上馬店のタニです。

最近は家の電子レンジが壊れたのに、それを忘れてチンするご飯を買って帰ってきては温めることができず、冷蔵庫に保管していっています。そろそろパンパンだし、賞味期限も気になるので次の定休日に電子レンジが欲しいのだけれど、定休日の朝には決まってそれを思い出すことができないんですね。

なんでだろう?

そんなことはいい。

今日はバイクチェック。先日納車させてもらった2台が、バイクも持ち主オーナーさまもとっても素敵なので紹介します。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
旦那さんはSusie W. Longbolts、そして、
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
奥様はGus Boots Willsen

ご夫婦でそれぞれをオーダー。ご夫婦でこんな2台に乗って休日サイクリング楽しんでいるなんて。ここはウォールナットクリークか。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
そしてこのご夫婦は、今まではピストに乗ってらっしゃるイメージだったので、そんな二人がネクストバイクとしてRivendellにご興味持っていただけたのが、とっても嬉しかったわけです。

Rivendellのラインナップの中では、一番太いタイヤが履ける両モデル。どちらも27.5×2.8ほどのタイヤクリアランスがあり、無理くりSURLYで言えばKARATE MONKEY、CRUSTで言えばSCAPEGOATのようなポジションでしょうか。
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)

でもそこはRivendell。
「何か1つの用途だけ」のためのバイク=「オフロードのためだけ」のバイクじゃありません。スポーティなMTBだと山に行かないと、な脅迫がありますが、街で乗ったり、公園や河川敷を流したり。サスペンション付きのMTBにはできない日常の荷物をたくさん運ぶことだってできます。(だから”マウンテンバイク”ではなくって”HilliBike”って呼称なんですな)
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
旦那さんの方は、人類の歴史上一番格好いいラック、でおなじみのPASS AND STOWの3rail rack
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
奥様の方はRivendellのマークさん考案の永遠の定番M-1ラック、にWALDバスケットのハーフサイズで日々の積載をば。手ぶらで自転車に乗る。
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
奥様号は日々のお買い物に便利な大きめサドルバッグも仕込んでいます。コットン&レザーのクラシカルな作りですが表面にワックスが引いてあるので意外に防水。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
旦那さんのコクピット、「オマカセ焼豚巻」+ BOSCO BULLMOOSE BAR

お任せ焼豚は(オマカセうれしい)最近マイブームの下地のESIグリップ剥き出しのバージョン。

BOSCO MOOSEバーはステムの突き出しやハンドルの角度は変えられないけど構造上絶対にズレない剛性が手に入ります。ステムとハンドル別体で買うより実はお安い、っていう裏技でもあり。
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
奥様はBOSCO BARのローライズバージョンTosco Barに単色焼豚。コットン+セラックニスはレザーさドル同様に経年変化してどんどん格好良くなります。

タイヤはフレームのクリアランス的には2.8インチまで入るのですが、
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
クラシックなコンポでフロント多段で組む場合は2.5インチあたりがお勧めです。インナーに落とした時のチェーンとタイヤのクリアランスを稼ぐためです。
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
この楽器のグラフィックよ。かわいい。

どちらもクランクにはズボンガードを仕込んでズボンを守ります。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
オフロードのニュアンスのあるRivendellにはぜひ”ピン打ちのペダル”を使ってみてください。足の裏がガシッとペダルを掴むので、太いタイヤで昇坂でも立ち漕ぎでグイッとバイクに力を伝えることができます。

定番ならRivendellデザインのピン打ちペダル「グリップモナーク」(日本名ガンマペダル)、もしくは一般的なMTB用のプラペでもいいと思います。
*RIVENDELL* susie w. longbolts/wolbis slugstone (53)
今までピストを中心に乗ってきたお二人。初めてのギア付きバイクとしてRivendellを選んでくれたのが本当に嬉しかった。
*RIVENDELL* gus boots willsen (54)
ピストで鍛えられているお二人なので、納車直後の帰り道はついつい変速無しで坂を登りきっちゃった、というエピソードがめっちゃ面白かったですが、納車後モリモリ乗り回していることも最高です。

ピストより重くて遅いけど、なぜか毎日乗りたくなる(それはアップライトなポジションに秘密がある)、快適でどこか行きたくなるのがRivendell。他車種のバイクに乗っている方にもRivendellファンになってしまう素養がある人はいっぱいいることを私は知っている・・合わない人ももちろんいらっしゃいますが!邪教勧誘です。

ーー鉛筆ーー
実はフレーム少しあります。

GUS BOOTSは全て完売してしまいこのままディスコンになりそうです。

SUSIEは、本国アメリカではあまり売れないけど我々にとってはゴールデンサイズ「50cm」をすこしだけ分けてもらいました。色はGoldとLime Green。それぞれ2、3本です。 残すはGOLDがラスイチとなりました。

股下PBH:74-86cm もしくは サドルハイト:62-69cm

の方に適合サイズです。いますぐ自身のサドルハイトを測ってみてください。太めのタイヤにたわんだトップチューブのHilliBikeを是非組ませてくださいませ。

以上タニでした。