上馬店の谷です。

今週末の日曜日はご予定空いていますか?

チューヤンのブログは見ていただきましたでしょうか。

LUG HATAGAYAにて「HOT DOG HEAVEN」。

新メニュー、とかではなくてとあるホットドッグ屋さんをゲストに迎える一日。

そのホットドッグ屋さんとは、何やらチューヤンの思い出の味らしいのですが、

こちら。

この時点で「あーーーーーっ!知ってる!!!」と思ってくれた人が一定数いると想像します。

原宿明治通り沿いノースフェイスの前、屋台で出ていたホットドッグ屋さん。あの辺を歩いたことがある人ならきっと見たことある、はずです。

当時僕はその向かいの某デニム屋で働いていたので(先月移転で閉まっちゃったけど)休憩時間や通勤時の見慣れた光景というか、チューヤンに写真を見せてもらった瞬間、「うわ!この人知ってる!」と叫んでしまいました。

まさか若きチューヤンの思い出の味とは知らなんだ。。

ご縁あって、LUGにてこの日だけの特別でホットドッグを出してくれることになりました。僕も昔食べたことはあったはずなんだけど。。思い出すために日曜日LUGに食べに行こうと思います。

食べたことがある人もない人も、日曜日はLUGにてホットドッグガブリでビールゴクリでいきましょう。

そんでもって、本日はとあるフレームのご紹介です。

*RIVENDELL* A. homer hilsen

RIVENDELLのラインナップ中、古くからあるモデル。どんなフレームなんだろうか。本国サイトを頑張って GOOGLEで 翻訳してみます。

ー2003年に生まれ、ロードバイクとマウンテンバイクの間の巨大なギャップを埋めました。 それを「カントリーバイク」と呼ぶことにしました。世のバイクメーカーが今言う「グラベルロード」「グラベルグラインダー」。

「グラベルロード」「グラベルグラインダー」。RIVENDELLはこの呼び方を「より限定的で不可解な用語」っていっています。そうなんだけどそれだけじゃないでしょ、ってことでしょうか。別にグラベル以外にも使えるんだから、って。

ー万能であることには変わりないけど「オールラウンダー」ATLANTISとの違い、それは収まるタイヤのサイズです。A.HOMERは40cまで入ります、これはの”ロードバイクとして”は驚異的であるため、それ以上は必要ありません。

ー33mmから40mmのタイヤに、ハンドル周りに小さなラックかバッグ、またはサドルバッグを仕込んでHomersに乗ってください。

ーロードバイクのスピードを求めていて、それでいて多目的に、ツーリング、ダートやオフロードを乗ったりしたい方は、A。ホーマーヒルセンが理想的です。

・・・なるへそ。RIVの中ではロードバイク寄りでスピード感があって(Rivの中ではね)、昨今では当たり前になった「グラベルロード」ってジャンルの始祖的なフレーム。

僕の乗っているCLEMやJOEはMTB寄り、それの反対側。今手に入るロード系のRivだとroadiniって言うのもあるけど、これも少し速くて軽いRIVENDELL、って位置付け。

ブルーラグには10本も入ってこなくて、ご紹介するタイミングを逸していたのだけど、このフレームのキャラクターが判明してかなり興味を持ちました。色もヘッドバッジも素敵だし。

そんなA homer hilsenを気に入って決めてくれた、お客様のバイクをご紹介します。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
サイズは54.5。サイズ選びの参考にする股下値「PBH」

この数値、自分に合うRIVENDELLのフレームが明らかになって面白いので、ぜひ動画を見ながら測ってみてください。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
初めてのバイク、ファーストバイクとしてお探しだったオーナー。他のメーカーも合わせてみていただいたのだけど、SURLYの無骨な感じやALL-CITYやCRUSTのアクティブな雰囲気より、Rivendellのクラシカルな雰囲気に最初から惹かれていらっしゃったので、Rivの中から選んでいただきました。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
アパレルのお仕事の方で、ラグ使いのフレームの佇まいや、レザーサドルやコルクのグリップ、RivのバッグブランドSackvilleも琴線に触れるところがあって。ご本人の雰囲気ともピッタリ合っていたので僕もRivに乗って欲しかった。

フレームはSURLYより高価になってしまうけど、リーズナブルなコンポで組んでいいのがRivのいいところ。シートポスト、BB、ヘッドセットもフレームに付属します。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
ハンドルはドロップハンドルじゃなくってゆったりアルバトロスバー。いつもの格好で無理なく乗れるポジションのためです。(おしゃれな方なので、自転車のために着替えたりすることを感じて欲しくなかったからです)
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
タイヤはめいいっぱいの太さで650x42B。転がりの良いスリックタイヤに滑らかに回るPHILWOODのハブ。お休みの日も通勤も気持ちよく走れるように。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
リムも頑丈で重たいATLASと言う選択肢も合ったのだけど、上記タイヤとハブとこのフレームの長所をリンクさせて、軽量でスピード感のあるA23を。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
随所に真鍮のパーツをちりばめながら、コンポはリーズナブルなSHIMANO8s。ディレーラー2000円くらい。安いけどちゃんと働くし、ここはコストを削って、お気に入りのレザーサドルやPHILWOODにご予算を回してほしい。

でもそんな細かなパーツや乗り味はお任せいただいて、フレームのディテールやクラシックな1インチスレッド、デカールやバッジのデザインを気に入っていただければ嬉しいです。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
自転車の70%はフレーム。まずはフレームがお気に入りになること。そして納車の時にニッコリ「おお!」と乗り味に喜んでいただけたのが嬉しかったです。

納車後に導入していただいたのは、sackvilleの大きめsaddle bag
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
荷物もぽんぽここの中に放り込んで、身軽に手ぶらで自転車にまたがるスタイル。
*RIVENDELL* A. Homer Hillsen (54.5)
納車の後、普段乗りからどんどん行動範囲が広がっていって、ついには輪行でツーリング、なんて休日も過ごされてるのをお話ししてくれました。めちゃ嬉しいです。

装飾的で繊細なイメージを与えちゃうこともあるRivendellだけど、実はSURLYと同じくらいタフで酷使できて”道具”であるRivendell。
その2面性の魅力に取り憑かれちゃう方、写真では伝わらないものがあるのでぜひ店頭に実車を見に来てください。試乗できるものもあります。

モデルによって長所、短所、乗り味個性様々です、サイズ感と合わせて各店メカニックにご相談くださいな。