こんにちは
上馬店より一周です。
先日生まれて初めて「commando + Z」をジャグさんから教わりました。1人「すげー!」と思っていたのですがどうやら一般常識のようですね。
ブログの文面全消去してしまう度に脳内の記憶を根こそぎ引っ張り出して書き直していた俺なにやってんだろう。
コピー&ペーストは知ってたけど、今思うとコピペくらいしか知らなかったな俺!!!
mod zero (47)
度々、西の地より遠路遥々お越し頂くオーナー。
以前CxCを組ませていただき少し時間が経ちましたが、BlackMountainCyclesの佇まいのに惹かれてしまったようで載せ替えのご依頼をば。
CxCを乗る以前はmonstercrossとの天秤で結果CxCに乗って頂くという経緯があり、今回monstercrossも候補でしたが流石にバイクの立ち位置的に近すぎるな、、、
というのとmod zero乗りたての自分がホカホカ状態でお話頂いた、ということもありモデルゼロに。だってマジでいいんだもの。
(もう1色のSignal yellowに乗っている自分ですがこのGo greenに惹かれているここ最近です)
SRAM APEX1の1×11のギア周り、規格的に載せ替え出来るところはCxCから載せ替え、車輪やヘッドパーツなんかの規格が変わる部分は新調のプラン。
CxCはwhite indで固めた足回りだったので、今回は趣向を少し変えてCHRIS KINGを指名で。
タイヤはじわじわと上馬店で勢力拡大しているRene herse、ぶっちゃけ安くないですがチューブドでも明らかに実感の出来る乗り心地の良さは体験すると威力あり、エアボリュームのある650Bのワイドなサイズだと良さを特に感じます。
しなやかさ故のサイドの薄さはどうしてもついて回るものですが、それでも圧倒的乗り心地というアドバンテージは選ぶ理由にさせてくれますね。
マイモデルゼロでも使っていますので試乗で体感して頂けたらと。
今回はダイナモライトがいちテーマだったようで、SON x sinewaveのアドベンチャーバイク鉄板コンボをキめて頂いて。
sinewaveの圧倒的光量は郊外で街灯の無い場所で力強い味方ですね。
日々東京で暮らしているとそんな明るく無くていいんじゃん?と思ってしまいますが少し遠出をしたらば意味を実感しますし、シティでも暗くて困ることはあっても明るくて困ることはないかなと思います。
そしてパーツを引っこ抜いたCxCはシングルギア、お気楽エブリデイバイクにパパッとカスタムしてモデルゼロと役割をしっかりと分けるような形に。
あれ、なんか少し前の自分みたいなことしているなぁ。。。とふと思いました。
CxCやmonstercrossを1台目にしておくともしも方向性が大きく変わった時にすんなり軌道修正出来る懐の深さ。というのはやはり強いですね。
同じことをした覚醒強化系豚骨ラーメンにはパラメーター的には負けてしまうかもしれませんが七変化出来るが故の良さは間違いなくあるわけで。
ラーメンにもハンバーグにもカツカレーにもミネストローネにもなれるバイクをドロップしたSURLYの判断は如何に。(きっと後継機で色々企んでいるんだろうけども)
脱線しましたが、やはりこのセグメンタルフォークで直線的なクロモリフレームでこの佇まいというのが毎度組んでいて癖になりますね。
いつも遠路遥々ありがとうございます。また遊びに来てください!
monstercross (56)
そしてこちらはファーストバイクでご指名頂いたmonstercross、
この56サイズからヘッドチューブにポンプペグが付いて、サイズ感も急に佇まい格好良くなるのは気のせいじゃないはず。羨ましいです。
ただこの手のバイクに乗る上で体格とフレームサイズの話は切っても切れないわけで、サイズが全然合っていないフレームを「大きくて格好良いから」と乗るのはう〜ん、と思います。逆も然りですが。自分のサイズに合っている自転車が一番格好良いです。
そしてそれを導くのが僕らメカニックのお仕事ですし、これらのバイクを取り扱わせてもらっているが故の義務だと思ってます。
いい加減マンネリでやめたいところもあるのですがフラットバーはもう全部これでいいんじゃないかまである。
で、お馴染みsim works get around barを。名作過ぎて名作の名作、つまり名作フラットバーです。
いわば初めて訪れたコーヒー屋で選ぶブレンドです。初っ端脇道逸れる外道チョイスの面白さもありますが、それはど真ん中を味わってからでも遅くないはずです。
ブレーキはやはりPaulのNeo retro x Touring cantiを。
フラットバーならガツッと止まるVブレーキの選択肢も見えてきますがmonstercrossならカンチのスタイルに惹かれてしまうのがオトコの子ってもんです。
しれっと着弾しているPaul component Pewterのファーストデリバリー。Funky monkeyも合わせて使ってもらっているのがハイライトでしょうか。
そしてフロントギアはダブル。今回はYMCクランクのダブルモデルを。
この3連ダボが全て埋まったスチャっと感よ。
リアのギアは9枚の2×9、カジュアルなグレードですが用途とギア比が適切でシリアスに乗るのでなければこれで十分だなぁ、と思う時もしばしば。
特にファーストバイクでコストのコントラストをつけざるを得ない時、monstercrossにおいてはギア周りよりもブレーキにかけて欲しい思いもあるのでドライブ周りの優先度は個人的に高くありません。
オーナーさんのお連れの方がしっかりツーリングされる方なので、
そう遠く無い内に広い世界へとこのバイクを放ってくれるであろう。とワクワクです。
たくさん乗ってまたピットインしてくださいね。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう