↑かねこさんの冷たい視線が刺さるトップ写真はアルバイト時代(19歳)
どうも上馬店ウエンツです。ブログ久々でごめんなさい。
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今日は僕のことについて、お付き合いください。
このインスタグラムは2016年2月16日。
BLUE LUG 幡ヶ谷店でウエンツを襲名してから、長いようであっという間だった約7年。
長くお世話になったBLUE LUGを12月27日の年内最終営業日をもちまして、退職致します。
まずはお客様、そしてBOSSをはじめとしたBLUE LUGのスタッフ、本当にお世話になりました。
もちろん嫌なこと大変なこと沢山ありましたよ。でも今日まで辛いとか言って逃げ出さなかったのは、そうゆうことだと思います。
本当に本当に心からありがとうございました。
挨拶はバシッと締めたいんですが、僕の文章力では無理っぽいので、このままヌルッと行きます。
今回のさよならには、一つとても大きな理由があります。
2020年に世界に大きな混乱と変化をもたらした感染症は、僕の生活や心にも大いに影響を与えました。
今日と同じ明日がくる補償なんてないんだよ。
こんな月並みな言葉すら重くのしかかる出来事もあり、ふと思い出したのは一本の映画。
(よくある話みたいでしょ)
学生の時に見た、若き日のPatagoniaとTHE NORTH FACEの創業者2人の旅を辿るドキュメンタリー。
当時は妙に強烈で、「いつかパタゴニアに行く」それが漠然とした夢になっていきました。
そんな映画を思い出して改めて「いつかって結局いつ?」「俺が今やりたいことってなんだ?」
いつかとか言ってる間にすっかり旅行しにくい世の中になってしまったじゃん。
どれほど悩み考えても結局その場のYESかNOだし、悩んでるフリしてたら一生「いつか」のままだ。
結局何が言いたいかというと、今なんじゃないかと思ったんです。
南米に、アルゼンチンに、パタゴニアに、1年。自転車を持って行ってきます。
こんな感じで自転車に積める荷物だけで、1年間どうにか生きてみようと思います。
そして頑張って生きて帰ってきます。多分。
なので、BLUE LUGを離れる決断をいたしました。
嫌なお別れじゃないです。
だってまたスタッフと自転車の話したい。俺の自転車かっこいいし、いい自転車たくさん知ってる。
そして谷さんとまたエッチな話したい。だって俺エッチだし、エッチなことたくさん知ってる。
なのできちんと、普段ブログを読んでいただいているお客様にもご報告させてください。
スタッフからも聞かれたのですが、日本に戻ってからのことは何も考えていません。本当に何も。
もし、もしまたBLUE LUGの一員になった時は若手として下っ端として、改めてお願いします。
でも「仕事ないから働かせてください〜」なんて都合よく働ける場所ではないと思っているので、今回の退職はとっても大きな決断で、僕にとってBLUE LUGっていうのはそれほど大切な場所だと勝手に思っています。
改めまして
僕が組ませていただいた自転車、触らせていただいた自転車が今もどこかで走っていて、僕がBLUE LUGをそして上馬店を離れても僕がいた証がそうして残ること、誇りに思います。
誠に勝手ながら、来年の決意表明と今まで関わっていただいた全ての方へ心より感謝を込めまして、
僕自身のご挨拶の代わり、そして最後のブログとさせていただきます。
Hasta la vista, baby.
吉井 哲平
〜追伸〜
万が一の際、写真はこれでオナシャス。