身内事になってしまって申し訳ないなって思ったんですけど…

先日このトップにでてきたデジさんのタイトル。めちゃくちゃわかる!!と笑ってしまった。
高校生の頃の遠足も専門学生の時に行ったあの時も、大抵腰を下ろしたいときはいつでも行ったもんです。
季節天候問わず安定した室内でほどよく暗くてちょっと眠くなってしまったりね。
マーメイドラグーンシアター(席に座って見れるショーです)でアリエルが飛び回ってるんですけど近く来ると結構テンション上がります。
ちなみにリトルマーメイドの「Part of your world」は日本語版なら全部歌えます。

見た瞬間「あるある!」と思ってつい書きたくなってしまいました。

 

 

さて、今回は2台のSURLYのご紹介を。
どちらも同じシングルスピードなのですが少しづつ違うシングルスピードをご紹介しますね。

まずは1台目。

*SURLY* straggler

*SURLY* straggler 650B

*SURLY* straggler 650B

*SURLY* straggler 650B

こちらのストラグラーはシングルスピードで組ませていただきました。
オーナー様は10年くらい前にピストに乗っていた過去があり生活環境の変化とともにそのピストのカスタムを検討していたのですがカスタム内容的に正直かかる金額以上に便利にならない可能性や、できないことが多いという壁がありならばとご英断。

そうと決まれば今の生活環境にばっちりの仕様にしましょう。

とはいえギアは必要じゃないのでシングルで。
そのぶんハンドル周りはめちゃくちゃシンプルにできます。

 

*SURLY* straggler 650B

*SURLY* straggler 650B

シングルスピードって見た目の心意気も潔くてとてもいい。
多少の不便はあれどそれすらも楽しめばこっちのもんだし、そもそもパーツの点数もギア付きに比べて圧倒的に少なくなるのでそのぶんトラブルも少なくなります。

もちろん壊れないわけではないけど日々生活の道具として使う上でしょっちゅうトラブルに悩まされたり故障の原因がいろんなところにあったりするのはなんとも安心できないです。

 

*SURLY* straggler 650B

*SURLY* straggler 650B
*SURLY* straggler 650B

普段ならフロントバスケットスタイルを推しますが今回はオーナーのスタイルと希望でリアラックスタイルに。
リアラックは*TUBUS* disco rear rackに納車時にバッグも追加で選んでもらって*BLUE LUG* grocery pannierをリアラックにつけてスーパーで買った長ネギもそのまま入れちゃえる仕様に。
当たり前ですけど、自分が本当に使うことをイメージしながらそれに調子のいいパーツを選ぶ時間ってとってもワクワクします。
それが永遠に続けばいいとさえ思いますけど実際に乗って遊ぶのが一番いいので噛み締めながらパーツ選びをします。

 

*SURLY* straggler 650B

*SURLY* straggler 650B

以上、1台目の紹介でした。
この自転車がオーナーの生活をまた一つ豊かにしていてそれのお手伝いができていたのなら幸いです。(真面目ですね)

 

 

*SURLY* steamroller

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

お次のシングルスピードはこれまたサーリーの、こちらはスチームローラーになります。
このモデルはシングルスピード専用機になります。
ストラグラーやクロスチェックは後々カスタムで変速機をつけるってことができるのに対してこちらは生涯シングル仕様です。
それだけフレームのディテールもシンプルな作りになってます。

今回は固定ギアで組み付けしました。
フロントのハブにダイナモハブを使い発電した電気でフロントライトを点灯させています。要は夜もライトの充電とか気にしないでそのまんま手ぶらで乗れちゃいますよってことです。
僕なんかがそうですが一度ダイナモライトの旨味を知ってしまうとやみつきになってしまいます、そもそもライトを充電すると言う脳がなくなります。危うい。

 

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

ボトムブラケット(BB)以外の回転部分には生涯安心、高耐久のPHILWOODで。
後々カスタムしにくい部分になるので初めのうちにバシっと決めさせてもらっています。

 

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

正直、僕がかっこいいと思う色の合わせを取り入れてもらったりしたとこもありますが「オールシルバー」や「オールブラック」などでまとめずにちょこちょこブラックを散りばめたりと色の塩梅がバイクの雰囲気作りに一役買ってます。
オールシルバーでもオールブラックでもないこの感じが個人的にはすごく好みでバイク全体として僕が気に入ってる部分でもあります。

 

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

オーナーは大の革好き。
サドルは*BROOKS* b17 special、最初からBROOKSの革サドルを選ぶことは決まっていましたがどのモデルにするか。決め手となったのはこのスペシャルなほうの職人による手打ちのリベット。これがきっかけで選んだサドルとなってます。
関係ないですが、オーナーの所有するお財布は「エイの革」の財布だそうでそもそもそんなものがあるんかとまた一つ知識が増えました。めちゃくちゃかっこよかった!

 

*SURLY* steamroller (56)

*SURLY* steamroller (56)

 

いかがだったでしょうか。
2台ともシングルはシングル。けど似て非なるシングル。
ギアは一つでも組み方、仕様はその人それぞれ。使い方乗り方にあったシングルがあります。
はじめっから「このスタイルが絶対自分に合ってる」ってわかっている人はなかなか多くないのでパーツの少ないシングルとはいえ些細な変化を求めてさらに便利に自由にカスタムをしていくものです。それがその人の人となりを表すことも少ないので2台のオーナーお二人も様々なカスタムを今後もたくさんして自由に楽しんで欲しいです。

 

それでは今回はこんなところで!!

 

 

シャミセン