どうも上馬店ウエンツです。

皆さんはPAULと聞くと何を連想しますか?Paul McCartney. Paul Smith. Paul Stuart.ノンノンノン、今日はPAUL COMPONENTについて書きます。

1989年、カルフォルニアのチコで誕生したPAULは10人前後という少ない人数で今もMade in USAで時代に流されることのない高品質なパーツを作り続けています。PAULはアルミの削り出し加工を得意としていますが、そのパーツたちには温かみがありずっと使い続けたくなるパーツばかりです。

PAULでは、「自分たちの作っているパーツを自分たちがばらしたり組み立てたりできないのはおかしい。」と、ほとんどのパーツが通常の自転車用工具ですべて分解、組み立てができます。それってそう簡単にできることじゃないと思います。そんなものづくりの精神に共感してか、僕たちの大好きなアメリカのハンドメイドバイクのビルダー達の多くもPAULのパーツを自分たちのバイクに組み込みます。

 

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#sycipbikes

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そんなPAULの製品に魅了されるスタッフも多いので、今回は上馬のスタッフが使っているPAULを中心にPAULのパーツたちをご紹介します。

 

 

まずは谷さんのHUNTER CYCLESについているカンチブレーキ、*PAUL* touring canti brakeです。このツーリングカンチはバッグやフェンダーなどとの干渉を防ぐためにアームが長めに設定されているカンチブレーキで、泥詰まりしにくく、制動力もばっちりなシクロクロスバイクには最高のブレーキ。

 

 

ダンカンさんのHUNTER CYCLESにもフロントに*PAUL* neo retro canti brakeリアにTouring cantiの組み合わせで使われていました。

 

 

一周さんのMASH STEELにもついてますね、スタッフのブレーキのPAUL率は異常です。

今野さんは自分のRIVENDELLに使ってます。

 

 

ビュンビュン系の自転車からハードでヘビーなツーリングバイクやエブリデーバイクまで、主にクロモリのフレームとの相性がPAULは抜群です。

 

 

お次はハブ編、まずは僕のMASH STEELについている*PAUL* track hubです。実はこのハブ、僕が初めて買ったハブです。それまではいわゆる完組ホイールにしか乗ったことがなくて、初めて自分でホイール組んでみようとまだBlue Lugのお客さんだった僕はお札を握りしめて幡ヶ谷店へダイブしたのでした。最初のハブとしてPAULを選んだ理由はぶっちゃけ見た目です。単純に超かっこいい!と思いました。PHILWOODの高級感とも少し違うような、武骨な感じにひかれました。性能ももちろん大事ですが、それ以前にかっこいい!ほしい!と思う純粋な気持ちも失いたくないと思います。笑

 

谷さんは*PAUL* word rear hubというマウンテンバイクのシングル専用ハブというニッチなハブを、これまた*PAUL* melvin chain tensioner メルビンというチェーンテンショナーと組み合わせて使ってます。ちなみにこのマウンテンバイク用シングルハブはPAULが世界で初めて作ったそう。スゴ。このテンショナーかっこいい。

最後にPAUL製品で僕が最も好きな商品の紹介です。それがこちら。

 

*PAUL* klamper disc calliperです。お世辞抜きで世界で一番かっこいいディスクブレーキだと思います。

このブレーキはここぞ!という本気の自転車組む時に使いたいです。制動力はもちろんですが、このKLAMPERもすべて通常の自転車用工具で分解できるなど、メンテナンス性も抜群。なにより、なによりかっこいいです。

ワイヤー引きのブレーキキャリパーですが、ピストンの部分にもベアリングが使用されているので*PAUL* love leverなどと組み合わせて使うと油圧ブレーキ並みのタッチが手に入ります。これはぜひ皆さんにも体感していただきい。

これらのパーツ類はもちろん各店で諸々見て触っていただけるので、ぜひ触ってみてください。制度の良さや、質感。触ってみないとわからないことがたくさんあります。僕をはじめスタッフ熱量高めに色々お話しできると思うので!

 

今回は僕たちスタッフも大好きなPAUL COMPONENTについて改めて書かせてもらいました。近々ジャスさんもPAULのパーツで面白い事企んでいるみたいなので、ちょっと気にかけてみてください。

 

ではまた!


 

ウエンツ