ブルーラグメカニックあるあるなんですが、他店のバイクチェックがアップされると「お、これ格好いい。誰が組んだんだろう」とブログが楽しみだったりします。
僕の最近で言うと、この2台のCLEM。どちらもクリーンで格好いいな、と思いました。自分のCLEMはガチャガチャときたない感じなので。
10年前だったら考えられないけど、トップチューブが下がったステップスルーなフレーム、RIVENDELLのおかげで好きになりました。
このClem Smith Jr。実は最近の新色と、前回の古い方のロットとで大きくジオメトリが異なります。上記だとシルバーが旧、メタリックグリーンが新です。
それに伴ってサイズ感も変わって思うところあったので、今日はその辺のお話です。
僕は身長173cm、PBHは83cmで旧52サイズに乗っています。
(PBH=Rivendellのフレームサイズを決める時に使う股下値のこと。測り方はこちら)
この旧ロットでは、45サイズは女性や小柄な方、52サイズは男性、みたいなはっきりしたサイズ感でしたが、新しいロットでは、フォークが寝てよりホイールベースが長くなりました。
それによって、「サイズが大きくなった」わけではないのですが、「乗れる人の幅が上に広がった」感じです。
これが新46。173cmって本当狭間の体格でいつも困るのですが、僕なら旧ロットは52だけど、新ロットの場合は下の”46”を選びます。
ここで誤解を与えたくないのですが、今まで通り女性や小柄な方も46は乗れます。乗れる人の体格の幅が上に広がって、僕くらいの男子でも乗れるサイズ感になった、ってことです。
↑旧52。
↑新46。
といってもあくまで僕の主観のサイズ感と参考値。↓ULTRA ROMANCEのようにPBHより大きめで組むのも格好いいし、ロードバイクほどサイズがシビアじゃないRIVENDELL、バイブスで大きめ小さめ選ぶのももちろん悪くありません。
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昔は女性中心に人気のあったCLEM L Styleも男子にも選んでいただくようになったので、ご検討中の方は参考にしてくださいね。
そして今あるカラーやモデルがなくなってしまうと、他の大きなメーカーのようにシーズンごとではなくロットごとなので後から欲しくなっても手に入らないのもRivendellの魅力。あっという間に今あるフレームがビンテージになっていく儚さがRivにはあるので、残りわずかになってきたCLEMのフレームの状況も書いておきます。再生産してくれないかなー
ギュッと詰まった(と言っても長いけど)レアな旧ロット”Short”がお好みの方、グリーンはメンズサイズの52が残り2本。シルバーは小さな45と背の高い方向けの59が。
Rivの中でも人気の2色(ずるい、色に限っては本当に羨ましい)メタリックカラーな新ロットもサイズによっては完売してしまっていますが、46はまだあるようなので、女子だけでなく男子にも乗って欲しいです。
52が無いからといって男子よ諦めることなかれ、シンプルなクルーザーにしてもよし、厳ついオフロードタイヤをバーンと入れてダーティに組むのもよし、です。
最後に僕の好きなポートランドの名店GOLDEN PLIERSのオーナーのバイクを貼っておこう。
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サイズはきっと59。2本の横パイプがヘッドに向かってフレアしてるのがたまりませんね。。
でかいサイズこそRIVの真骨頂。59跨げる背の高い方是非、Rivendellに乗って欲しいです。
大好きなフレームの話でした。