ブルーラグの取り扱いフレームブランドでは珍しいUKブランドの「SINGULAR(シンギュラー)」
まだまだ情報が少ないけど今後増えていくであろうし、何より担当させていただいた車体が溜まってしまっているので何台かご紹介させていただきます。
情報が少ないっていうのが一番の理由なんでしょうけど、僕が担当させていただいたオーナー様は共通して店頭で一目惚れパターンではなくてご自身で調べて「なんだこれ、気になる」からお話しが発展するケースほとんど。
実際目で得られる情報を掘っていくと他のフレームメーカーにはない部分がたくさんあって面白い。
*SINGULAR CYCLES* peregrine (S)
こちらのオーナーはフィリピンからのお客様で、日本に自転車旅行で遊びに来てくれる最中のご依頼でした。
オーナーはこれ以前に*VELO ORANGE* pass hunter disc frame setに乗っていて日本にいる間はこれでいろんなところにツーリングに出かけていました。
そして旅の工程を無事終えて今度はシンギュラーのペリグリンに載せ替え。
内容的にはヘッドセットの新調のみでその他のパーツはまるっと載せ替えができるほど規格は共通。
今回の旅でももちろんだろうけど、彼の旅を故郷でも支え続けている*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist packと、*SWIFT INDUSTRIES* paloma handlebar bagはやっぱり使ってるだけあってとてもかっこよかったのを覚えています。
ギア周りは、後ろ11速、フロントシングルで、タイヤは業界屈指のタイヤギークが発信する*ULTRADYNAMICO* cava race tireを前後に。
彼らのタイヤへの情熱を知ってしまうと魅力が3倍増しに思えます。シンプルに使ってみたいと思ってしまう。僕影響されやすいしね!!
シンギュラーのアイデンティティでもあるこのエキセントリックBB、これのおかげでギア付きでもシングルスピードにもできる優れもの。
ギア付きのにもこのエキセントリックの恩恵はあって、このバイクのようにクランクの位置を上めにセッティングするとBB位置が高くなり踏んでからの反応がよくなるとか、逆にBB位置をさげると低重心化され安定感が増しハードなツーリング時はこっちのほうがいくらかよかったり。
クイックに変えられるわけではないけどやり方覚えたらめっちゃ簡単。
お次は、先日YOUTUBEのバイクピープルでもあがっていた彼のバイク。
*SINGULAR CYCLES* gryphon frame set
ブレーキレバーは*TRP* RRL SR alloy road brake leversのやつで、穴空いてるやつ。
これは動画のセラくん熱望のやつでした。
フロントに構えるでかいバッグは*SWIFT INDUSTRIES* zeitgeist packをオン。
このライドの日も温泉セットとか詰め込んでパンパンにしてきたのはなんだか嬉しかった。
ステムは*PAUL* boxcar stemで、コラムスペーサーの順番は彼のリクエストで「グラデーションになるように」というオーダー。よく見てくれてる。
シートクランプは工具なしで上下できるように*DKG* flip lock clampにしたけど彼は早くもドロッパーシートポストを入れたいって嘆いてる。。。
クランクはこのグリフォンが73mm BBシェルなのでSHIMANOのMTBクランクをチョイス、山用のギア比となってます。
タイヤは、*TERAVAIL* rutland tireの2.2インチはmm換算して、約56mmくらい。
彼はスケートが本業だけど、彼のポテンシャルならこの幅でどこでも行けちゃいそうなくらい自転車乗るのもめちゃくちゃ上手。
嫉妬してしまうくらい乗るのが上手で、画になる彼。
彼と乗りに行くと楽しくなって自分もチャレンジしてみようとふと思いそうになるけど多分取り返しのつかないレベルの怪我をして周りのみんなを心配させてしまうので声に出したこともないです。
本当に楽しそうに乗る彼が組ませてもらった身からしたらとっても嬉しかった。
そんな彼の写真を最後にどうぞ。
なんだかんだでSINGULARを担当させていただく機会が多く、まだバイクチェックしなくちゃいけない車体が残っているくらい・・・。
まだまだ鮮度の高いバリエーションをお見せできると思いますし個人的にもとっても楽しみがこの先も多いブランドに思えます。
また近くSINGULARのバイクチェックをしたいとおもいますのでその時もよろしくお願いします。
シャミセン