みなさんこんにちは。

上馬店よりサンタフェがお送りします。

 

本日は入荷ブログになります。

 

Surly からKarate Monkeyに続きまして、Krampusが少量ですが再入荷しました!

 

少し前に組み直したKrampusの乗り味に病みつきになってしまい、最近のライドはこればっかり。

 

27.5/29er のコンパーチブルとオールラウンダーなカラテモンキーに対し、29er plus設計(簡単にいえばスーパーでっかいタイヤ)のちょっぴり尖ったクランパス。

Karate MonkeyもKrampusもトレイルバイクとして、どちらも最高のフレームだと思っていますが、高難度のトレイルや未開拓のトレイルにカチコミたい方、豪快な走りをお求めの方にはぜひ、選択肢の一つにKrampusを入れていただきたいので、再入荷のご案内も含めて紹介していきたいと思います。

 

今回、入荷したKrampusのフレームカラーは「Chester copper pot」

これまた両色、ド渋なブロンズ系カラー。

StragglerのCold Blue、Karate monkey,Midnight spのFools goldもですが、最近のSurlyの純正カラーがかなりイケてます。

今回のChester copper potも良色。

せっかくなのでそのままのお召し上がりをオススメします。

 

Krampusが世に解き放たれてから約10年。時代と共に変化する乗り手の要望に応え、2017年に大幅なアップデートを行い、現在のKrampusに至ります。

SurlyのMTBフレームではお馴染みとなった、フロント110×15のBoost規格、リアは135mm QR or 142mm/148mm x 12のGnot-Boost規格。

このエンドが超優秀なわけで、

このように、Surlyから販売されているキャップを装着することで、135mmQRハブも使うことができるのです。

フロントはBoostハブで組まないといけませんが、リアは割と融通が効きます。

現代のニーズに応えながらも、なるべく、これまでのパーツも使うことができるように考えてくれています。

 

初期のKrampusにはついてはいませんでしたが、現在のKrampusには

フレーム・フォーク共に、ダボもしっかり付いているので、ラックの取り付け可。

カラテモンキー同様にパッキングツーリングもできるMTBフレームです。

 

そして、G-not boostエンドは後ろにホイールが引けるので、容易にシングルスピードにすることも可能。

*SURLY* krampus (L)

この見た目でシングルが選択肢の一つにあるのもSurlyらしいですよね。

ギアがあってもヒィヒィ言っている僕の憧れでもあります。

 

 

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くぅっ、かっこいい。

あのPaulさんもKrampus大信者。(Krampus だけでも4~5台あるらしい。。)

このSurlyのBlogがとても興味深かったのでよかったら翻訳して読んでみてください。

ついでに、Krampus ができて現在の仕様に至るまでの過程の話や、何がどう変わったか書かれているBlogも面白いので良ければぜひ。

 

ブログの冒頭で、「難しいトレイル、未開拓のトレイルにカチコムならKrampus。」と言いましたが、その理由は29er plusの大型車輪がもたらす「走破性」です。

定義は様々ですが、2.8~3.0インチ以上のタイヤはプラスタイヤに分類されることが多く、Krampusは最大で29×3.0のタイヤを履かせることができます。

自分にはそこまでのタイヤは必要ないと思って、29×2.5にしてましたが、山で乗れば乗る行ほど、2.8以上にすればよかったと少し後悔。

プラスタイヤであれば、異次元のグリップ力で地面を掴むので、コーナーでは張りつくように走り、次から次へと現れるテクニカルな木の根っこゾーンも軽々と乗り越えることができ、目一杯山道を楽しむことができます。

しかし、ここまでタイヤが太いと「重たくて進まなそう。」というイメージになりがちですが、そのイメージを覆すのがこのフレームのもう一つの魅力でもあります。

ここまで大きなタイヤを自転車のフレームに収めるためには、ある程度チェーンステーは長くなります。

一般的に、長いと「しなやかで安定感が向上する」逆に言えば「もっさりした乗り味」になると言われています。

しかし、その「もっさり」を克服するために、Krampusはできる限りチェーンステーを短くしているので、これだけのタイヤを履いていても機敏に走ります。

とは言え、この世には29er plusでKrampusよりも、もっとリアが詰まったものも存在しますが、ガン詰めすぎても、乗り慣れるまではピーキーに感じると思います。

その点Krampusはちょうど良くって、誰が乗っても安定感のある走りをしてくれます。

つまりKrampusはハードなトレイルもへっちゃらなヘビーデューティーなのに、軽快な乗り心地かつ安定性も兼ね備えた非常に優秀なトレイルバイクなのです。

(*もちろんアスファルト上では抵抗感はあります。)

 

ノーサスペンションでもアグレッシヴに山を攻められるKrampusですが、よりタフに乗りたい方には、サスペンション化の裏メニューもあります。

タフに飛んだり跳ねたり、ダウンヒルコースを爆走するならやっぱりサスペンションフォーク。

体への衝撃&疲労を減らしてパフォーマンスを上げることはもちろんですが、単純にサスペンションが刺さった、いわゆるなマウンテンな姿もかっこいい。

 

Krampusが組み上がってから、マウンテンバイクにどっぷりハマってしまって月2以上でライドに出かけてます。

自然を感じながら走るのもMTBの醍醐味。

雪の上もノープロブレムなKrampusに、

着地の衝撃もファットなタイヤがケアしてくれるので、ジャンプ台もへっちゃっら。

 

最高のマウンテンバイクフレームです。

 

もう少ししたら暖かくなってきて、自転車のベストシーズンがやってきます。

トレイルデビルに跨って山にカチコミましょう。

上馬店に僕のKrampus置いているので、試乗大歓迎です。

 

それではまた!