車もご紹介させていただこうと思いましたが、ありがたいことにブログ紹介前に店頭で売れてしまったのでビルドサンプルとしてバイクチェックさせてください。
追加の展示車もなるべく早く組みますので出来上がったら改めて紹介させてください。
Dodo S
大きく戻ってくるハンドルは自分ので試したし、デジさんがドロップハンドルバージョンも組んでいたので、こちらはアルバスタッシュバーでツーリングバイクテイストで組みました。
イメージソースはdisc trucker x albastuche/mustache barのツーリングスタイル。
このスタイルが好きでDodoに当てこんでみました。
ユニークな形状でどの角度でみても面構えが最強にかっこいいハンドル。
好き嫌い分かれるとおもいますが、ドロップハンドル同様にブラケットポジションで前傾姿勢も作れるし、ハンドルの手前を握れば楽な姿勢も取れるので、とても好きなスタイルです。自分のバイクでも定期的にやっちゃいます。
毎日乗るバイクにはストレスフリーなダイナモハブがおすすめです。
毎度のことながら「充電」という呪縛から解放されます。
自分のdodoにも入れるか悩んで、Philhubを余らせるのもなんだかなだったので結局入れなかったのですが、絶対に入れた方が良かったと後悔。
ダイナモハブはやはりSonがピカイチですが、今回はデモ車ということもあってコスト重視でShutter precision をチョイス。まずはお手頃にダイナモをお試しいただければと。
クランクはフロントダブルで。
街乗りではインナーの出番は少ないですが、ちょっと遠出したい時やツーリングしたいってなった時に最小ギアが0.9くらいになるので、困ることはないかと。
タイヤのマックスクリアランスは650bx47bとされていますが、Ultradynamico Cava 48bは問題なく収容可能でした。
軽さを謳っているフレームではありませんが、素直に軽いと感じました。それもあってか、太いタイヤを履かせても軽やかに感じます。
最新のデジさんブログに書いていましたが、
ハンドメイドバイクでよく見かけるクイックに覆い被さるエンド形状のこと「耳付き」って言うんですね。
Lamarche
Falconer
うむ。かっこいいですね。。
これまでの日常にスッと馴染むバイクです。
幡ヶ谷、代々木、上馬、都内3店舗、どの店舗でもdodoご試乗いただけますので、試乗だけでも大歓迎。
ぜひ遊びにきてください。
本日はこの辺で。