本日はブルーラグ各店 2018年最終営業日となります。
今年もたくさんのご来店、バイクの組み立て、カスタムご依頼本当にありがとうございました!
本日年内最終日は各店21時まで営業いたします!
極暑も極寒も環七沿の上馬店にいらしてくれた皆さまに支えられて、なんとか迎えた最終日。冬休みに愛車いじりたい方パーツの買い漏らしはありませんか?年末年始ライドに向けた最後の調整メンテナンスも大歓迎です。滑り込みピットインお待ちしております!
上馬店には、こういう上記のような写真を撮るときに被るカツラがあります。お客様の納車時撮影も賑やかしで被る事があります。
今まで活躍してきたのはこちら、カツラチェックいきます。
*角刈り* 南米のボクサー
すごい安かったのに破壊力は抜群で、初めて買ってドンキの駐車場で試着した時は、ヨヨコー店長のまっちゃんと地面を叩いて笑い転げたという逸話を持つ逸品です。
モミアゲの部分にMIYATAのチューブラーリムテープを貼ってこめかみに密着させるとリアリティが増します。
そして最近、新作を購入しました。
*探偵物語* クリスタルキング
帽子と毛髪の一体構造が特徴、被ると”首があったかい”というネックウォーマーの側面も持ちます。
欠点としては早くも結構抜け毛が発生しており、衣類に覚えのないちぢれ毛が付着します。
安定の今野ボーイ。往年の中村雅俊。それか、こういうダフ屋。
年末年始、悶々と自転車欲しくなっちゃう方が一人でも多くいますように、と願いを込めて今年最後のバイクチェックをします。テーマは「ちょっと速いの」です。
この「速い」っていうのは超軽量!とか競技的な速度が出る!というニュアンスではなく、僕らが日々組ませていただく日常車「エブリデーバイク」や上馬が得意とする積載の得意な「ツーリングバイク」に比べて、もうちょっとアクティブに乗れてスピード感ある攻めた乗り味のバイクたちです。
ではいきます!
SURLYの名車Cross check、それをもっともっとアクティブに乗り回したいという声から生まれたディスクブレーキバージョン、ってフレコミがこのバイクの誕生の由来。
元々完成されていたジオメトリにディスクの制動力。加えて近年ホイール規格が650Bにブラッシュアップされることによって全く違うキャラのバイクとなっちゃいました。
もはやクロスチェックという親元を離れ「ストラグラー」という一個ジャンルに成った。
650x47B、まん丸に太いWTBのhorizonタイヤ。
SURLYの好きなところ、アドベンチャーしなきゃいけない、郊外や自然の中にエスケープしなきゃいけない、なんてことはなくて、いつもの格好で環七246をブーンとかっ飛ばすのも用途のど真ん中であるところ。街が似合わないバイクじゃなくて家のドアを開けてすぐ走れるところ。
積載能力は乗る人に合わせて、今回は僕の思う最小限。フロントは*OUTER SHELL ADVENTURE* drawcord handlebar bag、サドルバッグは*ILE*。どちらも金属のラックは必要ない物。何も積めないバイクにはもう戻れないけど、最近たくさん積めるバイクばかり自分が乗っていた反動でこのくらいが気分。でもそれは正解ないし乗る人の必要に合っていればOKです。
アクセントは*PHILWOOD*のクイックスキュアー、バイクが速くなるパーツじゃないけど、実はチープなものと一番作りに差があるパーツ。スチャッガチッピタッな高精度。あとこの塊から削り出されて磨かれて光ってる感たまんないから。
まったり流せるかわいいバイクも好きだけだし、ゴチャッと足し算された味のあるバイクも好きだけどピシッと引き算で、でも不便がなくて安心して乗り回せる。エブリデーバイクよりかはスピード出したいし行動的に攻めて遊びたい、って方はSTRAGGLERをぜひ候補にしてくださいな。
お次いきます!
現代版ランドナー、オフロードのニュアンス濃いめなツーリングバイク、走れない道を減らして行き先を限らせないタイヤクリアランスとディスクブレーキの制動力。キャリアやラック、バイクパッキングで遊びかたに合わせて拡張できる積載性…CRUST BIKESやALL-CITYのゴリラモンスーン等と並んでそのカテゴリーを広めていったRAWLAND。
ごく少数しか入ってこなかったですが、あと54サイズが2本ご用意できます。(表記54、というと大きい印象与えますが小さめです。身長165〜173cmくらい)
車種説明はアクティブなこと書いてしまいましたが、このバイクは女子チャリ。FAIRWEATHER CXに乗っていただいていた女性オーナーのネクストバイク。
黒づくめで組むことの多かった同フレームですが、差し色のピンクにレザーサドルはオーナーがフレームに合わせながら悩んで決めたこのバイクのアクセント。THOMSONではなくあえて日東合わせなのも良い感じ。
通勤でもバンバン乗るために、気持ちよく進む、そして地面の凸凹を吸収するタイヤを。ネオランドナーのアイコン*WTB* horizon tire。乗り味もちもちふわふわ。
女子はドロップハンドルってちょっと敬遠しちゃうのもわかります。でももし、見た目的に好き、とか、ちょっと遠くまで乗れるようになりたい、とかご興味があれば是非メカニックにご相談を。このバイクに仕込んだラクチンポジション。サドルの高さとハンドル高さの関係に注目。
高めのハンドルポジション、サドル座面よりちょい高め設定。一概にハンドルが高い=ラクチン、ではないのですが、まずは慣れる意味でもこんなセッティングもできます。目のめりで窮屈にセカセカ急がなきゃいけないポジションさえ避ければ女性でもきっとドロップハンドル怖くないはず。
こんなイケてる女子チャリをもっともっと増やすために我々尽力いたします。
ラスト!最後はALL-CITY。そしてこれも女子チャリ!
*ALL-CITY* space horse disc(46)
必要な荷物を積んで走れるローデッドロードバイク、なんて呼んだりしますがロードバイクとツーリングバイクの間の子。
ロードバイクほどストイックでもないし、鈍重なツーリングバイクほどスローでもないちょうど間。よく似た車種に”クロス”ってニュアンスが入ったモデルは多々あるけどそれよりもヒラヒラクイックではなくピターっとまっすぐ走る感じ。
もともとタイトなロードバイクを趣味で乗られていた女性オーナー。もっとマイペースに時に荷物も積んで走りに行きたいってご要望。
好きな色にカスタムペイントがしやすいSURLYやFAIRWEATHERと対比して、デフォルトのデザインが既にカスタムオーダーのようなALL-CITY。その年その年のペイントのファンがいて、型落ちになっても過去のデザインにお問い合わせをいただくことも多い。
選んでいただいたのはクリーム色。これって多分真面目なスポーツメーカーさんが作ると普通のホワイト(真っ白)とかになるんだけれども、この雰囲気あるクリーム色っていうのがALL-CITYなんだなって思います。
サドルはロードバイクで使い慣れたものをお持ち込み。フロントのランドナーバッグもお手持ちのものを使うご予定とのことでしたが、納車前だったので試しにSWIFT INDUSTRIESのozette rando bagを乗っけて撮影してみました。ラックはNITTO M-1。
カーボンフォークではなかなか難しいフロントラックの増設。荷物が積めないバイクでのお出かけは自転車メインの休日になっちゃいますが、これがあるだけで自転車+αな遊び方もできます。単にお買い物にも乗っていけるしね。お土産も買えるしね。
ホイールはこちらも650B。ピストやロードによくあるタイトな700Cとほぼ近い外径を持つモチモチタイヤを履ける、一回り小さなホイール径。RIVENDELLやSURLYの新しいモデルにも増えてきた、乗る人の体格とフレームサイズにホイール径を合わせる設計。ロードバイクだと女子サイズはホイールだけビャっと大きくなっちゃいますがこのバランス、持て余さない取り回し。
日帰りのライドだったらこのフロントバッグで十分。もしももっと荷物が必要な予定がたったら、リアキャリアや大きめサドルバッグを仕込んでキャンプでも自転車旅行でもこなせるフレーム。
タイトなタイヤを履いたカーボンロードバイクに比べたら重いし進まないのだけど、きっとそれよりも良いところをいっぱい感じてもらえますように、と組み立てさせていただきました。
・・・今回は以上3台!ご紹介しきれなかった2018年バイクを山盛り残したまま最終営業日に突入したいと思います。
買い逃し、メンテナンスやカスタムし残しのないよう是非遊びにきてください!最終日も21時まで張り切ってお待ちしております。