上馬店のタニです。今日はRivendellが欲しくなっちゃうグログを書きます。
今年はおうち時間もたっぷり過ごしたからか、
久しぶりに皆で行ったRivendellライド、めっちゃくちゃ楽しかった。。朝の待ち合わせの時点でその予感がムクムクあった。
その日のドレスコードは”Rivendell Bicycle”に乗ってくる事。それだけ。
そして、このRivendellの新しいフレーム、この未知のバイクに皆で乗ろう、っていうのも目的でした。
この日皆が乗ってきたRivフレームはバラバラだったし、それぞれに長所短所はあるのだけど、共通して普段街乗り通勤で使っているバイクを、そのまま非日常でも楽しめる。そのオンオフの境目のないところがRivendellの魅力だと思います。
Riv好きがこんだけ集まれば、自然とサドルトークはバイクの話(もしくは下ネタ)になっていくんだけど、そこで生まれた言葉が面白かった。
「太Riv」と「細Riv」
Rivendell、各モデルの個性と乗り味は本当にバラバラ。
本国ではその各モデルを”Hillibike”とか”ALL-Rounder”とか”CountryBike”とか用途別に名前をつけてジャンル分けをしているのだけど、ガタガタ道をギャーギャー騒ぎながら自転車談議していると単純に「太Riv」か「細Riv」って言葉が自然と会話の中で生まれてしっくりきた。
そんな言葉ないのだけど!
要するに、
この日まっちゃんとチューヤンが乗っていたSam hillborne、
(↑チューヤン良い笑顔)
またティモ君が乗っていたCHEVIOT⇩、キャリパーブレーキでタイヤクリアランスが43c以下のフレームを細Rivと呼び始めて、
(まあ細いと言っても43cが入るんですけどね。麻痺してる)
これら細Rivは本当に万能。東京だったらきっと一番適している。普段の街乗りアスファルトの上もスイスイこなすし、この日のライドもタイヤ選びを工夫すれば普通に楽しめる↓
こんな風にも!
そんでもって、「太Riv」とは。
この日の主役GUS BOOTS WILLSENを筆頭に、
僕が乗っているClem Smith Jr.もその分類。
その他で言うとJOE APPLOOSAやATLANTIS等、Vブレーキで2.0インチ以上のマウンテンバイクの太さのタイヤが履けるものを「太Riv」となんとなく定義して、自転車談議は加速していきました。
(↑僕のClem。人が乗ってくれている自分のチャリ写真は嬉しいものだな)
これら太Rivは、細Rivと比べると街乗りでは遅いです。よりのんびりした乗り味。というか太Rivには太いタイヤを履きたくなるからタイヤのせいでもあるかも。
太Riv乗りが細Rivを借りると「うおっ速えー!」と大騒ぎするし、細Riv乗りが太Rivに乗り換えると・・この通り↓
まっちゃんのこの笑顔を見よ、圧倒的だったGUS BOOTSのポテンシャル。飛び交う奇声。
悪路に持ち出せば、Rivendellってどんな土地で生まれたものか気づかされる。自然の中で生き生きと走る。
(ちょっと書いていて誤解感じたので補足。僕の体感ですがJOEとATLANTISは厳密に言うと細Rivと太Rivの間のスピード感でいいとこ取り。タイヤクリアランスで無理くり分けてこの日は太Riv、というくくりになっていました)
半日走り回って、どのRivendellのフレームが自身に合うか、乗って比べて、細Riv派?太Riv派?いや両方欲しい。そもそもヘッドバッジが好みなものを選ぶ??チューヤン太Riv組みなよ!!そんな会話が最高に楽しかったです。僕はこのライドでAtlantisが欲しくなった、比べたい。買ってしまうのか、それとも今野ボーイのを借りパクするのか。
長い前振りと楽しかったライドの思い出を経て、GUS BOOTS WILLSENを組んだのでご紹介します。
*RIVENDELL* gus boots willsen (51)
サイズはSにあたる51にて。日が当たると銅色に光る”ブロンズグリーン”。
乗って走って一番に感じる事=「ヘッド周りの剛性」・・・ってよく聞くけどよくわからないこの言葉を実感するにはこのバイクと他のRivを比べて乗るのが一番よくわかるかも。
なぜオーバーサイズのフォークコラムとアヘッドヘッドセットが普及したか、大いなる自転車の歴史を掌に感じる(割と大袈裟じゃなくい)。
でもこれは好みかも。僕はユサユサ柔らかいスレッド1″コラムが全然捨てがたい。
ハンドルはロスコバー(再入荷お待たせしました)。Rivには是非大きいサイズの幅540mmを。トラックバイクやロードバイクのコミューター化には480mmを。
本国のデモバイクはステムもスペーサーも気取らずなんでもないものを付けていたけど、ここはせっかくNITTOさんのお膝元ニッポン。幅広なロスコバーをより硬く、オフロードでもズレない安心感が試したくって、ダブルヘッドのV-4ステムを。
ハンドルをブラックにしたところを気に入っているけど、今思えばステムとスペーサーをブラックでシルバーのロスコバーでもよかったかな、なんて今思いました。
デカールグラフィックや美観ディテールは見ての通りいつも通り最高なので割愛して、
8速の安いコンポ(変速機は2000円です)で十分に最高の休日ライドができる事を確認したかったのと、
このペダルもオフロードで試してみたかった(ちょうどよくって、最高)
まずそのルックスに目を奪われて、写真よりも実物が格好いい。
でも真骨頂は乗った時に感じる「何これ楽しい!」と「Rivendellじゃないみたい!」というびっくり。僕が受けた衝撃を皆にも味わって欲しい!という気持ちで組みました。
店頭で実物、見て触って乗ってください。
「太Riv」の大ボス、GUS BOOTS WILSENのご紹介でした。
長々と読んでいただいてありがとうございます。タニでした。