どうも上馬店ウエンツです。
本日は僕たちがよく組ませていただくサーリーのクロスチェックというフレームに関してご紹介。最後には動画も紹介するので見てみてくださいね。
僕たちはファーストバイクとしてこのクロスチェックをお勧めすることが多いのですが、それにはきちんと理由があります。
まずサイズが細かく用意されているところ。
大体150㎝後半の方から乗れる最小サイズ42から2m以上の高身長の方もぴったりで乗れるサイズ62まで。2㎝刻みの9サイズ展開。同じフレームでここまで細かくサイズ分けてくれています。実はサイズって自転車を選ぶ際に最も重要といってもいいところです。
そして様々な組み方ができるというところ。
ロードバイクのようにドロップハンドルで、細めのタイヤを履かせてもいいですし、ママチャリライクなハンドルを合わせてまったりお買い物号として組むこともできる。そしてちゃんとかっこいいし、乗りやすい。ハンドルの形が違うだけでも乗り味や見た目を大きく変えることができる。ここがクロスチェック一押しの理由です。
なので今回は主にクロスチェックではどのような自転車が組めるのかにフォーカスして以前お渡ししたクロスチェックを何台か紹介していこうと思います。あくまで一例なので、可能性は無限大。
どちらもドロップハンドルで組まれていますが、だいぶ印象が違いますよね。1台目のネイビーの車体はシルバーパーツでまとめ、変則のレバーもハンドルのお尻に付けるバーコンを選択。ドロップハンドルだけれど片意地貼らずに乗れる自転車にとのオーダー、街をゆったり流すニュアンスで組み上げました。バーテープとサドルはBROOKSのものを使用しているので、クラシックに。
次のベージュの車体は対照的にパーツはブラックで、タイヤも太くてゴツゴツしたものをチョイス。グラベルバイクとして使えるようにとパーツを組み合わせています。変速もブレーキレバーと一体化している最新規格のもので。
「ドロップハンドル」という同じハンドルなのにここまで印象や用途が変わってきます。
続いてはフラットバーと呼ばれる割とハンドル自体がまっすぐに近いタイプのハンドル。無理やりカテゴライズすると、このような組み方はいわゆるクロスバイクに近いかもしれません。主に街乗りだからドロップハンドルではないけれど、極力スピードを出して速く気持ちよく移動したい。とか。こんな方はこのような組み方が向いているかもしれません。クロスバイクって響きはSURLYには似合わないので、ここではコミューターと呼びましょう。
最後は手元に大きく戻ったプロムナードバーと呼ばれるハンドルたちです。お尻の座る位置とハンドルの握る位置が近くなるので、座っている時の姿勢は自然とママチャリに近くなります。なのでまったりした乗りごごちに。一番楽に乗ることができる半面、スピードは少し出しにくくなります。また、ラックやカゴとの相性が◎です。普段のお買い物や近所のお出かけ用の自転車が欲しいけど、ママチャリは絶対にイヤ!って方におすすめの組み方。ちなみに偶然この2台はシングルギア。普段の足としての自転車ならたくさんのギアは必要ないかもしれません。そんな時は、クロスチェックをシングルで組みましょう。見た目はシンプルになるし、トラブルも減るのでこちらもおすすめの一つです。
本日は僕たちが数多く扱うフレームの中から、クロスチェックに注目してご紹介しました。同じフレームでも組み合わせるパーツによって全く違う自転車になるクロスチェック。乗る人によって組み方はまさに無限大です。あなたもクロスチェックで自分にピッタリ合った自転車をご用意してみるのはいかがでしょうか。
丁度幡ヶ谷店スタッフがクロスチェックについて詳しわかる動画を上げてくれました。
各店やっぱり一押しはクロスチェック。幡ヶ谷メカ3人がフレームについて詳しく解説してくれているので、フムフムなるほどしてください。
ではまた!
ウエンツ