nbです。
先週末は僕らの大切な仲間であるSwift Industriesが仕掛ける全世界同時バイクキャンピングイベントSWIFT CAMPOUT 2016が行われました。

SWIFT CAMPOUT 2016

SWIFT CAMPOUTのイベントをざっくりと説明すると全世界で同じ日に同時にバイクキャンピングをして、その写真や動画をシェアして遊ぼうぜ!っていう感じ。
Instagramでは#swiftcampoutで検索するとリアルタイムに世界中のアドベンチャーが見ることができて色んな国へ旅しているような気分になれるSNSが発達した今だから出来る楽しいイベントなんです。
昨年からスタートして今年で2回目。
前回は日本でチャレンジしている人は僕達以外に居なかったので日本にはこんな素晴らしい場所があるんだ!っていうのが伝わるような場所ということで福島県の猪苗代湖周辺を旅しました。

SWIFT CAMPOUT

SWIFT CAMPOUT 2015
(僕たちのSWIFT CAMPOUTの様子はこちらに記事があるので是非チェックを!)

とにかくこの時期の猪苗代エリアは自然が美しく走っていて最高に気持ちが良いし、去年のSWIFT CAMPOUTでこのエリアが本当に好きになったので今年も迷わずこの地を目的地としました。
東京から車で4時間ほどとアクセスが良くスタートしてすぐに大自然!っていうのも魅力なのです。
去年とまったく同じルートじゃ面白くないので今年は違うルートを組んで遊んできました。
今年の僕たちのSWIFT CAMPOUTはこんな感じでした。

SWIFT CAMPOUT 2016

スタート地は東北シクロクロスのレースでもお馴染みの猪苗代湖天神浜。
深夜に到着し車で仮眠して夜明けと共に準備開始。
天気がかなり怪しい予報だったのですが夜が明けると雨が止み美しい朝もやが僕らを迎えてくれました。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

バイクを車から降ろし、パニアを装着しパッキングをしていきます。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

メンバー6人中3人がなんとRivendell。
ゆったりと景色と旅を楽しもうというのも今回のテーマであったのでバッチリのバイク。
僕は去年と同じくSURLYのDisc Truckerで。(僕のバイクの装備偏は次回書きます!)
ナカジはFairwether CXをツーリング仕様にカスタム。
そしてもう一人はゲストとして韓国のFar Ride MagazineのSogonが取材も兼ねて参加してくれました。
彼はRitcheyの古いSwiss CrossにPalomaとFairweatherのフレームバッグという感じ。

SWIFT CAMPOUT 2016

自転車の準備が整ったら天神様にこの旅の安全を祈りいざスタート。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

なるべくiPhoneに頼りたくないので地図は紙です。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

この日は磐梯山の裏側をぐるりと回ってキャンプ地を目指す約70kmのルート。
まずは最初の目的地である五色沼に向かいます。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

美しい湖畔を抜け山道へと入っていきます。

SWIFT CAMPOUT 2016

山に入るとすぐにこの緑の濃さ。
めちゃくちゃ気持ちいい。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

1時間ほど走って五色沼へ到着。

SWIFT CAMPOUT 2016

この五色沼のある裏磐梯という場所は磐梯山の噴火によって出来た湖が多く硫黄など火山の影響でターコイズやエメラルドグリーンの美しい水面が広がる湖が多く存在します。

SWIFT CAMPOUT 2016

結構有名な観光地なんですが実際にその水面の色を見ると感動しますね。
凄く綺麗でした。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

五色沼ソフトを食べて、夜のキャンプ用の地酒と神棚用の稲穂をゲットしさらに山奥へと進んでいきます。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

この辺りから標高1000mほどになってくるので最高の景色が広がります。
景色の良いスポットを見つけると必ず止まって写真を撮ってInstagramしてくだらない話して笑いまくって走っての繰り返し。
最高ですね。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

次なるスポットは中津川渓谷。
こっちも美しいターコイズの水面の広がる渓谷っていうはずだったんですが、、、、
雨の影響でかなりの濁流(笑)
これは要リベンジですね。

SWIFT CAMPOUT 2016

気を取り直してちょうどお昼だったのでレストハウスで昼食。
遠くに来たらその地の物を食す。旅の醍醐味です。
このエリアはなぜかソースカツ丼が多くてちょっと酸味の効いたソースが良い感じです。

SWIFT CAMPOUT 2016

食後は一発目に上りなので腹ごなし的にドリフトして遊んだり、昼寝してから再スタート。

Shinpeiさん(@shincro0130)が投稿した写真

五色沼まで戻り磐梯山の東側を回り猪苗代湖を目指します。
こっち側の上りが想像以上にキツかった!

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

キツい道ほど美しいのです。
ロードバイクなんかで来るとそのまま上っちゃってしまうけどこうやってゆっくり楽しめるのもこういう旅の魅力。

SWIFT CAMPOUT 2016

この道のピークまで到着しここからバイクを置いて登山道上にあるという噂の秘湯に行こうと思っていたんですが、なんと地元のおじさん曰く枯れてしまったとのこと。
残念。
そのまま磐梯山を背にビュンと下ってきます。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

視界が開けると猪苗代湖がドカンと見えました。
海かと思うほど大きくて一同テンションが上がる。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

そのまま気持ちよく下りきり、どこまでも真っ直ぐな綺麗な田園の広がる道を抜けて猪苗代町へ戻ってきました。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

町では一番の楽しみでもある夜のパーティーの買出しです。
食材にビール、蒔を買出しバイクに積載していきます。

SWIFT CAMPOUT 2016

キャンプに欠かせないスイカももちろんゲット。

SWIFT CAMPOUT 2016

食材の準備が完了したらいざキャンプ地へ。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

キャンプ地は去年と同じ砂浜にある県営のキャンプ場。
到着してまずテントを張ってパーティー開始です!

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

食にも抜かりの無い僕ら。
エースのナカジがこの日の料理選手権の優勝を掻っ攫っていきました。
極上のチリドッグ。

SWIFT CAMPOUT 2016

たらふく食べて、飲んで、話して、笑い倒してこの日は終了。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

翌朝は夜明けと共に起床(他のメンバーは寝てたけど笑)。
キャンプの何が好きかって言われたらこの朝日を見るのが一番好き。
普段の日常だと朝日見る時間に起きるとか絶対できないけどキャンプだと不思議と出来るんですよね。
そしてこの朝日を眺めながらコーヒーを飲む。
最高の朝ってやつです。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

あと柔らかい朝日を浴びる景色も凄く好き。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

皆も起きて来たところで朝食を準備。
朝も豪華です。
タコスにホットサンド。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

食後は昨年と同じく、猟師と猟犬に遭遇。
今回は獲物がいなかったので残念ながらその狩りの瞬間は見られませんでしたが猟犬と遊ぶことが出来ました。
めっちゃかわいいし凄く賢い。
(猟師と猟犬のエピソードは前回のSWIFT CAMPOUTの記事を是非ご覧ください。)

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

お腹も満たし2日目のライドをいざスタート!という所でまさかの雨雲がグングンと現れてきてしまいました。
夜明けはあんなに晴れていたのに。。。

SWIFT CAMPOUT 2016

結局雨がかなり降ってきてしまったので2日目のルートを大幅に変更することにしました。
それでも磐梯吾妻スカイラインだけは絶対に行きたかったので無理は承知でしたが走ってきました。
最初は物凄い霧と雨でしたが頂上付近では霧が晴れ、雨の止む奇跡が!

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

磐梯吾妻スカイラインは福島市側が昨年の大雨による土砂崩れのため工事中であの極上の道は走れませんでしたがその姿だけは見ることができました。

SWIFT CAMPOUT 2016
SWIFT CAMPOUT 2016

やはりこの道は何度来ても最高ですね。
工事が完了し開通したら必ずリベンジしにきたいと思います。
ロードバイクでも走れるのでぜひ一度は走って欲しい日本でトップ5に入るであろう美しい道と景色です。

今回の僕らのSWIFT CAMPOUTはここで終了です。
梅雨の時期であるのでちょっと残念な箇所もありましたがそんなことはどうでも良いと思えるくらいに美しい景色を楽しみ、仲間とのくだらない話で笑いながらのライドとキャンプが出来て今年も最高の内容となりました!
旅を共にしてくれた皆本当にありがとう!またアドベンチャーしに行きましょう!

SWIFT CAMPOUT 2016

僕らは良い景色や知る人ぞ知る的な場所が好みなのでこういうアドベンチャーになりがちなんですが、ちょっといつもの日常から離れるだけで本当に新鮮で楽しい世界を感じられるのがバイクパッキングやこういうキャンプライドの楽しさだと思います。
ハードさが重要なわけでは決して無くてそれこそ夜中に東京を出発して多摩川の上流で野宿とかでも最高に楽しいんです。
あとその行程を共にする仲間がいないとだめです。寂しい思いをしちゃいます。
ちょっと敷居は高いと思われがちですがえいっと仲間と一緒に勢いでやっちゃえば最高に楽しい経験が待っているのでこの夏はぜひバイクキャンピングに挑戦してみてはどうでしょう?
バイクの装備やルートなどなど分からないことがあれば何でも僕らは協力しますので!
Swift Campoutももちろん来年も僕らはやるつもりでいるので興味のある方は是非一緒に行きましょう!

次回は今回のSwift Campoutの装備偏を書きたいと思いますのでお楽しみに!
僕らのSwift Campoutの写真はFlickrにもアップしてあります。あと全世界のSwift Campoutの様子も素晴らしいのでぜひチェックしてみてください!
きっと自転車でのキャンプライドがしたくなると思います!

Team Blue LugのSwift Campoutの写真はこちら

全世界のSwift Campoutの様子はこちらからどうぞ

しんぺーちゃんが動画も作ってくれました!

Swift Camp out 2016 from homeandpaw on Vimeo.

Holla!