「左側の自転車のオブジェは実はNITTOが僕たちだけに作ってくれたプレゼントだよ」
少し自慢げにそう話し、いつもの柔かなスマイルで迎えてくれたのはグラントさん。
(日東のボスである吉川さんとはもう何十年来の仲)
NAHBS出張番外編、本日の訪問先は
< RIVENDELL BICYCLE WORKS >
やっぱり行くと気になってしまうのは、
新作のプロトタイプだったり、日本に未入荷のタンデム、、、そしてカスタムモデル。
、、、
と、思っていた側で早速谷さんは試乗している。。。
(これは入荷後すぐ買うパターンですね。笑)
黙々といつも作業を続けるのは、大先輩メカニックのマークさん
CLEM SMITH JRの納車準備を整えている様子。
デスクにあるLAMBDAペダルのネクスト、GAMMAペダルも超気になる。
過去に何度かブログに書いたことある気もしますが、M-1ラックのMはマークさんの名前が由来。
通勤で今乗っているのは、昔あったシングルスピードモデル「QUICKBEAM/クイックビーム」
バッグの褪せ具合や、長く支え続けているであろうハブからこの自転車への愛着や信頼感みたいなものが伺えます
UPSへダンボールのキャッチボールをしているのは、
普段は、RIVENDELLの写真撮ったり、グラフィックのデザインしたり、接客したりが担当のローマン
同年代ですが、超ジェントルメンで超ナイスガイだし、彼女可愛いしで、僕ドンマイ。
最近だと、ROADINIのヘッドバッヂデザインも彼によるもの。
彼がこの日乗っていたのは、こちらも過去のモデルの「LEGOLAS/レゴラス」
車種でいうとシクロクロス。細かいところまでシルバーカラーのパーツにこだわりを感じます。
ハンドルはお気に入りだという、M174AA all road bar。ブレーキもしっかりPAULが。
塗っているところを見てみたい!とリクエストしたところ
人の自転車にもお構いなしでシェラックを塗ってしまう、グラントさん。お茶目です。
Puddling Riding on Mt. Diablo from Rivendell Bicycle Works on Vimeo.
何度も見返してしまう、、、この動画。
グラントさんが乗る、CLEM SMITH JR。
重ね塗ったシェラックのハンドルに、シートポストがいつでも上げ下げできるように磁石を付けてアーレンキー、ここが一番調子が良いというシフトレバーのポジション
どの場所とっても、ただ便利にではなく。どこかユーモアなのか遊び心を含んているんだと思いたいんですが、それが自然で。
僕の頭にある辞書をめい一杯引っ張り出してもどう説明して良いんだかわかんないんですが、その感性に惹かれてしまう。
今回で3回目の訪問になりましたが、
未だに行くまではワクワクに満ち溢れちゃうし、行けば時間許す限りその場にいたいなと感じさせられてしまう。
明日にでも、また行きたいくらい。
そんな、自分にとって数少ない貴重な場所です。
理由を考えると形(言葉)に出来るだけでもいくつか思い浮かびますが、スタッフが乗るリアルなバイクもその1つ
<<<Rivendell staff bikes>>>
FLICKRにも写真またUPしておりますので、お時間ある時によかったら覗いてみてくださいね!
ではでは、本日は最後に、先日納車させて頂いたRIV BIKEのご紹介
JOE APPALOOSA size:46
「これから先、30年は顔を会わせられるバイク」そんなざっくりしたキーワードを大切に
フレームに取り憑かれたのをキッカケにオーダー頂きました。
幾度のなくメールのやり取りの中、迷わせるのは
下向きなのか、上向きなのか。そもそもチョコムースが良いのか。チョコバーが良いのか、、、
奥様や彼女がいたら「どっちでも良いんじゃない。」なんて言われそうだけど、
そうじゃないのよ。チョコバー(choco bar)さん。
R-14バッグサポーターは、今後のためにひとまずご購入。
これがあるとなしだとサドルバッグをつけた時のストレスが雲泥の差。ほんとに。
こちらも実はRIVENDELLデザイン。真ん中のステー2本をわざわざ曲線にしているのがセクシーだと感じます。
マークさんラックに、ダイナモライト。
コンクリートの道を走る毎日だけど、遊び心も残したい。
ブロッグタイヤだけど転がり良しな、WTBはALL-TERRAINでそこは一石二鳥♪♪
サドルはお使いだったBROOKSを納車時にお持ち込みで、
ハンドル、ペダル、グリップ、ホイール、タイヤにラック、、、、と足し算を一緒にお手伝いさせて頂きながら、
シンプルながらも思いがたくさん詰まったバイクが完成(K様ご担当させて頂き本当にありがとうございました!!)
ミキストタイプのCHEVIOTやCLEM SMITHを除くと、現在一番小さなサイズもあるのがJOE APPALOOSAの良いところ。
650Bが現在少しずつスタンダードになりつつありますが、小さなサイズだからこそ26inchのバランスが◎だなと改めて感じております。
いや〜、やっぱりRIVENDELL最高に好きです。
以上、チューヤンでしたっ〆