上馬店から、最近またタバスコブームで毎日お腹が痛いタニが書きます。
今日は、Rivendellがプロデュースするバッグブランド”SACKVILLE”のご紹介です。おそらく1つの記事で全部書ききれないのでパート1ということになると思います。
いろんなモデルがあるのですが、本日はサドルバッグからご紹介していきます。
Rivendellによくくっついているこの四角くて大きいサドルバッグ。BROOKSなどについている”サドルループ”にぶら下げて使う大容量のサドルバッグで、通称”サドルサック”と言います。
もちろん”サドルループ”がついたサドルをお使いならRivendell以外のバイクにも取り付け可能です(RIV以外につけるのをためらわないでくださいね、数年前SURLYのボスのポールさんが自身のECRに付けていて格好良かったです)
これはRivendellボスのグラントさんのJOE APPALOOSA。
グラントさん曰く、
”SACKVILLEのサドルサックはすべて、私たちの30年以上にわたるサドルバッグの使用とこだわりの結果です。私たち自身のデザイン、コネチカット州で妥協なく作られたものです。高価ですが、何十年も使えるものです。いずれもループ付きのサドルが必要です。最近のレザーサドルやプラスチックサドルにはループが付いているものがあります。サックヴィルのサドルサックはすべて、アメリカ製のワックスコットンよりもしっかりと織られたスコットランド綿で作られています。”
サイズや大きさでモデルがいろいろあるので、デッカイ順にご紹介していきます。
*RIVENDELL* sackville baggabond saddle bag
まずは一番大きいのです。名前もそそる”バガボンド”。これはかなり大きいので、僕ら平均的な日本人体格のフレームサイズ、サドルハイトだと結構取り付けは厳しいかもしれません。
サドルループから、タイヤやフェンダーやラックなど、最も高い位置にあるものとの間に33cmのスペースがあるバイクをイメージしてデザインされています。
もし33cmのスペースが確保できるなら、写真の本国スタッフWillくん(長身で足長い)のバイクのようにぶら下げることができますし、僕ら日本人の体型・フレームサイズの場合の多くは、
下にリアキャリアや、バッグサポーターを仕込んでタイヤとバッグが擦らない様にします。
続いては中くらいのサイズ、
*RIVENDELL* sackville happisack saddle bag
バガボンドが大抵僕らには大きすぎるので、おそらく日本人的には”大きい方”になると思われる、HAPPISACK。大きめのリュックくらいの容量があって、靴やヘルメットも余裕ですっぽり。日常使いでこれ付いてたら、WALDのバスケットは外せるかもしれません。
ちなみに裏側にはマルチユースのベルトが走ってるので、タイラップでラックに固定したり、VOILEや余っているトゥストラップなんかを使ってユサユサするのを防いだり。サイドのポケットにはバッグのなかに入れたら出し入れが面倒なU字ロックや小物をぽいぽい。
タイヤとサドルループの間は27cmくらいあればクリアランス確保できると思いますが、
こちらもラックやバッグサポーターとの併用がおすすめです。
そして一番人気はおそらくこのサイズ。
*RIVENDELL* sackville bagboy saddle bag
本国だと”スモール”ってポジションですが、フレームサイズ51や54がメインの僕らに一番しっくりくるサイズで、サドルバッグとしては「どこがスモールやねん」と言えるくらい十分な容量があります。
ラックをつければ大抵の人はつけることができるし、足の長い方、背の高い方は憧れのラックなし装着も夢じゃない。このBAGBOYとWALDバスケットがあれば、大きすぎる139バスケットを外せるかもしれません。僕も使っていますが日常使いでちょうど良いおすすめのサイズです。
このBAGBOYの派生系として、
ぺったんこな*RIVENDELL* sackville slimsucker saddlesackというのもあります。
高さがないのでバッグサポーターを必要とすることが少なく、ROADINIやHOMERでどうしても金属のラックで重くしたくない、なんてときはバッチリかも。
そして最後にミニミニサイズ、
*RIVENDELL* sackville saddlesack XS
その名の通りのサドルサックのミニチュア版。あのままのデザインでちっこくて可愛い。
ラックなしで付けられるので軽快系のバイクでチューブや携帯工具、ライドのお供をこれで携帯したり・・
グラントさんはハンドルバッグとして使ってました。携帯財布鍵タバコ、日常のポケットの中身を放り込むならフロントに仕込むのも良いですね。
面構えもよし、です。
これらSACKVILLEは、すべてスコットランドから直輸入したワックスドコットンを使用してアメリカはコネチカットでハンドメイドされています。完全防水ってわけじゃないですが水も弾くし今のところ僕は雨が侵入して困ったことはありません。
そしてそして番外編、バッグとは別売の、ネーミングが可愛い
*RIVENDELL* sackville kangaroo pouch
バッグの中に完全に格納しちゃって出し入れが面倒なものを外付けできるオプションポケット。特にBAGBOYにはポケットがないから合わせ技で使うと調子良さそう。
グラントさんが使い込んだ感じはこちら。
そして僕は密かに、
バスケットのここに仕込んだら便利+格好いいんじゃないかと画策中。。
・・・やはり長くなりました。RIVENDELL乗りも、RIVNDELL以外のバイクをお持ちで昨今のハイテクバイクバッグがしっくり来ない方も、ぜひSACKVILLEを使ってみてください。重くて完全防水じゃなくて、最高です。
パート2へと続きます。