みなさんこんにちは。
上馬店よりサンタがお送りいたします。
まずはHotなこちらから。
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Stridslandの新作フレーム「Boomboat」の完成形がついに発表されましたね。
来春と少し先になってしまいますが、ブルーラグにも入荷します!
ご覧のとおり20インチホイールの小径車ですが、20×2.8のスーパーワイドなタイヤが入る20+設計の小径車です。
BoomboatはBMXがルーツな彼らが提案する「街乗りBMX」で、小回りの効くシンプルな街乗りバイクとして乗ってもいいし、散りばめられたダボに荷物をつけてバイクパッキングしてもいいし、スケートパークや街中で見つけた小さなスポットで飛んだり跳ねたりして遊んでもいい、自由なバイクです。
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Matias氏のように飛んだり跳ねたりする乗り方も最高にカッコいいですし、カゴつけて街乗りメインとして使ってもとても軽やかに走るので、飛んだり跳ねたりしない人にとってもおすすめなバイクです。
(*飛んだり跳ねたりウィリーしたくなったら、セントさんとジャッキーが毎週火曜にやっているバニ練へ合流しましょう教えてくれます。僕も生徒として稀にいます。)
そしてなんと、ありがたいことに僕とジャッキーでプロトタイプを組まさせていただきました!Matiasさんありがとう!大好き♡

というわけで、
上馬店にてギア付きバージョンとシングルスピードバージョンのBoomBoatプロトタイプお試しいただけます。
ぜひご興味のある方、試乗大歓迎です。というか乗ってみてください。みなさん半ニヤケで試乗から戻ってくると思います。そのくらい面白い乗り味のバイクです。ほんと遠慮なく乗ってくださいネ。
店頭にてご予約も受け付けております。いつでもご相談ください。
本題に戻ります。
SurlyのKrampusがきっかけでトレイルバイクや、飛んだり跳ねたりが得意なフレームにお熱で、少し前に組んだStridslandの”Beachcomber”
自由奔放なライドスタイルや、シンプルに自転車に乗るのが上手ってのもありますが、トレイルのちょっとした段差を使って飛び跳ねたり、自転車そのものを楽しんでいる感じがとてもかっこよくって、毎回彼らのSNSのポストに刺激を受けまくりです。
彼らの価値観やスタイル、世界観が少しづつ広まって、ブルーラグでも組み立てさせていただく機会も増えてきました。
今回はご夫婦でBeachcomberと、Stridslandとも親交のあるOmniumの2台を担当させていただいて、とても素敵だったのでご紹介させてください。
Stridsland Beachcomber 54
オーナー様は元々街乗りメインでStragglerにお乗りで、よりオフロードやアクティブに走れる真逆の一台が必要となり、用途とStridslandの世界観がマッチしてBeachcomberをオーダーいただきました。
PBHが86cmでサドルハイト76以上だったので余裕を持って54サイズに着地。
サドルハイト76cmで100mm ドロッパーポストがピッタンコ。
シートポストを一番奥まで差し込んで、シートが一番伸び切った状態で適正サドル高が出せるのが一番理想的ですが、シートチューブの長さだったり、ストーク量のラインナップだったり、その人のサドル高の組み合わせだったりで、なかなかドンピシャなものを出すのが難しいのですが、これはそれに一番近いのでとてもかっこいいし、きっと調子もいいはず。
サドルが上げ下げできるのは飾りではなく、トレイルなどでの急斜面や自然にできた段差(ドロップオフ)を乗り越えるためにお尻を引いて重心を自転車の後ろ側に移動させる必要があります。その時にサドルを消せるのでとっても便利な代物なのです。
(いつも言いますが、信号待ちでも便利です。)
そのドロッパーを動かすのに必要なドロッパートリガーにはWolftooth ReMote 360
ラジコンのレバーみたいな見た目ですが、その名の通り360°どこから押してもワイヤーが引けます。シンプルにすごい。
26+ or 27.5のホイールがチョイスできますが、本国推奨の26+をチョイス。
取り回しがいいし、エアボリュームの調整で天然のサスペンションを手にいれることができるので、細いタイヤのバイクではできない乗り方や乗り心地を体験することできます。
足回りはStridslandをリスペクトしてMiddleburn rs 7x Stridsland narrow wide chainring & Chainring bolt
チェーンリング、クランクボルト、5ピン どれもカラーバリエーション豊富なので、細かく自分好みにカスタマイズすることがきます。
再入荷のタイミングでStrong green とroyal blueの新色も入ってきております。
*STRIDSLAND* ti m5 bolt (12pcs) も再入荷いたしましたので、購入をお考えだった方は要チェックです。
ブレーキは安定の制動力のEqual。
制動力は重視したいけど、油圧ブレーキは少しハードル高いなって思う方にオススメです。
キャンプツーリングにもいくので、フロントラックにはPass and Stowのダボ付き3rail rack。
ラック付きのBeachcomberもいいですね。
ハンドルは*BTCHN* 4130 flat tracker (black logo/860)
Stridslandのオリジナルハンドル、anchor barやbullship barを使いたくなってしまいますが、ここはあえてのbtchnをチョイス、新鮮でとてもかっこいいです。
ハンドルクランプ径が25.4mmでもなく、31.8mmでもなく22.2mmで、ステムが22.2mmのハンドルにしか使えない専用のbmxステムなのも潔くてかっこいいです。
フロントアップしたりジャンプしたりするならギアの目は細かくて遊びがない方がおすすめです。
今回はKuwahara diavolo v3 cl hubをチョイス。
Beachcomberがこう見えてリアエンドが142mmなので、142mm幅でノッチ数が多いハブとなると、Profileのハブか、
比較的多めで絞るとWhite industriesのCLDやXMR hubやChris king R45と言ったところでしょうか。
今回選ばれたKuwaharaといえば快音フリーホイールでお馴染みdiavolo freewheel。こちらもノッチ数が多いことで知られていますが、Hubも例に漏れず、ギアの刻みが多く最近のShimanoのMTB系のHubに似て遊びが少なめ。海外系のパーツに比べてコストパフォーマンスもいいので、刻みの多さを体感してみたい方におすすめです。
すぐにトルクがかけられる乗ってアクティブなバイクにはとても魅力的です。
今回のKuwahara もおすすめですし、個人的に今すっごく気になるのはOnyxですね。あれはすごいですよ、どこで踏んでもトルクがかかるのでパワーロスがほぼなし。ロードではよく使っている方多いですが、こういった車種も絶対調子良さそう。
この手のバイクは派手に音が鳴るハブが使われることがおおいので、逆に無音なのもヘンタイ(褒め言葉)でいいですね。
シビれるオーダーありがとうございました!
そしてそのまま奥様号も紹介させてください。
Omnium mini-max v3 S
奥様号はStridslandとも関係のあるOmniumのカーゴバイク。
mini max-v3はカーゴバイクのラインナップでは真ん中のサイズ。
自転車で荷物や書類を届けるメッセンジャーカルチャーの中で生まれフレームで、もちろんのことながら荷物運搬特化したフレームです。
縫製チームのアンちゃんのレビューでも紹介されていましたが、
日本ではまだまだ見慣れない車種ですが、本国デンマークでは普通の自転車と同じように、そこらじゅうで走っているようです。
日常にこのバイクがあるのカッコよすぎる…
ご夫婦でバイクキャンプもするし、わんちゃんも飼われているので、「わんちゃんバイク兼、荷物運搬」としてOmniumが選ばれました。
最大の特徴とも言える広い荷台。
荷台にカバーをつけることで荷物を乗せたり、縛ったりすることができます。
純正のエリアカバーもありますが、こちらは我らがジャグさんMADE。
別売りのヒンジをつけることで、天板を収納することができフレームを最小化できます。
機能的すぎるぜ。
カーゴバイクなのにびっくりするくらい軽快なフレームで、ギア比は通常のグラベルバイクと同じくらいのギア比で問題なさそうでした。
少し荷物を乗せることも考慮して、今回はFront 38t Rear11-42tでセッティング。
タイヤはSchwalbeのBigben でシンプルに。
サイドのリフレクターがいい意味で野暮ったくていいですね。
楽な姿勢で乗れるように、ハンドルはWildのCardinal barと今最もHotなステム「VAN STEM」
90年台にATB用として生まれたステムだそうで、時代と共に廃盤となっていましたがこの度復活。
当時から自転車が好きな人には激アツステムですし、僕のようにこのステムができた時はまだ生まれたてホヤホヤだった方には、見慣れない形状でとても新鮮に感じていただけると思います。
ハンドルクランプ径は25.4mmですが、22.2mmのハンドルもシムを使えばバッチリ使えます。
突き出しは60mmで、hihi-bar, cardinal bar ,anchor barなど、比較的近めのポジションで使うハンドルとの相性
抜群。
今回の組み合わせもバッチリです。
ダイナモライトも完備。
Stirdslandとも親交のあるTobias Christensen氏や
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BushTruckerのBenさん?であってるのかしら、この2人のOmniumが個人的に組み方も乗り方もすっごくかっこよくて参考にさせてもらいました。
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天板とホイールの動作が分かれているので、ハンドルを切っても天板の位置は動かずタイヤだけが動くので、駐輪した時に重みでハンドルが勝手に切れて、自転車が転倒するリスクも少なく、乗っている時も止めた時も抜群の安定感で、わんちゃんにもやさしい設計。
勝手にカーゴバイクはハンドルリングがクイックで、すこしまったりな乗り心地をイメージしていましたが、そのイメージを一瞬で壊すほどハンドルはフラフラせずしっかり安定感があるし、とても軽快な乗り心地に驚きました。
オプションパーツも豊富なので夢が広がるフレームです。

よかったね。快適だね。
本日はこの辺で!
サンタ



























