こんにちは
上馬店より一周です。
自分は酒どころ新潟出身なのですが、普段はもっぱらビール派。
最近は大人の階段登って地元新潟の日本酒でも嗜んでみようかしらと、新潟コンセプト居酒屋に足を運んで日本酒を飲んで来ました。
なんでこれまで飲んで来なかったのか自分でも分かりませんが、非常に良い時間を味わってきました。
でもスルスルと飲め過ぎて気づいたらだいぶ酔ってしまったので、気をつけたいところですね。(成分非公開の村祐が美味い&面白かったです)
本日も好きなモノの話をします。
カリフォルニア州サンノゼでファクトリーを構える“Philwood”
BBやトラックハブを筆頭にmade in USAでモノ作りを続けて50年(!)
いくつかの品番で欠品状態が続いていましたが、先日ドサッと着弾致しましたので改めて。
代名詞的存在のトラックハブ、特製のシールドベアリングを用いた1本はガシガシ乗り回しても良い回転状態を長期間維持してくれますしメンテナンスも不要。
ベアリングが寿命を迎えてしまったとしても何度も何度もベアリングを打ち替えてその回転を元の状態に。無敵かな?一生涯使えると言っても過言でない。
リムを壊してしまったとしてもリムを組み替えていくらでも組み替えられると思わせてくれる屈強なハブフランジ。
ラフにバイクをぶん回してはパーツをぶっ壊してしまう彼の地のライダーたちの使用率の高さも頷けます。
トラックバイクはもちろん、車種問わず出番の一番多いバイクに組み込んで頂きたいところ。
とかなんとか言っちゃっても、結局はこのハブの美しさ、格好良さだけでも選びうる理由になるのがPhilwoodの罪なところです。
クラシカルなローフランジと、剛性感高めなホイールに仕上がるやんちゃなハイフランジと揃い踏みです。
ちなみにハイでもローでもないミッドフランジトラックハブも久方ぶりに着弾しており〼
フランジにかけてムニュっとくびれるハブシェルとフランジの肉抜き(!)、ヘアラインよろしくなマット質感もそそります。
おわかりいただけるだろうか!!!!!!!!!!1
(ブラックもいいなあああああああああ。。。)
今は一線を退かれているPhilwoodの前ボスであるピーター氏が特別に図面を引いてくれたスペシャルなミッドフランジハブ。
いちお客さんの頃に憧れていたハブだったので自分は1ペア買います。色だけ悩みますね。。。シルバーかしら。
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余談も余談だけどbishopは自分たちでブラッシングしてマットver作ってる。すご🙄
またPhilwoodのトラックハブを使う上で気にして頂きたいのがトラックコグ、
通常使用の範囲であれば生涯保証をしてくれるPhilwood製品。
その保証を受ける為にコグは同社のものを使ってくださいね。コグを取り付けるスレッド(ねじ山)の長さの関係や、
他社製のものを取り付けたことがある方は分かるかと思いますが、取り付ける時の手応えが結構違います。
(Philのはニュルンと気持ちよくコグが回る感触がありますが、他社のは手応えが重い)
肉抜きの入ったこのSLRコグを取り付けて欲しいからというのもあります。
度々彼らにお願いしてジャパンリミテッドとして生産してもらっていますが、この度こちらも再生産。(17Tのみです)
この機能的には大きく関わらないところなのに本気出して格好良く作ってくれるところ、
自分の思うアメリカ!!って感じでめっちゃ好きです。
またSURLYやCRUSTをはじめとしたクロモリのフレームに採用されている1-1/8サイズのヘッドパーツ、
2ピースクランク向けのアウトボードBBにクラシカルなスクエアテーパーのBB、シートカラーもドサッと着弾しております。
ハブと同様負担のかかる回転部分、特にスクエアテーパーのBBはピーター氏お気に入りプロダクツ。(そのブランドの中の人イチオシってなんか使いたくなります)
そしてそして個人的にお熱なアレも再入荷。
はいこちら。Philcentric BB 。
SHIMANOのホローテック2やSRAMのGXPのクランクを使用してギアードのバイクをシングル化しちゃう魔法のBBです。
二層構造になっており開けたらばこんな構造になっています。取り付ける前なのに既に格好良い。
左のシェルはよく見るとクランク軸を通す穴がど真ん中じゃなく少し中心からズレていて、
右のシェルに取り付ける際の位置によってチェーンテンションの微調整が出来ます。
特殊な見た目の通り、取り付けの工具も特殊なので使用の際は専用ツールもゲットしてくださいね。
BB本体はもちろんだけれど工具も鬼格好良いのがアメリカブランドらしい美意識の高さ。
(スプラインにハマる工具の削り出し部よ。。。)
工具を回す際にコグ回しが別途必要なのでご注意をば。
構造上BB側の引きしろは大きくないので、歯数とフレームの組み合わせによっては半コマ噛ませないとチェーンテンションが出ないことがあります。
が、すっきりシングル化するのにそれは粋じゃないなというのがジレンマ。
そんな状況に直面したらば、オール半コマチェーンをお使いください。
専用ツールやクランクの制約だったりと、手間こそ少しありますがそれを補って余りあるモノとしての格好良さを併せ持つパーツのPhilcentric。
最近乗っていないバイクのカスタム策はもちろんのこと、このパーツから1台生やすなんてのも大いに結構。
これまで少量の入荷でしたが、比較的まとまった数がご用意出来ましたのでシングルスピーダーの方は是非に。
ではでは