こんにちは

 

上馬店より一周です。

 

気付けば5月も終盤、もう少しで梅雨ですね。

洗濯物が追っ付かずに阿鼻叫喚する未来が見えます。

 

雨の日は洗濯物が干せないので好きではないです。が、雨上がりの晴れの日はとても好きです。

でもそんな日に路肩に点在する水たまりは嫌いです。泥はねして足元がズブズブになろうものならたちまちbad day。

そんな日に気持ち良く走る為に 泥除け=フェンダー をいくつかのバイクに取り付けています。

 

機能的な面、泥はねから体を守って背中つま先がグジュグジュにならない!というのももちろんですが、

 

*ANT* touring bike*SURLY* straggler (52)

なによりもバイクにハマった時の格好良さに憧れて、というのが自分がフェンダーを使う1番の動機かもしれません。

 

 

フェンダーも他パーツと同じくブランドや素材、形、たくさんの種類がありますが取り付けのご依頼が1番多いのはHONJOのアルミフェンダー。

東京都は墨田区本所にある小さな町工場にてハンドメイドで作られています。

 

 

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とっておきのバイクに映えるピカピカの美しいものもあれば、アドベンチャーで土っぽいニュアンスのバイクに付いたダーティーなもの、日常の足として使うエブリデイバイクに付いたものetc…

どんな車種にしろバイクとハマった時の格好良さは数あるフェンダーの中で1番だと思っています。

 

*SURLY* straggler (52)
はじめのピカピカの状態はもちろん格好良いですが、使い込んでいくうち傷やポコポコ凹みが出来てしまっても愛嬌があって、傷ついた!ショック!よりかはむしろお気に入りポイントの1つになったり。

 

 

そんなHONJOが他の多くのフルフェンダーと大きく異なるのが取り付け用のネジ穴等は空いておらず、一から加工をしなければならないところ。

 

ちょっとしたネジの位置や取り付け小物のチョイス、タイヤとの間隔、どうすれば格好良くなるかに頭と感覚をフル回転して取り付けるのでとてもエネルギーを消費します。

でもその分格好良く取り付けられた時の喜びも大きいです。

 

自転車ってぱっと見どれも似ていてもフレームの形状、サイズ、組み合わせるタイヤが少し違うだけで車体とフェンダーのバランスというのは変わります。

一から加工して取り付けを行うということは1台1台そのバイクに合ったフィッティングが可能ということです。

 

 

梅雨を 雨が降る=自転車乗れない… とネガティヴに捉えがちですが、

そんな特殊な時期があるからこそ格好良いフェンダー付きのバイクを組んで雨の日も楽しむことが出来る!というポジティヴな捉え方をしたいですね。

 

 

そんなHONJOのフェンダー、いくつかパターンがあるのですがご存知でしょうか。

 

*CRUST BIKES* romanceur (55)

まずはスムース。のっぺりつるんとした一番オーソドックスな形状。

フェンダーといったら。指名機会も1番多いです。

 

*SURLY* disk trucker(52)

美しい亀甲模様、ハンマードなんて呼ばれたりもしますね。

この亀甲模様は装飾的な意味もありますが、フェンダー本体の強度を増すという機能的な効果もあるそうです。

 

*RIVENDELL* sam hillborne

ラインが入ったタイプ。どことなく優等生感。

先日youtube liveで紹介していたデジさんのIFはこれが付いてました。

 

*CRUST BIKES* bombora (M)

個人的に好きなフラット型。

ブロックタイヤと合わせて使うと非常に格好良いんですねこれが。

横からチラッと見えるノブがよき。

 

他にもパターンはありますがご指名が多いのはこの4つ。

 

形状は一緒だけれど異素材のラインナップなんてのもあります。

 

こちらは真鍮、ブラス。

ノーマルのアルミニウムと比較して少々重量はありますが、

使い込んでいくとブラス特有の燻んだ質感へとエイジング、また緑青が浮かび上がってきます。

真鍮の他にチタン製も。写真はありませんがいつか使ってみたい。

 

*SURLY* straggler (52)

アルミ製のものは基本シルバーorブラックですが、

cookにてペイントフェンダーというドリームバイクな選択肢も御座います。

ネクストレベルなバイクをお求めの方は頭の片隅にでも。。。

 

*RIVENDELL* atlantis (50)
HONJOの他にはRivendellで出番の多い樹脂製プラスチックのフェンダーや、

 

*RIVENDELL* cheviot (50)

*SURLY* straggler (50)

Velo orangeのHONJOと同じくアルミ製で既にネジ穴が空いてて取り付けが比較的楽なタイプ、

 

*SURLY* disc trucker (42)

アメリカでハンドメイドされるSYKESの木製フェンダーなんて選択肢も御座います。

 

 

そんなフルフェンダー、レーシーなトラックバイクにはつくり上取り付けが難しいことが多いです。

雨の日でもトラックバイクに乗る方はこちらの簡易的なタイプがマスト。

 

サドルの後ろ、取り付けレールの間に差し込むタイプの簡易フェンダーass saver

非常にシンプル。バイクの美観を邪魔しませんが、防御力は見た目相応。

 

ものづくり大国ドイツはSKSのS-blade

この手のフェンダー固定部分がチープがものが多いですがSKSはつくりが秀逸、

固定部のナイロンベルトの長さを1回調節してあげれば脱着がワンアクションで可能です。固定力も強い。

シートポストをはじめとした丸形のパイプ以外にも、affinity kissenaのような異形チューブでも固定ができる優れもの。

 

雨を乗り切るにはレインウェアも欠かせません。

FWのレインポンチョ。(と入社間もなかった頃の代々木スタッフ、クリント)

 

フルフェンダーのバイク+レインポンチョの組み合わせなら快適に梅雨も乗り切れるかと思います。

 

 

もうポンチョorレインウェアもってるよ!

って方は久しぶりに使うのであればこちらも合わせて使って頂きたい。

BOREDの撥水スプレーWR。その昔コットンのキャップに使ってましたがこれでもかってくらい撥水するようになります。

吹きかけた後にきちんと乾燥させるのがポイントです。

ここまで紹介しておいて現在売り切れ中なのに気づいたので、再入荷通知を受け取るボタンをポチっとして頂ければと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

めくるめくフェンダーの世界。

 

関東の梅雨入り予報は6月中旬だそうです。

梅雨入り前にしっかり準備して、楽しく安全に自転車生活を送りましょう。

 

 

今回はこの辺で

 

それではー

 

いっしゅう