タニです。ピットチップスです。
本日はSURLY LHTやRivendell、もしくは古いVブレーキマウンテンバイクに乗っている人に、もしかしたら喜んでもらえるかもしれない話です。
今日の主役はこちら。
なんでしょこれ。
僕は「レゴ頭」と呼んでいます。御察しの通り、
「こう言う事です!」という絵を描いてみたのですがなんか思ってたのと違いますね・・・きもちわりぃ。
この「レゴ頭」、Philwood製品です。made in USA。
ハブの端っこの部分、フレームと触れる部分にあたります。
レゴ頭の脊髄には六角がきってあるので、5mmのアーレンキーで簡単に外すことができます。
↑二つのレゴ頭、長さが違うのがわかるでしょうか??
PHILのハブの多くが、このレゴ頭を変えることによって、対応エンド幅を変えることができます。
一昔前は、120mmのトラックハブを130mmに変える、なんてことがたまにあるくらいでしたが、ここ最近頻繁にご依頼いただくのが、
「130mmのロードハブ」→「135mm化」のご依頼。
どんなバイクに恩恵があるのかというと、
RIVENDELL。もしくはSURLYのLONG HAUL TRUCKERだったりします。
ディスクブレーキ以前のマウンテンバイクの規格なので、世の中では衰退していってしまってるハブ規格ですが、ブルーラグではしょっちゅう目にする定番の規格です。無くならないでほしいなー、Save the rim brake !!
昔のMTBフレームを今のパーツでモダンに組む時にもいいですね!
「少し重いけど、頑丈で安全で、末長く使っていける」そんな共通点からRivendellにはPHILがよく似合います。その昔 ”Rivy HUB”なんて別注ハブも共作で作っていました。
RivbikeのPHIL化”レゴ頭”で実現できます。ブルーラグ各店かオンライスストアにご相談くださいね。
おまけ「その後のピットチップス」
過去のチップス「ブタ鼻ちゃん」を使ってカスタムさせていただいた、お客様のバイクが格好良かったので写真を撮りました。
バイクはRITCHEY ASCENT。ハンドル周りカスタムに伴い、ワイヤー類張り直し。
合わせてフロントに ZEITGEISTサドルバッグを仕込む際、
取り出したるはブタ鼻ちゃん。
ハンドルとバッグのこの隙間クリアランスが重要です。
バッグを跨いでワイヤーを張っちゃうとバッグも開けづらい。
ワイヤーはハンドルとバッグの隙間に流し込みます。
余談でZEITGEISTサドルバッグ、SWIFT INDUSTRIESのチップス。
付属のレザーベルト、かしめてある金具の裏がゾリゾリしてフレームやパーツを傷つけることがあるので、裏にコットンバーテープを貼ると保護になります。
うむ、格好よし。デイリーにも乗っていただいているし、休日オフロード遊びに持ち出しても活躍するバイク。
長々と失礼しました、ピットチップスでした。