どうも上馬店ウエンツです。

 

今回のブログは伝わりにくい予感。。

久々に自分の自転車いじりましたって内容なんですが、ややこしいので時間があるときに読んでいただけたら嬉しいです。

 

ということで僕の自転車の紹介から。

*GEEKHOUSE* mudville僕のGEEK HOUSE MUDVILLE。そもそもこのGEEK HOUSEはハンドメイドバイクというカテゴリーになります。

市場に出回るほとんどの自転車はフレームの設計やデザインと、実際の制作段階では全く別の人(別の会社)が行います。もちろんそれがダメって事ではなくて、それが普通。

反対にハンドメイドバイクと言うのはフレームビルダーと呼ばれる人(集団)によって設計、デザイン、制作が行われたもの。僕たちは中でもアメリカ製のアメリカンハンドメイドのバイクたちが好きです。このフレームはボストンでMarty Worthによってストックモデルとして製作され、代々木の店長松本さんが乗っていたものを譲ってもらい、僕のCX(グラベル)バイクとして一昨年のGRINDUROからこの状態でしたが、これに代わるフレームを現在オーダー中。そうすると乗る機会が減ってしまうだろう。

MOTTAINAI!

そう思っていた矢先、「IGLEHEARTが頼めるらしい」という情報が。だったらIGLEHEARTでラックが取り付けられるフォーク頼んで街乗りにしたらええやん。

そうなりゃ即決でフォークのオーダーを決めたのでした。

 

今日はGEEKのフロントフォークを交換しましたってお話。

 

IF x IGLEHEART “4season” Frame

ではまずIgleheartって何?

谷さんのこのブログでもちょろっとご紹介してくれていましたが、フロントフォークの制作で有名な方。

彼、Christopher Igleheart(アイグルハート)は、”Igleheart Custom frame and forks”のオーナーであり僕たちが尊敬するレジェンドビルダーの一人で、Fat City cycles、後のFat Chanceでビルダーをやっていたレジェンドおじいちゃんです。


お年を召してもちゃんと自転車乗ってるのかっこいい。

こちらの当時のFat Chance(多分)に使われているYo Eddyフォークというフロントフォークを作っていたのがIgleheartであって、彼の家系図的子孫であるGEEK HOUSEのフォークはYo EddyをオマージュしたYo Martyフォークという名前。

*GEEKHOUSE* mudvilleハンドメイドバイクの世界にも師弟関係みたいなものがあって、GEEK HOUSE、Igleheart、Fat Chanceは師弟関係的につながるブランド同士なので、とっても胸アツ。

そんなフォークが上馬店に到着。正直届くのかどうかも半信半疑なハンドメイドあるあるを乗り越えて、本当に来た。

 

おいクソ…めちゃくちゃかっこいいじゃんか。憧れのフォークが今ここに。。。

それをソリッドにブラック単色で塗ってもらって、こんな感じ。

*GEEKHOUSE* mudville
*GEEKHOUSE* mudville
塗ってもらってからすぐに組付けちゃったので、フォーク単体の写真を撮り忘れた。

事前に*PASS AND STOW*のラックをつけたいと伝えてあったので、ばっちりつくように穴あけ加工も施してくれました。肩のIGLE♡ロゴが愛おしい。そういえばこのタイミングでPASS AND STOWも初めて購入してみました。世界一かっこいいラックでおなじみなこのラック、お値段もかっこよくて手が出せなかったのですが、このラック付けるためにオーダーしたフォークだったので、付けないわけにはいかん。

*GEEKHOUSE* mudvilleちなみにせっかくならとステムも一緒に作ってもらっていました。こちらもフォークと同様ブラックに塗ってもらい、トップロゴのみ。カスタムの時ってここのついでにこれも変えよう。なんて感じでエスカレートしていくんですよね。怖い。

*GEEKHOUSE* mudville
*GEEKHOUSE* mudville
最後は全体を。フレームと色合わせしないで、後付けした感じが気に入っています。

もうしばらく通勤爆速号として乗ってますが、フロントフォーク変えるだけでこんなに乗り味変わるんだって思うほど快適君になりました。荷物積んでいてもめちゃくちゃ乗り味いい感じ。まじ。

 

僕のリムブレーキ用フォークは一本のみの入荷でしたが、DISC用のGravel Touring Forkなるモデルがストックでいくつか用意することができました。

こちらは僕のベンドフォークとは違い、まっすぐに伸びた極太のブレードが特徴的。肩下とレイク量はENVEのGravelフォークとほぼ同一なので、モダンなグラベルバイクやツーリングバイクにはぴったりなんじゃないでしょうか。

またボトルケージやラック、フェンダー等を取り付ける為のアイレットもたくさん完備、使い勝手の良い最強スチールフォークの予感。

今お乗りのバイクのフォーク差し替えや、ニューバイクでフォーク交換そのままぶっこむなんての鼻血もんです。

でもフォークの交換って少しハードル高めのカスタムだと思うので、自分の自転車には合う?見た目的、組み合わせ的にどう?気になることは何でも聞いてくださいね。上馬スタッフが鼻息荒めにお答えすると思います。

ちなみに無塗装で入荷しているので、お好きな色にペイント可能です。お乗りの自転車とのマッチペイントもいいですよね。

 

ああぁ本当にハンドメイドの世界は深くて怖いなぁと感じるのでした。

 

本日はそんなご紹介。

 

ではまた

 

ウエンツ