先日の上馬店。
SURLY乗りのお客様よりスイカの差し入れ!ありがとうございます!
冷やして皆でいただきました。ご馳走様でしたー美味しかった
「花壇の上で食べたら種が落ちて、来年は収穫ができるかもしれない」というのはウエンツのアイデアです。
こんなアッツい中手をベタベタにしてスイカ食べるの、子供の時以来な気がする。
スイカをいただいたこの方、こんなSURLYに乗っています。
PAULとPHILのアルマイトレッドがアクセントのバイク自体もナイスですが、SURLYを手にしてからアクティブに乗り回してるのが自転車から見て取れて、この日も超暑いのに汗だくで笑顔で現れて・・・充実した自転車ライフを送っていただいているのが感じられて、それが本当に嬉しいです。
自分もそうだったのだけど、自転車って本当に良いですよ。行動範囲とか休日の過ごし方とか、前の日に明日どうしてやろうかな?って考えることとか。それまでとガラッと変わります。
夏は暑いし冬は寒いですけどね。気にしなくなります。
そして、そんな最初のバイクに選んでもらうことが多いのは、やっぱりSURLY。今頃このバイク達が各オーナーの価値観をガラッと変えちゃうバイクになっていたら嬉しい。
最近は偶然か因果か、シングルスピード(変速ギアなし)が続きました。
*SURLY* cross-check (52)
「通勤や日々の脚として、乗るのが確定しているのはまずお家の5km圏内くらいかな?」
オーナーからいただいたイメージ。
お店ではザックリとご要望をまずいただいて、そこからまずはどんな車種、ジャンルのバイクがあるかのご案内する流れになることが多いです。そしてこの度は「ギアなしでシンプルな方がいいかも」と早いうちにシングルスピードという部分は決定。
そうなると大きく分けてピスト・トラックバイク系の”細くてスピーディなシングルスピード”にするか、 SURLYやALL-CITYをベースにした”太いタイヤが履けるマルチユースなシングルにするか・・だいぶフレームの選択肢は絞れてきます。
その中で目に留めていただいたのはSURLYクロスチェック。シングルにもギア付きにもコンパチで組める名機。
このバイクのハイライトでもあるbullmoose barを付けたい、フレームカラーや色のバランスはこんな風に↓したいと、ブルーラグバイクカタログをブックマークしてきてもらいました。マットカーキ、つや消しフィニッシュ。
「ブルーラグバイクカタログ」、パーツやいろんなバイクをチェックするのはもちろん、多彩なカラーサンプルとしてもぜひ見てみてくださいね。
タイヤは用途目的から、当初は転がりの良いオンロード用のものをご提案しましたが、「もうちょっとイカツイゴツゴツしたものが格好良いと思う」とのことで、TERAVAILのcannonballを。こういうの大事!
用途の路面にタイヤを合わせるのがもちろんバイクの乗り心地としては絶対快適です。
でも、そんな理屈を上回る「単純に格好いいと思うもの」を盛り込むのも、初めてのバイク、ファーストバイクにはすごく大事だと思います。まずはお気に入りであること、乗ってみたくなっちゃうこと。
もちろん超不便が感じられたり、乗りづらくて後悔させちゃうのは嫌なので率直にお話もしますが、なるべく理想と現実の交わるところを一緒に考えますので、ざっくばらんにご希望理想はお聞かせください。
乗り出してハマってしまって・・オーナーの自転車行動圏が当初よりもっと広がっちゃったら本望です。
続いてもう1台、こちらも奇しくも同じフレームでシングルスピード。しかし乗る人によってここまで変わるのか、というとこを見てほしいです。
*SURLY* cross-check (54)
これは各メカニックで意見の違いがあるのかもですが、もしその方が初めてのバイクとしてお探しだったり、ロードやマウンテン、少しスポーティで真面目な車種をお持ちで、そのバイクらにないものを求めていらっしゃったら、僕はクロスチェックをお勧めする率が高いです。もちろん明確に「ビーチでも乗りたい!」とか「MASHみたいに固定ギアで乗りたい!」とか「自走で北海道行きたい!」とかあれば話は別ですが。。
理由は「万能さ」。これに尽きます。乗ってみないとわからないことって多いにあるし、数年乗ったら趣味や用途が変わることなんてザラ。引っ越しして乗る距離がガラッと変わるかもしれないし。
未来乗るスタイルや環境、付けたいパーツや自転車の趣味が変わっていってもこのフレームはほぼ必ず受け止めてくれます。
過去にクロスチェックを納車させていただいた方も、何年も乗り続けて姿形変われど大事にフレームを所有している方が多いし、僕の中で「一番後悔させないフレーム」であるからです。
また万能がゆえにできないことが少ない=自転車の奥深さとか多彩さに触れることができるので、このフレームをトリガーに自転車にドップリハマってくれる方も多いのも好きなところ。僕の好きなハンドメイドバイクをオーダーしていただいた方の多くのファーストバイクが、クロスチェックだったりします。
脱線しましたが、こちらのオーナーは距離も長めに乗る方だったのでギア付きも比べてお勧めしましたが、構成パーツ数の少ないシンプルな佇まいを気に入ってくれて、シングルでお組みすることに。
同系色のグラデーションはオーナーのアイデア。ここ最近カスタムペイントに関して一周回って「やっぱ単色ソリッド!」ってどこか固まっていた僕の固定観念を破壊してくれました。
シルバー系のパーツで、クラシカルなものがお好きとのこと。ちょっとマニアックなNITTO x RIVENDELLのステムシートポストをチョイス。シートポスト径は27.2でアヘッド式ステムなのでRIVENDELLのバイクに使うことはないパーツなのだけど、実はRivendell発のパーツ達。マニアック。
お住いのエリアは坂が多いとのことで、ギア比は少し軽めで設定。登り坂大丈夫だったかな?シングルはギアが助けてくれないです。転がりの良いタイヤと軽いリムを仕込んで少しでも軽快になるようご提案。
もしもギアをつけたくなったら、変更箇所少なく費用を抑えてギアがつけられるよう、多段用のリアホイールにシングルギアキットをつけて用意しています。これは今ズグ必要な機能じゃないけど未来への可能性へのご提案です。
2台じゃ足りないよ、って方。こちらブルーラグバイクカタログにあと2000台ほどあります。
2000台も多すぎるよ!って方。ぜひ店頭でメカニック捕まえて色々好みや要望を聞かせてくださいね。気に入ってもらえそうなバイクを絞り込みます。
お近くのブルーラグにてご相談お待ちしておりますー