こんにちは。
上馬店より一周です。
今回は自分がオーダーしたハンドメイドバイクについて書きます。
身体を採寸して、車種や用途、やりたいこと、オーナーの思いをギュギュッと詰め込んで、フレームビルダーさんに自分だけのフレームを作ってもらうという自転車の1つのかたち。
ビルダーさんによって完成までの時間はバラバラで中には1年、2年待ちのフレームビルダーもいます。
それでも乗りたい!と強く思わせる魅力もとい魔力があって、1年くらい前から相談させて頂いてました。
お願いしたビルダーはREW10 works
ご近所は世田谷区に工房を構えるフレームビルダーさんです。
上馬店からもほど近く(チャリで1分)、僕らもお客様のクロモリフレームのリペアやカスタム等で日々お世話になっています。
なぜ国内外多くの魅力的なフレームビルダーがいる中でREW10 worksに依頼したのか?
1つはご近所さんというところ。
自分はどんなシチュエーションでどんな使い方をしたいのか、構想がある程度固まっていたのでまずはそれを”伝える”というのが外せない部分でした。
そうなると立ちはだかるのが言語の壁。手間のかかる仕様になりそうだと思っていたので、その細かい部分を伝えるのがなかなか難しそう。。。
自分の英語力は皆無なので外国のビルダーに作ってもらうのはそもそも難しかったというのもあります。
とっておきの1本、一生モノのフレームを作ってもらう為に直接対面して、自分の言葉で伝えて、ビルダーさんに理解して頂いて、フレームを作ってもらいたいなと自分は思ったので、ご近所さんで密にコミュニケーションが取れるREW10はこの上ない巡り合わせでした。
そしてもう1つが自転車に対する価値観、ノリみたいなものが近そうな方だと僭越ながら感じていたからです。
それはビルダーのブレンディさんにお会いする前からREW10製のバイク達を通じてなんとなーく、ふんわり感じてましたが実際にお会いして話して、あぁこの人にお願いすれば大丈夫だな。作ってもらいたいなぁ。と確信しました。
そしてつい先日フレームが出来上がったとのことで対面してきました。
まだフレームは素地、無塗装なのでこれからcook今野さんに塗装してもらいます。
気になるディティールについては組み上がった時にまた書きたい思いますが、高まり過ぎて変なテンションになりました。
早く乗りたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歯痒いですが塗装からあがってくるまで暫しの間お預けです。
たまたま自分はREW10 worksの世界観とブレンディさん(ハンチング被ってる方)の人柄がハマってREW10にお願いしましたが、他にもフレームビルダーって沢山います。個性も千差万別。
フレーム作ってもらうのはもちろんですが前段階、自分好みのビルダーを探す時間も楽しかったりします。
どのビルダーにお願いするのか?きっかけはなんでも良いと思います。
なんかカッコ良い、いつか欲しかった、憧れ、ビルダーが素敵、とか。
ブログを見ているあなたも何の気無しに見たフレームに撃ち抜かれる瞬間がいつかくると思います。
自転車乗りたてで右も左も分からない時に初めて目にしたバイクですがなんか凄い、ヤバいなと無知ながらにひしひし感じたのを覚えています。
今、このバイクが停まっているお店で仕事をしているのが未だに不思議な気持ちです。
人生どう転がるのか分からないものだなぁと、少しエモーショナルになったのでした。
いっしゅう