こんにちは。
上馬店より一周です。
年末からつい最近にかけて虫歯治療をし終えたのですが、兼ねてから治療している部分と合わせて左上顎の銀歯が3連になりました。
3連〇〇って響きに格好良さを感じる性分なのでテンション上がっていたのも束の間、治療後に思わず喚くほど暖かい飲み物が歯神経に沁みて苦しんでいたのですが、なぜか翌々日に治りました。(なにこれ)
ハンドビルドホイールやディスクブレーキと一緒で歯も”馴染み”の概念があるのでしょうか。
乾季に常に舐めている喉飴も多少は関係あるのか、とか思っているのですがどうなんでしょう。
人生はまだまだわからないことばかりです。
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Platypus(50)
頻繁に国内各所飛び回る方の新たな相棒として選んで頂いたプラティ。
こっち系のバイクはSURLY Stragglerが1台目、ワンクッション挟んで「いつかはRivendell!」と思っていたそうですが、
STRGでRivライクな組み方をしながらも頭の片隅からRivが離れず、そのいつかが割と直ぐにやってきた様子で。
CRUSTやRivendellは代表的ですが、1人のオーナーの独特な世界観を持つメーカーは他に代わりが無いので「いつかは」なんて思って他のバイクに手を出してもそのいつかが早めにやってくるケースが多い気がします。
特にこの2ブランドに関しては一発目に心掴まれたのであればワンクッション置かない方が賢明だったんじゃ、、、と思うオーナーさんが少なく無いですね。
懐事情も関係あるとはいえ、第一印象に素直に従った方が人生はなにかと幸せなのかもしれません。
このマーメイドカラーのPlatypusが着弾するタイミングでこれまで気になっていたモデルだったこと、そしてカラーも希望通りというご縁もありこうしてオーナーさんの手に渡っていきました。
(Rivendellにおいてはカラーとモデルの両方の希望がその瞬間の入荷とハマるケースは本当に稀なので、どちらかが希望通りのものが来たら縁アリ!と感じて頂けたらです)
都内から持ち出して郊外各所で乗る機会がたくさんあるのは非常に羨ましいなぁと。
出張多いのは大変と口にはされていたと思いますが、見知らぬ土地で自分の自転車で乗る機会が多いという考え方をしたらば、、、
そんなライフスタイルは憧れますね。
はじめはSAMも候補に上がっていたのですが該当サイズのニチニチ草カラーがご自身のライバル関係にある組織のカラーということで断念という経緯もあり、、、
SAM HILLBORNE(51)
このSAMがそのカラー、ニチニチ草ことPeriwinkle。もちろんこちらのオーナーは前述のオーナーとは敵対関係にありません。
「カラーが素敵で!」とカラーに惹かれてのチョイスが嬉しかったですね。
同ロットSAMであるもう1色のブロンズグリーンの人気が凄まじかったので、それと比べると印象薄いともいえますが少し時間が経って改めて見てみるとRivendellらしいカラーだなとも思います。
Periwinkleのような淡めのパープルというのはカスタムを除いたらばRivendellの過去フレームを遡っても実は設定のないカラーです。
そしてこのPeriwinkleのカラーをスペシャルにさせる小さくない一因があるのですが、、、
これは未だここで語ることは出来ないので気になる方は店頭でこっそりと耳打ちしてください。。。
ファーストインプレッションで信頼して頂き、ありがたいことにパーツは半おまかせのご依頼。
おまかせとあればどんなバイクを組む上でもありようを素直に形にする自分なので、オーナーのとのミーティングを経た上で生活下にフィットして活躍してくれるであろう構成にさせて頂きました。
ハンドルは名品オブ名品B352アルバトロスバー、タイヤはコスパ最強一先ずコレ!でお馴染みタイヤGravelKing、グラントさんの価値観に則って泥除けはSKSのプラフェンダーと。
リアルにエブリデイバイクの使途ということで日々の積載系も欠かせないところで、前にはいつものM-1B + WALD、後ろにはサドルバッグ乗せるべく日東のバッグサポーターをば。
タイヤに関しては耐久性地上最強のSchwalbeマラソンとも一瞬迷いましたが今回はファーストバイク。
Rivendellの中でも軽快感のあるSAMとあらば風を切る感覚を噛み(踏み)締めてほしいなとグラベルキングに軍配。
荷物もなにかと多いようで納車時にswiftのzeitgeistも合わせてセッテイングさせて頂きました。
今頃週7の相棒としてガシガシ乗られていることを考えると胸が熱くなりますね。
ファーストバイクの燃えるオマカセご依頼ありがとうございました!
たくさん乗ってまたピットインしてくださいね。
Charlie H.Gallop (53)
こちらのオーナーは ROADUNOを経て、セカンドバイクとしてダークゴールドのチャーリーをご指名にて。
チャーリーは見ての通りのステップオーバー形状のRivendell。フレームのかたちと性格のギャップから色々と誤解されがちなモデルですが、
それは狂信者である谷さんのブログでわかりやすく説明されているので是非ご一読をば。。。
ロードウノは日々の足、積載号としての組み方をさせて頂いたので、今チャーリーは対比としてドロップバーの「ロードバイク」の1台になりました。
ホイールベース長めトップチューブ長めであり、ぱっと見のバランスは他のRivendellと同印象ですが、HOMERクラスの軽いチュービングを用いた軽快号。乗り比べたらそのスピード感にハッとさせられます。
本国の彼らは"ロード"フレームとして呼んでいますが雛形はスウィープバックバーの着いた1台の写真でした(下写真)。
今オーナーのように純ロード的出立ちな1台としてドロップバーで乗るとなったらばサイズチョイスがキモになります。
跨ぎが低いステップオーバー形状ゆえのスタンドオーバーをクリアしてさえいれば大きいサイズに乗れる、
ある種裏技的な乗り方が可能ではありますがドロップバー組みご希望の場合は該当サイズの小さい方(全人類が2サイズチョイス可です)がマストになりますのでお間違いなきよう。
今オーナーのバイクを見ての通り小さいフレームサイズチョイスだとしてもステム長さは50mm程度と非常に短いものになります。
大きい方のサイズチョイスをしてしまうとサイズアップによって伸びるトップチューブ長さの分を考慮したらば0〜30mmほどと、存在しないステム長さ想定になってしまうのですな。
これに限らず体格とフレームのサイズ感のバランスは自転車を組む上で非常に重要なファクターの1つです。
Rivendellに限らずSURLYやBlackMountain etc...末長く付き合っていけるクロモリ素材のフレームのラインナップの多いBluelugだからこそそこは注視して選んで頂きたいなと思います。
ただ、数字の羅列であるフレームのジオメトリー(設計図)を見たとてなんのこっちゃな方が全人類の99.7%という統計も出ている(自分調べ)のも揺るぎない事実。
組み方やモデルに限らずサイズチョイス不安な方はメカニックにお気軽に尋ねて頂けたらと。
オーナー氏とミーティングを重ねながら体格をベースに、趣味嗜好現在未来を見据えて良い結果になるモノをご提案させて頂きますので。
IさんのファーストバイクROADUNOは諸事情ありでこうしてみなさんにご紹介出来ないのが昨年の心残りだったのですが、
チャーリーはようやく紹介させて頂けて嬉しい2025年はじめでした。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう