こんばんわ上馬日記です。
自転車好きなひとって、自転車のとある部分的に、格好いいな〜とか好きだな〜って感じる箇所ってありますよね。
その自転車部分的嗜好のことを「フェチ」って表現したかったのですが、「フェティッシュ」っていう言葉もなんか聞いたことあるし・・まあ同じ意味だろう、とSNSに投稿しました↓(「プリン」と「プディング」的な)
でも投稿後に「フェティッシュってなんだっけ?本当に意味あってるのだろうか」と不安になってきました。
「もしかして全然違う意味なんじゃないだろうか」
「放送禁止用語かもしれない。ものすごい下品なワードを俺は書いてしまったのか」
「ほら皆赤面している」
と疑心暗鬼に溺れていきます。
こんな時は、意味を調べないに限ります。だってそんな意味だって知らないんだからしょうがないじゃん、というバリアーを張ります。
「フェティッシュ!!」何度でも言えます。平気、知らないから。余裕。
余談終わりでSURLYのとある長所のことを書きます。
SURLYってメーカーの良いところ、というかコンセプトの一つというか、よく店頭でもお話しさせていただくことの一つに
「家に転がっている使ってないパーツ達を、限りなくくっつけやすくしている」
というのがあります。
すなわち「持ってるパーツ(=財産)を活かして安く、無駄なく組む事ができる」って言い換える事ができます。
要するにパーツが付く部分の規格、径が、一番世に出回っていて選択肢の多い規格を採用していたり、複数の規格が乱立するハブも幾つかの規格が付けられるように工夫がされていたり。そしてそもそも完成車だけじゃなくフレーム売りをしてくれるのも実は凄いこと。
長年自転車を好きでいると外したパーツや使っていない部品が家にきっと溜まってきちゃう。それを存分に活かして組める、っていうのがいかにも自転車大好き人間たちが作るSURLYってブランドらしくて好きです。
先日オーダーいただいだCROSS CHECK。こちらのオーナーがまさにその長所を遺憾なく活かした組み方でかっこよかったのでご紹介します。
まずはこちら、
ドサッとオーナーがコンテナに入れて持ってきてくれたのは、オーナーのおうちに眠っていた宝物たち。
過去に他のバイクで使っていたもの、カスタムして外してしまったもの、どれも使えるパーツばかり。
サドルはかなり年季の入ったBROOKS。新品を店頭で「長く使えます」と接客させて頂くけど、こういうのを見るのが一番説得力があります。長く使えます。
ホイールも前後、フロントはピストで使っていたものなのかハブが競輪DURAでした。リアハブは幅130mmのシングルスピード用のもの。
クロスチェックの長所、132.5mmのリアエンドが神々しく光り輝きます(130mmハブも135mmハブもどちらも使うことができ、かつシングルでも組むことができます)
今回新調した部分は、このクロスチェックを組むにあたりキーワードでもあったフロントラック。荷物をもたせて生活圏をクルーズするエブリデーバイク。
そして組みあがったのはこちら。
*SURLY* Cross check(54)
新車と見紛う佇まい。いや、この雰囲気は新車には出せないかも。
ところどころにピストパーツ。いろんな車種を乗り渡ってきたオーナーの歴史がそのままバイクに反映。
時が経っても価値を失わないPAULのパーツたち。移植前にピカピカに磨いてインストール。調整がしやすくて頑丈なPAUL、新品のように動きます。余らせておくのはもったいない!
この方のように、パーツが幾つか余っているのならSURLYのフレームに組み込んであげましょう。きっと今乗ってるバイクとは違う役割をに担うお気に入りバイクになります。
もしくはすでに自転車をお持ちで、でもシックリきていなかったとしたらご相談くださいな。あなたに用途に合ってて、そのバイクから一つでも無駄なくパーツが乗せ代えできるSURLYのフレームを吟味いたします。乗せ代えちゃいましょう。
ファーストバイクとしてご指名頂くことが多いSURLYのもう一つの顔、お手持ちパーツビルドの勧めでした。
そんでもって!
すでにSURLY乗りの皆さん、最近SURLYを組んじゃった皆さんは、ぜひこちらご参加ください。景品もございます〜
そして「#mysurly」のタグ、日本中世界中の個性的なSURLYをぜひチェックしてみてください。こんなに個性がバラバラに表現できるバイクブランドって、ないだろうなぁと、本当に思います。こりゃ選考大変そうだなー