早いもので娘が1歳の誕生日を迎えます。
この一年で体重は約3倍、自分で立つようになりましたし、最近はコロコロと表情が変わってパパはメロメロでやんす。
娘はしっかり成長しているのにパパも負けてらんないので気を引き締めて歳を重ねたいですね。娘を見習いたい。

最近は「しなぷしゅ」にハマってます。デジタルです。

本日もどうぞお付き合いくださいね。
バイクチェックで始めていきましょう。

*WILDE* rambler SL (M)

*WILDE* rambler SL (M)

WILDEのラインナップの中でもマルチに使えるのがこの≪ランブラー≫。
グラベルライドからオンロードもバランス良く走ってくれますね。もし仮に法律で自転車は一人一台までの所有しか認めず!みたいな事になったら、こんなモデルが最有力候補に挙がると思います。
こちらのフロントフォークがカーボンの≪SL≫モデルはより『走り』に重きを置いたフレームセットになります。
当然そうなるとドロップハンドルで700cで組み立てる事が多いのですが今回はフラットバーの650Bの組み合わせ。
(ランブラーは700cと650Bのコンパチフレームです)
結論から言うと最高の組み合わせだった事をお知らせします。

*WILDE* rambler SL (M)

*WILDE* rambler SL (M)

溶接が美しい*FAIRWEATHER* b903 bullmoose barはオールドマウンテンバイクの様な出で立ちでバイクのチャームポイントになってくれます。
適度な突き出しとバックスイープでドロップハンドルのバイクのフラット化に是非とも候補に挙げて頂きたい逸品。
ステム一体型なのでコストダウンにもなるし、ステム長で悩む事も少なくなります。概ねご自身に合ったフレームサイズのバイクにであれば違和感無く使えるはずです。
とはいえ小難しい事抜きでカッコいい事が大正義です。

*WILDE* rambler SL (M)

*WILDE* rambler SL (M)

前後ハブダイナモライトにしています。これによって前後共にライトの充電の煩わしさからの脱却です。
こちらのオーナー様はバイクを複数台お持ちで以前からフロントライトはダイナモで運用していたのですが、1台リアも取り入れた所、その便利さにハマってしまい今回も前後となりました。
フロントライトはロングライダーカイセイも一押しの*SINEWAVE* cycle beaconです。明るさや外部への充電も出来る機能性は勿論ですが、メイドインUSの削り出しの筒状ケースがシンプルだけどロマンを感じるルックスで正直お値段張るけど良く選んで頂けるのはそういった所も一つでしょう。
リアライトは*son* rear light seat clampを。シートクランプとリアライトが一体型した今までにありそうで無かった新作リアライト。
フレームのクランプサイズで次第になってしまいますが一つで二役をこなしてくれるので比較的スッキリとリアライトを取り付ける事が出来ますね。

*WILDE* rambler SL (M)

*WILDE* rambler SL (M)

*PAUL* klamper flat mount disc calliperはPAULらしい削り出しのボディは無骨でバイクを引き立てくれます。ディスクブレーキって色気が無いと言うか、【機材感】が強い物ばかりですがklamperは所有欲を満たしてくれるそんなブレーキと感じます。ワイヤー式ブレーキの中で引きの軽さは良く話題に出ますが、実は分解も容易でメンテナンス性に優れている事もお伝えしておきたい。(各ネジ山を潰さない限り長く使えると思います)
PAUL製品全般に言える事ですがお値段は張りますがその分愛着を持って使えば長く自転車生活の支えになってくれます。そして愛着を持てる様な製品のルックスと機能性はまさに“機能美”だと僕は思っています。
つまりカッコいいは大正義です。

*WILDE* rambler SL (M)

*WILDE* rambler SL (M)

チタン製の*THOMSON* masterpiece seatpost*BERTHOUD* aravis leather saddleの組み合わせがニクいですね。素材としては全然違うのに“長く”使えるって事に関してはどちらも同じってのが面白いです。
一見チタンってどうしても冷たい印象になってしまいがちですがレザーサドルと合わせる事でバイクに温かみが出て良いですね。真似したい。

惜しくもクローズしてしまった*IGNITE COMPONENTS* inferno crankに大胆なアナダイズドが特徴の*IGNITE COMPONENTS* inferno chainring spiderはこうやってシルバークランクに控えめ合わせるの良いくさい。
こちらも個人的に真似したい組み合わせとなりました。

*WILDE* rambler SL (M)

フレームカラーとコロッとした650Bのホイールやパーツチョイスが相まってオールドマウンテンバイクの様なクルーザーバイクの様に仕上がりました。
冒頭にお伝えした通り『走り』に重きを置いたフレームなのでビシッと走ってくれますが、700cと比べクッションのある650Bタイヤは路面の振動を吸収してくれて乗り心地の良さを感じます。
僕の大好きだったALL-CITYを創設し、今はWILDEのジェフさんのマインドがしっかり色濃く反映したフレームだなーって改めて強く感じれた1台です。
フラットバーランブラー調子良いです。また一つ僕の頭の中の「調子良かったバイク」のインデックスに刻み込まれました。今回も最高なバイクを組ませて頂いたオーナー様に感謝ですね。

そんなWILDEから小物が幾つか入荷してますので、このままご紹介しちゃいましょう。

*WILDE* frequency cycling cap

【frequency】とは«周波数»という意味があるそうで、なるほど、なるほど。言われて納得のデザインですね。

いちいちこういったデザインのアパレルもジェフさんらしさ満載でブランド自体が好きになっちゃう要素ですよね。
どことなくアメコミぽい感じが完全に僕のツボです。今年のライド用に僕も1枚買っておきます。
サイクリングキャップではしっかり嬉しいイタリア製。

*WILDE* 110 ZN 1inch threaded headset

個人的に入荷が楽しみだったのがこちら。昨年夏のMADEで並んでいたヘッドセットが入荷。

1インチのスレッド式という何ともトラディショナル規格のヘッドパーツ。
僕も普段メカニックをしていると、この規格の≪良いヘッドパーツ≫の選択肢が少ないなーと思っていました。


例えば候補に挙がるのは勿論CHRIS KINGなのですが現行だと【GRIP NUT】というヘッドセットの間にスペーサーやカンチブレーキのハンガーを仕込めないタイプしか残っていません。(昔は2Nutと呼ばれるタイプも存在してました。)

こんな風にランドナーやツーリングバイクなど、ハンドルバーハイトを必要とするケースや、カンチブレーキを使いたい時に無くしたく無い仕様です。

古い規格とはいえ僕らの取り扱うフレームで言えばCrustも多くのモデルが採用してる規格ですし、Rivendellもそうですね。
(このヘッドパーツの入荷のせいで猛烈にLIGHTNING BOLTが欲しくなってます)

ヘッドセットの老舗であるCANE CREEKに別注する辺りがオツですね。
CANE CREEKの中でも最上位グレードの110シリーズと同じ素材のカップにミドルグレードとして定番の40シリーズのベアリングを合わせる事で価格面。内容面のバランスをしっかり両立しています。

控え目なブランドマークだけってのも良いですね。僕としては是非ドセンターで圧入する事をおススメしたいですが、本国ページには『ロゴマークが気になる場合は後ろに回してダウンチューブに隠すだけです』って説明文があるのがバイクギークのジェフさんらしくてニヤリ。

古いバイクのリビルドやスレッド式バイクの新車組む時にも是非覚えていて下さいね。

*WILDE* branded seat collar

WILDEの主要モデルの”SUPERTRAMP”と”RAMBLER”にそれぞれ使える2サイズのシートクランプが入荷。
ミネアポリスの同郷で親交のあるWolf Tooth製であります。

Wolf Toothの他製品同様に精度が高く見た目もシンプルかつスタイリッシュでクランプ力も申し分無しです。
“SUPERTRAMP”と”RAMBLER”のフレームセットには無地のクランプが付属しますが、折角なら買えたい所ですね。
勿論サイズが合うバイクであれば他のブランドのバイクにも使えるので是非。

前回の入荷で人気だった‘cardinal bar’も全色揃って再入荷してますのでこの機会にどうぞ。

WILDEのアイテムを全部チェック!!!

本日も最後までお付き合いありがとうございました!