弊社メカニックは、特に制服もないし、各々好きな格好で働いています。

自分は決まって、いつもの格好の上にエプロン、そしてその上に「メカニックシャツ」を羽織ります。僕はワークシャツ、メカニックシャツが好きです。

PASS AND STOWのMATTはRED KAPのシャツ)
憧れるアメリカのメカニックやビルダーの真似なのかもしれないです。もしくは単純に洋服としてワークウェアが好きなのかもしれません。

なので、仕事中もお休みの日も、ワークウェアをよく着ます。

(レジェンドビルダーSteve Potts(左)がリアルにカーハート着ているのとか。あのゴツい生地がどんだけ着たらこんなに柔らかくなるんだ)

この仕事着なんだけど、普段着としても自分と密接というか、”作業着”にプライドと言ったら大袈裟だけど、愛着を持っているところというか。

ここ数年はSWRVEがメカニックシャツとして調子よくって着ていました。5枚買いして、上記のPottsさんみたいに長年着てたらなれるんじゃないかと思って。しかし

先日最後の1枚が、破けました。。。ここから破けるんやね。

こうやってみると、汚い。

地べた転がる自転車触ってればそりゃそう、なのですが、僕がワークシャツを羽織る理由。「私服を汚れから守る」。白いパーカなんて来てた日にはパンク修理一発でオシャカです。

ラスト1枚のSWRVEが破けてしまったので、以前着ていたRED KAPに戻そうかな、なんて考えたのですが、

RED KAP、久々に着たら丈が長い。若い頃はなんとも思わなかったのだけど。悲しき日本人体型。

そこで、職権という名の棍棒をブオンと乱用してみました。

弊社縫製チームにお願いして、RED KAPのワークシャツの裾をBOX CUTにリメイクしてもらいました。

この短くなった丈が、めちゃ調子良い。

*BLUE LUG* box cut mechanic shirt  173cm、Mサイズにしました。

オーバーサイズやパーカの上に着れるサイズを買うと、着丈がめっちゃ長くて萎えちゃう問題をバシッと解決。長さ絶妙で気に入っております。

他のスタッフやお客様でも来てくれる人がいるんじゃなかろうか、と量産してもらいました。

カラーは3色、ブラック、ネイビー、チャコールグレー。ブレーキ周りの黒い汁が目立たない実用的3色展開。

作業着としてはもちろんだけど、普段着でも着て欲しいです。当初は「ワッペン作って貼るか、刺繍入れようか?」とも言ってもらったのだけど、無地が良かったので無地にしました。ワッペンカスタムは着る人が各々にやるのがかっこいい。

そして外側からは見えないけどポイント、ネームタグ。書かなくてもいいけど、名前書けます。

SWRVEのときも書いていました。お揃いだと間違えるからね。古着のワークウェアを買った時、前の持ち主の名前が書いてあるとアガリませんか?

(このネームタグのステッチ、頼んでないけど目立つ色にしてくれてこれが背中側に見えるのも気に入っています)

COOK PAINTの料理長も即買いしてくれて嬉しい。

今朝今野ボーイも買ってくれました。ペインターに人気。

自分用にお願いした私利私欲なシャツだけど、お仕事用でも普段着でも是非。

地味ですが安いし自信作。いつもはパーツや車体ばかり紹介の上馬店ですが、珍しくアパレルのご紹介でした。

以上タニでした。