SWIFT CAMPOUT 2020。楽しい時間はあっという間でした。週末に急遽お店を閉めてすみませんでした。今日は振り返りブログを書きます。

僕は”自転車”は、日常の中で当たり前のように便利だから好きだし、あまり非日常や何かに特化しすぎたバイク至上主義というわけではないのですが、今回のCAMPOUTを経て、素直な気持ち「ぶっちゃけまた行きたい」。

メンバーは僕、ダンカン、ウエンツ、一周の上馬スタッフに加え幡ヶ谷からティモ君、ジャグ兄の6人。

ブルーラグのお客様の中には既にバイクキャンプの達人もいっぱいいらっしゃるので、本格的なものは皆さんに任せて(ずるい)あくまでアウトドアに慣れない僕のレベルに合わせたプランを立ててもらいました(皆ありがと)

僕と同じくなバイクキャンプビギナーさんが「ちょっとこれ似たようなことやってみたいかも」と好奇心をモッコリさせてしまうこと。未来初体験をたくさん発生させれたら嬉しい。

AM 4:50集合…僕とウエンツが用意したバイクはこんな感じ。普段通勤で乗るRIVENDELLに積載能力をトッピングしての参戦。

今回は、キャンプ場までの「輪行+自走」ではなくパプア級輸送艦「ハイエース」を駆使します。

「6人+ 6台 + それぞれの荷物」。ハイエースは伊達じゃない。※メモ:ペダルは前もって外しました

キャンプ場が予約制ではなく先着場所取りなので、まずはチェックイン。BASE CAMP設置後にライド、というプランでした。


ジャグ兄とティモ君はギア系に詳しいので準備の段階で色々質問しまくりました。
普段ブルーラグオリジナルのBAGを作ってるジャグ兄はZEROGRAMというブランドのテントらしい。ブルーラグ幡ヶ谷の近くのNICE TIMEさん(元々LUGの前の店舗だったところ)で買ったそう、これが素人目にグサッときた。

格好いい。このテントを楽しそうに解説するジャグ兄を見て、バッグとテントってもしかしたら似てるんだろうか?と思った。空間を生地で仕切っていくような・・わかんないけど。

今まで興味のなかったキャンプギアがどれもすごく格好良く見える。。機能と重量とルックスと・・軽量、剛性、カラーアルマイト・・自転車好きなら刺さる要素てんこ盛り。


日本一周中何度もキャンプしてた一周と、登山大好きウエンツの野生児コンビも手際が良い。自転車屋のピットでは見れないメンバーの長所見れました。

ライド前に準備がてら散策。

このとき、サイト内でSWIFTのzeitgeist bagをつけたSURLY乗りのカップルさんを見かけてテンションが上がりました。(次の日に湖畔の道ですれ違ったのに咄嗟でちゃんと挨拶できずにすみませんでした!)


終始日常では出会えない景色。

各自のキャンプバイクチェックワンツーは後日にやろうかな??

ブルーラグの走り担当ダンカンは、カメラ人間になってくれました。

カメラ片手に行ったり来たり、皆の1.5倍は走っているんじゃなかろうか。

そして冒険ライドのスタート。

いつもの愛車も、いつもより多くの荷物やキャリアが付いているので思うように走ってくれない。楽しい!


木々が傘になって雨のことも忘れてライド。

一周の REW10はハンドメイドバイクのカスタムオーダーバイク。彼自身がパニアのライドに慣れているのと、パニア積むことを計算して作られたジオメトリーのバイクはさすが安定感ある走り。


ウエンツ坊は今晩使う薪を運んでくれたのだけど、脚力のある彼もちょっとこれは大変そうでした。ありがとね。

全ては晩のBBQのため。お腹減らさなきゃとペダルを踏み続けます。

心配だった自分のCLEM、ハイエースに大きな荷物をデポして(ずるい)身軽になったので好調。


そしてRivendellのロングチェーンステーの恩恵。店頭ではたまに「最近のRivは後ろが長のがちょっと・・」と言われてしまうこともあるのですが、他のバイクが後輪ズルッと滑ってしまう上り坂もしっかりトラクション。一踏ん張りすれば他の人が足を着いちゃうところもグングン登れました。


なんてオタッキーなこと言ってる間にも愛機のALL-CITYゴリラモンスーンをブンブン振り回して撮影してくれるダンカン。本当タフだな。(その動画は現在コロさんに編集してもらっています)

疲れたら声掛け合って、休憩して。安全第一。

休憩に見たハッとする風景。

吸い込まれるかと思いました。


メモ:フロントパニアのこのポケットに予備のボトル調子良い。



ライドも佳境。泥跳ねた皆のSWIFTバッグ達が格好いい。キャンプサイトに戻っていきます。

偶然同じキャンプ場だったお客様グループとバッタリで記念撮影。

皆装備もバイクもイケてました。

そしてまたピットでは見れない仲間の特殊能力。

ウエンツ&一周の火起こしのスキルよ。そして

慣れた手つきでフレームポンプで空気を送り込む一周。大丈夫なのそれ溶けない?と聞くと「補修品が手に入りやすくて安いのがTOPEAKのいいところです」だそう。さすが。

そうこうしてると日が落ちて、

晩餐の準備は進んでいきます。

飲み食いする前にしっかり防寒して、ワイワイと今日のライドを振り返る。「タイヤのチョイス失敗したわ!」とか「あのルートよかったよね!」とか話は尽きない。

そして、メインイベント。

実はこの日のために、LUG HATAGAYAのニューシェフ小宮君に、

スペシャルなお肉とカレーを仕込んでもらっていたのだ。これのために僕は、ラムダペダルを一生懸命踏んだのだ。

最高すぎる。

カッ!!

最高すぎる。

ここでまた一周の日本一周スキル発動。

「はんごうが無くても、ご飯炊けますよ」

本当に今回のCAMPは周りのX-MEN達の能力に助けられました。

カレーも最高すぎました。いつもは海外のレストランのようなメニューを作る小宮君ですがこの日のカレーは僕らにアジャストしてくれたみたい。牛すじ煮込みカレー最高でした。

食べた瞬間出る言葉、「まじかよ」
(小宮君のご飯はLUGで食べられるのでLUGのランチを是非。美味すぎて声でます)

そして夜は更けていきます。。

翌早朝。日常より5時間前倒しての起床。

夜明けの日の出まで降り続いた雨が奇跡で止んで、後片付けとコーヒーから始めます。普段料理を一切しない僕が腕に縒をかけたホットサンドは昨晩とのクオリティの差が空しいので割愛します。


久々の日光に照らされる皆のバイク。

午後はまた雷雨の予報だったので、予定してたルートを変更して出発。


とはいえダンカンが引いた急遽のルートも景色も最高で。


車種バイクはバラバラでも、足並み揃えて、


木漏れ日の中をゆったり流す。。

ああ書いていてもう一度あの道を走りたくなってきた。。思い出しながら書いてブログが長くなってしまいました。

僕らのSWIFT CAMPOUT2020はこれにて終了。一緒に来てくれた仲間と僕らに行かせてくれたお店の皆に本当に感謝です。

自転車、普段の脚としてももちろん便利なんだけど、こんな休日の遊び道具としても最高です。それに気づかされたCAMPOUT。SWIFT好きになってよかった。生まれついての出不精が治りそう。

これを見て「自分も!」と飛び出してくれる方がいたら、趣味や遊び方が増えちゃう人がいたら感無量です。SURLY、RIVENDELL、CRUST、VELO ORANGE..こういうの得意なバイクをお店でたくさん準備して待っています!

最後まで読んでくれてありがとうございます。次のお給料できっとテントを物色しちゃう、タニでした。