こんにちは。
上馬店より一周です。
BlueLugで働く前からずーーーーーっと思ってたことがあります。
それは上馬店のスタッフバイク(特に谷さん)のバイクチェックがあがらない。ということ。
問題のバイクがこちらの611。
当時店頭にSOLDの札が付いた状態でフレームがあって「どんな人が組むんだろう」と気になっていました。
時が過ぎて上馬にふと行くと組まれてる。どうやら谷さんのバイクくさい。
いつバイクチェックが上がるんだろう、、、と思ってはや数年。
いつまで経っても紹介されないので、今回勝手に上馬スタッフのバイクを紹介するというブログです。
ボリューム過多なので最後まで見る人は覚悟してください。
611のオールロード。
これなんでモデル名がtaco nanokanaになっているのかというと、
サプライさん「これなんてモデル名ですか?」
(チェーンステーに吸盤状の装飾があることから)
谷さん「タコ、、、なのかな?」
SURLY Pacer
お次はマイバイク。SURLYよりPacer、廃盤になったロードバイクモデルです。
自分が7年前?にBlueLugで初めて手に入れたバイク。ちなみに接客はコロさんで組み立ては金子さんでした。
まだ幡ヶ谷店の店前に灰皿があった時代、タバコ片手の金子さんに「そのバイク、俺が組んだんだよね…!」って言われたのを思い出します。
フレームは2回目の化粧直しでリペイント、ブルー → グリーン → ブラウン
“ロードバイク”なので本来ギア付きのバイクなんですがPhilcentricBBで無理くりシングルスピードにしてます。
これより早いロードは既に所有してるのでギア付きロードとして組んだらモロ被りで乗らなくなっちゃう、
なのでそっちのバイクには出来ない前後フルフェンダーのシングルスピードに。結果そこそこ乗ってます。性格分けるの大事。
マイバイクの紹介もそこそこに、他スタッフバイクのチェックにいきましょう。
HUNTER CX
BlueLug速いの担当ダンカンさんのHUNTER CX、
個人的に “ハンドメイドバイク” といえばHUNTERの印象が一番強いですし、
スタッフ内でもファンの多い憧れのビルダーの一人。いつかは1台所有したい。
こちらはカンチのCX。
レースを走ったり週末のアドベンチャーライドにも連れて行ったりしているマルチユースな1台。
フィーリングもめちゃめちゃ良いらしく、曰く「他を手放してもこれだけは一生乗る」だそうです。
HUNTERといえばなスーパークラウンフォークとリアバックのステー。そそります。
一時期はカーボンフォークでしたが、良縁あって少し前からこのスチールフォークに入れ替わっています。
レーサーらしい真面目なパーツチョイス。うん。つっ込みどころがなさすぎます。
回転部分はKINGをメインに負担のかかるBBだけはPhilwoodにするのがドロドロになるCXバイクには調子良い。
というのを口癖のようにダンカンさんはいつも言ってます。
バイクもそうだけどクロスレシオなスプロケットで何処でもいけちゃう脚力が羨ましい。
Cielo road racer
ウエンツさんCielo、カーボンフォークのキャリパーロードです。
BlueLugでは珍しいCampagnoloを使用してのピンピンのロード、
グラベルバイクが台頭するSHIMANO、SRAMが圧倒的多数派の今だからこそcampyいいな〜って思っちゃいます。
こちらのBB、見てあれってなった方は凄い。
この大径T47シェル、実はカンパのクランクを取り付ける純正のBBカップが存在せず、
ハンドメイドビルダーArgonaut cyclesが作成しているモノをわざわざ個人輸入。
BBよりも送料の方が高かったというのがこのバイクの語り草。
こういうシュッとしたバイクにおちゃらけた小物を付けるのがウエンツさんらしい。
一時期このお猿さんライトをフロントハブに付けてて走るたびクルクル回っていたのがめちゃくちゃ面白かったです。
Cielo road racer
日曜日ヘルプに来てくれる JUDO MASTER プサンさんのcielo。最近は不在なことが多いですが。(たまには遊びに来てください)
ちなみにウエンツさんが上のcieloを買ったのはこの人がきっかけだったりします。
バイクは持ち主の生き写しだなぁって常日頃思いますがこのバイクを見ると改めて思います。
このバイクで舗装路はもちろんグラベルだろうと御構い無しに突っ込んじゃうタフなバイク&オーナー。
FALCONER road
トリは谷さんFalconer、スチールフレームにスチールフォークのオーセンティックなキャリパーロード。
このシート周りの集合がめちゃくちゃ格好良い。。。
ザグった丸パイプをTIGでピッと溶接したこの感じ。
谷さんらしくないDi2と思いきや紐引きも使えます。コンパチ。谷さんらしい。
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ビルダー、キャメロンのいるアメリカに行って直接オーダーした1本。羨ましい。
falconerに限らずフレームビルダーその人にいざ会ったらオーダーしたくなる力がハンドメイドにはありますね。
ここまで書いて気付きましたけど自分の以外ハンドメイドですね。。。場違い感。
それ以外のバイクももちろん良いものだし、好きなんだけれど結局みんな隠し持っているとっておきの1台はハンドメイドです。
所謂一般的な流行りや廃り、ダサい格好良い、高い安い、軽い重い、それだけでは語れない魅力が詰まった、
ハンドメイドバイク達が上馬店のスタッフは大好きなんだなぁと。
まだまだ表に出ていないバイクがあるのでまた折を見て紹介したいと思います。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう