こんにちは。
上馬店より一周です。
ようやく寒い時期を抜けたかな?と感じるここ数日ですね。
今年は急な気温のアップダウンがやたら多すぎてここ近年で最も体調悪かった季節の変わり目だったんじゃないかってくらい。
以降はこの良い感じのまま日々を過ごしたいですね。。。
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Karate Monkey (XS)
永らく自転車を楽しんできたオーナー氏、それまで乗り継いできたいくつかの自転車達の中でマウンテンバイクはお持ちでなかったそうで。
僕らの唐突なMTB熱にあてられたようでSURLYの空手猿を手にして頂きました。
純マウンテンバイクなKarate monkey、たびたびのマイナーチェンジを経てフォーク側には3ボルトマウントを備えバイクパッキングにも有用、
豊富なラックダボを用いてラックを取り付けての大容量のギアを備えたライディングなんてのももち可能です。
昨日まで幡ヶ谷でPOP UPが行われていたJindaiji Mountain Worksの一員であるアツシくんのkarateは正にそんな感じ、、、
しれっとBuild by わたくしなこのバイク。
もちピュアMTBに振ってサスペンションフォークも取り付け可能、ひとまずMTBを体感したいとあらばこれ以上ない選択肢の1台です。
シングルスピードビルドが可能なフレームのつくりもSURLYらしいマウンテンバイクのDNAを感じさせます。
他の車種だとあまり発生しない状況なのですが、タイミング的に現在ご用意のある空手のフレームカラーの純正カラーは3色、
弊社グローバル部門ウエンツ氏も乗るFool’s Gold、
と珍しく限定カラーのデカールが採用されたSnow mold white、
今オーナーの空手のカラーは一般的に「鴨の羽色」と呼ばれるティールグリーン、
たびたび店頭の展示車の他のSURLYでも同じようなカラーを採用したりと個人的に好きなカラーがオーナーにもブッ刺さった様子で。
頭部の深みのある青緑の色ですね。あの時見た鴨の頭部をイマジンしてみてください。
光沢と奥行きのある独特な青緑の羽色が頭の中に浮かぶんでないでしょうか、、、
そんな空手は先日上馬店の店頭展示車として組んだBlackMountainCyclesのLa cabra(15)のパーツ構成をなぞるような形に組ませて頂きました。(これ格好良くて組み手ながら気に入ってます)
店頭に鎮座していますので試乗も是非に。
La Cabraは”ドロップバー”マウンテンバイクなので、フラットバーにしたとてピュアMTBとは微妙に異なる操作感ですがベースはマウンテンバイクなのでこんな組み方もアリ。
ハンドルはBAR NONE by Black Mountain Cycles。
手馴染み良い戻りの角度且つ太めのタイヤを履かせるマウンテンバイクでも扱い易い物理的な幅の広さ、BlackMountainCycles以外のダートバイクにも盛り込んでももち良しな1本です。
最小であるフレームサイズXSが適合する体格のオーナー、27.5 x 2.8のぶっといタイヤであるMAXXISのRekon+を取り回すにあたってハンドル幅は少しのカットを経ていますが、普段乗りのバイクよりもかなり広めの幅からスタート。
ノーカットの場合は780mmと彼の地の方達にも使っていただけるようにとても広めの幅になっていますが日本人体格とあらば多少カットが必要かなと。
ステムは基本的にかなり短めがデフォになりますが、定番の1つでもあるTHOMSONのX4、最短である40mm〜60mmに採用される角ばった箱型フォルムが可愛いんですよね。
勝手にアメカジ認定なグリップmade in USAのOURYグリップは是非「向こう側」に到達するまでガシガシと愛用して頂きたい。
普段担当させていただく場合はすっきりとした色使いのことが多いオーナー氏、
今回はこのティールグリーンに合うカラーパーツを入れてみましょうか、ということで少し激しめパープルパーツはペダルに。
ついつい歳を重ねるとなにかと置きに行きがちですが、こういう心は忘れたくないですね。
このWOLF TOOTHのWAVE FORMはアルミ削り出しの高精度なつくりと、削り出しならではのシャキンとした角の立った質感。
もうひと型の薄型でダイレクト感のあるRIPSAWも天秤にあがりましたがゴツンと金属の塊感!とした作りが刺さった様子で。ペダル中心にもピンがついているつくりはグリップ力にも一役買ってくれます。
社内MTBブームに密かにお熱な一人として今使っているRACEFACEのペダルがぶっ壊れたらwolf toothにしたいと地味に狙っています。
PaulしかりPhilwoodしかりwhite indしかりやっぱ削り出しパーツって反射的に格好良さを感じちゃう自分がいますね。
ギア周りはSHIMANOのミドルグレードであるDEORE SLXで使い切れる範囲のパーツチョイス、
SLX特有の少しブルーみのある質感が個人的には好きだったりもしますが、見た目と性能の最大公約数かなと。
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せっかく手にして頂いたしと、先日の週末は車を走らせ小田原のマウンテンバイクコースへとお誘いしてみました。
土曜の午後の部にエントリーしましたが、なかなかの渋滞、、、
僕らは普段平日おやすみ族なので、週末の高速の混み具合がいまいちイメージ出来ておらず。。。あんな混むんですね。
PAでのクイックストップを経てあんぱんを頬張りながらギリセーフで到着。
初回講習がありはじめての方はみなさん基本的な乗り方のコツをレクチャーして頂けます。
自己流で乗ってもうてる部分が大いにあったので、比古清十郎に基礎の姿勢を教わって実践しての「な、なるほど…!」感。
ぶっちゃけ感覚的に乗れてしまう部分も大いにありますし、それが自転車の良いところでもあるのですが「自転車の乗り方」ってこういうところに来ないとしっかり人から教わらなかったり。
プロフェッショナルから直接教えて頂ける機会は貴重ですね。
マウンテンバイク以外の車種もそうですが、理屈を教わったりするとそれ以外の車種でもそのノウハウが生きてきたりもするので行って良かった〜と強く思いました。
いつかは天翔龍閃を身につけたいですね。
しっかりと整備されたマウンテンバイクのコースそのものがはじめてだったのですが、
整備されているとだけありとても走りやすく、難易度別にルートも分けられていたりで初心者の方でも十二分に楽しめます。
里山に乗りに行った際のイレギュラーなモノとの遭遇的な楽しさもまた1つですが、もし近所にこういうところがあったらきっとここばっかり行っちゃうだろうな。。。
同行してくれたウエ氏の空手(S)は毎度見るたびに細かいところが変わっていて、さすがメカニックだなと。一生なんかいじり続けてるなこの人。
ちょっとマニアックめなOURYグリップの膨らませや、現地に行って憧れのあの人に実際に会ったあのショップのオリジナルベル、
ずっと持っていたXTのクランクを使うべく自然と手に取ったであろう、少し前の規格に合うもの作ってくれているSTRIDSLANDのチェーンリングはチェーンステーのプレートが少しかすっている(歯の背が普通より少し高い)けど気にせず使っているのがラフながら彼らしいというかなんというか。
SURLYらしさの側面の1つを感じる手元のパーツでの構成感がいいですね。
wide footのミニケージに予備チューブをvoileストラップで縛るの格好良いから真似しようっと。
MTBサイズのチューブはタイヤに比例してだいぶサイズ嵩張るのでサドルバッグに入れづらいシチュエーションもままあり。
サスペンションなしのフルリジッドながらスピード感あるライディング、仲間ながらやるじゃんと思いました。俺も上手くなりたい!
う〜ん、格好いいじゃんか。
こちとらはじめてのコースに慣れるのに精一杯だったけれど、いつかはこんな感じで飛んだり跳ねたりしたいですね。
わたくし一周のCRUST WOMBATも同じくちょっとずつ手を入れていまして、
それまで使っていたTERAVAILのダウンヒル向けのガッシリずっしり系のタイヤから卒業して、太さは落とさずMAXXISの軽量MTBタイヤに。少しはシングルスピードMTBらしい車重になったかなと。(まだ軽いとはいえないけど)
ハンドルは一昨年のMADEのBTCHNブースで買ってきた、フラットトラッカーチタンにしています。
(新型のフラットトラッカーが調子良さそうだなと物欲の暴走を抑えつけている最近です)
チタンならではのこの表情がいいよなぁ!!と見た目にも思いますがMTBのコースにおける木の根や石のガタガタの衝撃吸収、チタン特有のしなりが疲れづらさにも一役買ってくれます。
フレームの見た目こそオールドスクールな要素が多めですが、近代マウンテンバイクの必須装備であるドロッパーシートポストもすっきり取り付けられる作りになっています。が、今回は普通のシートポストにて。
今年の日東の日の限定カラーであるターコイズカラーの92Sがポイントに。
坂のアップダウンが頻繁にあれば手元のスイッチでサドル上げ下げ出来るドロッパーシートポストを仕込んでもいいのですが、いざコースに行ったらばほぼ下げっぱなしでも困らなかったので、一旦降りなきゃですが工具なしで上げ下げできるPaulのシートカラーにしています。
1分1秒を争うレースするわけでないのである程度の不便さは許せるタイプですが、ぶっちゃけドロッパーポスト楽だよなぁ〜、やっぱ一手間ない方が楽だもんな!!!と横目に思いました。
ギア周りはwhite ind名作フリーギアENO、2枚歯フリーであるDOS ENOの20/22Tとフロントは38T、街乗りギア比は1.9、山でのギア比は1.72が今のことろしっくりきています。
洗車面倒臭い民なのでこのバイクに限らず油汚れがすごいのが最近の悩みです。。。
人のバイクは綺麗にするの好きなのにいざ自分のバイクのクリーニングをするとなったら億劫な現象に名前つけたい。
いざ乗り行ったらば楽しさはもちろんのことなんですが、愛車がいつも以上に好きになりますね。
自転車が気持ち良い春爛漫のタイミング、おやすみの日は毎度ワクワクしながらどこに行こうかなと計画する日々でございます。。。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう