こんにちは
上馬店より一周です。
1月も早いもので終盤、今年もあっという間に過ぎてしまうんだろうななんて今から既に思いますけども、
みなさまご自身へのお年玉は手に入れましたでしょうか?
自分はゲトりましたので今回は(も)マイバイクチェックにお付き合いくださいませ。
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Crown Jewel Track
兼ねてから乗っているIF、トラックフレームのcrown jewel。
コンクリートジャングルトーキョーを最速で駆け抜ける1台としていつも懐に忍ばせております。
非常に気に入っている1台ではありますが、今回語りたいのはバイクについてのことではなくあるパーツついて。
大きなところをカスタムしたのです。お分かりいただけるだろうか。。。
まぁタイトルに入れてもうてるので、お分かりいただいてると思うんですが。
Philwoodからトラッククランク(!)が数年ぶりに復刻されたので、Philwoodを象徴するプロダクトであるトラックハブを盛り込んでいるこのIFにと思わず手に入れてしまいました。
Philらしいヌメっとした美しいアルマイト仕上げはもちろんのこと、このチェーンリングの段差ある肉抜き、クランクアームの造形といい、、、
白米をおかずに白米が3杯イケる1本になっています。
このフレームにPhilwoodのクランクというコンビネーションが持つ意味合いというのは、ただただ最高 x 最高なモノの組み合わせ!
という一次元的な意味合いに終始しません。
このバイクは過去Philwoodの40周年を記念して作られたIFメイドのトラックフレーム。
コンポーネントはもちろんPhilwoodが手がけたモノが取り付けられています。
ローマ数字で40を表すXLの肉抜きが施された特別なチェーンリングやハブフランジ。
当時、世界限定40台で販売されたポリッシュ仕上げのチタン(!)トラックフレームはリアエンド部分にシリアルNo.の刻印もあり非常にスペシャル。
この1台が表すIFとPhilwoodの関係性というバックボーンも合致し、なおさらマイIFに盛り込みてぇ!と突発的な発作が起きたわけです。
このバイクを見てアレ?と思われた方が少数いらっしゃるかもしれません。1台はBluelugのある店舗に展示されているのです。。。
パッケージもぬかりなくドデカいひと箱に収められているこのクランク。
文字通り見逃せないポイントはパッケージはもちろんのことなのですがクランクフィキシングボルトの端部、
取り付けると見えない部分には「P」ロゴが刻印されています。Philwoodメイドの証明であるシリアルナンバーもスパイダー裏にレーザー刻印。
取り付け前に是非ともチェックして頂きたいところです。
手に入れて早速作業着手したのは言うまでもなく、ちょちょいのパーで作業完了です。
余談ですがこのクランク、対応BBはJISテーパー。
つまりBBは他ブランドも含めて軸長のラインナップが細かく存在するので、トラックフレームに限らず組み合わせることも可能なのです。
(わざわざこのクランクを手に入れてそんな遠回りな使い方をする方がいるとは思いませんが)
交換作業をした後は前のクランクたちを箱へスチャっとするところまでがセットでしょうか。。。
特に意味はないけれどもやっちゃうひと手間。
(これまでと同様ブラック&ポリッシュの2色でご用意しています)
このBB周りのクランクアームのマッチョな感じが好きなディティールの1つ。
競輪系のいわゆるなトラッククランクはあくまで”レース機材”なので、長い目で見た時の耐久性でなく一瞬の戦いを勝ち抜く為の作り。
なので重量削るべく各所Philwoodと比較すると華奢なシェイプなんですが、
機材ニュアンスではないPhilwoodのトラッククランクだからこそ、同社が最も大切にしている耐久性を体現するこの造形になっているんだろうなと匂わせます。
逸品揃いのPhilwood製品の中でも一際スペシャルなクランクセット、
スペシャルが故にご用意少数なのが心苦しいのですが、グッときたらばあなたのスペシャルなバイクに組み込んであげてくださいね。
クランクついでといったらアレですが、今回ワッペンも着弾しましたのでご紹介をば。
同ブランドを象徴するケミカルでありBluelugメカニックピットで毎日手に取るケミカルの筆頭2種である、
tenacious oilとwaterproof greaseを模したワッペン。
前者は容器のカラーが昨今ホワイトに変わったのですが、このワッペンに関してはPhilwoodのケミカルといえばなティファニーブルーで作られています。っぱこのブルーよ。
小ぶりなサイズ感はバッグやジャケット、メカニック作業用のエプロンなんかにもぴったり。
ペタペタとワッペンカスタムを楽しんで頂けたら。
今回はこの辺で
それではー
いっしゅう