カリフォルニア州サンノゼにてバイクパーツを作り続け、50年もの歴史を重ねてきた“Philwood”
Bluelugのラインナップの中でも特に耐久性にフォーカスされた商品群は馴染みある存在です。
そんな”日常”に寄り添う耐久性を持ったPhilwoodのラインナップの中でも対極に”幻”と言われるプロダクトも一部存在します。
Philwoodの幻の逸品ことトラッククランク、
先日数年振りの再生産&入荷ということでブログの筆をとらせて頂いたのですが、
少しばかりのマイナーチェンジを経て少量再入荷しましたのでお知らせ致します。
正真正銘made in USAのこのトラッククランク。
ブランド設立50年を越えてなお、硬派にMADE in USAを貫き製品を作り続けるPhilwoodが生み出す渾身の1本です。
(いちメーカーが作り出すアメリカ製の”トラッククランク”は現行品では唯一かな?と。
このトラッククランクは取り付けにまつわる全てをまとめたグループセットでのご用意なのですが、
付属のチェーンリングの歯数はそれまで46T&48Tという設定、ストリートを駆けるトラックバイクライダーにとってマスターピースともいえる47Tがラインナップには無く。
47Tさえあれば、、、!
と思っている方はきっと多かったはずで自分もそんな一人。いつかは作ってくれたりしないかな、、、なんて思っていたわけですが。
そんなちょっとのモヤモヤをPhilwoodボスのゲレットが先日日本に来た際に伝え、今回叶えてもらったわけです。(画像はアメリカ訪問時)
Philwoodは歴史ある重鎮メーカーなのにフットワーク軽いところが好きな一面。
(この肉抜き部分の凹の部分が格好良いんだなコレが)
それまでクランクセットを手に入れて頂いた方向けのリプレースの意味も込めた47Tチェーンリング単体、
そしてグループセットとしても47Tを新たにラインナップに加えてブラックシルバー揃い踏みで少量ご用意することが出来ました。
47Tのチェーンリングさえあればストリートライディングにおいて、このクランクは”完成”と言えるんじゃないかなと思います。
そんな自分も思わず47Tをトラッククランクにインストール。
せっかく歯数変えるのにデフォと一緒のブラックじゃ味気ないよなぁとポリッシュのシルバーを取り付けてテレコにしてみました。
うむ。言葉は不要ですね。
Philwoodといえばこの鏡のようなポリッシュ加工ですねぇ。ギラッギラ。この表面処理へのプライドよ。。。
最悪出先で髪型が気になってもこのポリッシュのクランクがあったらば解決です。
でもこのギラギラも使い込んでくすんできたらそれはそれでまた格好良いですよねコレが。
1度で2度美味しいってことですし、磨けばビカビカは復活するのでむしろ3度美味しいまである。
最高品質の素材と究極の耐久性にこだわるPhilwood。
強靭さゆえに加工の困難な超々ジュラルミンと呼ばれるアメリカ製の高品質7075アルミニウムを削り出して作られています。
こんなに大きいカタマリから1つ1つ切削して生み出され、手作業によるハイポリッシュを経て僕らの手元にやってくるってロマン感じちゃうのが男子ってもんです。
ちなみにチェーンリングはこ〜〜〜んな電柱のようなアルミニウムの円柱から削り出されています。
(チラッと映り込むのはレジェンド、ピーター御大)
そんな特別なトラッククランク(と47Tのチェーンリング)、グッときたらばあなたの特別なバイクに盛り込んで頂けたらなと。
ではでは