「SURLYとの違いは?」
「SURLYと近いようなブランドってあったりしますか?」
、、、店頭でもちょくちょく耳にするお言葉の1つ。
末長く乗っていけるようにするために、不変的なスタンダードを大切にし、様々な可能性の余白をあらかじめ作っておいてくれるのがSURLYだとすれば、
各世界のメッセンジャーを中心にサポートすることで、フィードバック&アップデートを繰り返し、構成される1つ1つの規格もより良いとされる新しいモノを柔軟に取り入れることで、乗るお客様・ライダーを1歩先の世界へ導く。
塗装や細かいディティールもシンプルなのがSURLYだとすれば、
往年の憧れであるフレームカラーのオマージュだったり、アメリカンハンドメイドバイクを彷彿させるようなデザイン。
とかね。
理由は考えれば考えるほど出てはくるんですが、
きっと、きっとですよ、、、それ以上に、僕たちブルーラグが扱い続けているのは、
「ピストバイク・シングルスピード」
っていう分類されるバイクをいつの時代も、この人達が特に大切にしているからだと改めて分析しています。
それは僕たちも切っても切り離せない、とっても大事なところだから。
「ALL-CITY」
そんな彼らが手がけたNEWフレームをご依頼頂いたのもあって、本日はご紹介を。
ALL-CITY super professional size:49
(カラーはblack ornge sparkle。一瞬ブラックに見えるフレームも外に出れば表情を変える、控えめに言ってイケメン。)
シングルスピードであったNATUREBOY、ギアードであったMACHOMANのモデルを受け継ぎ出来たって言われますが、
足しで2で割ったというよりかは、掛け算考えてより先を見据えたフレームになったと感じています。
オーナー様は自転車を通勤でお探しのところ、ご友人におすすめして頂いたのをキッカケに
昔ピストバイクに乗っていたというキーワードもあり、久々の自転車。通勤距離も片道30分前後とのことだったので、ご相談の上でシングルスピードで
このフレームの最大の特徴がここ。
調整、固定力、多様性、、、と、3つを全部叶えることが難しいところを考えに考え抜き、そしてデザインして取り入れた
シングルスピードでも、ギアードでもバッチシ考えられたリアのドロップアウト。
ネクストレベルへ誘うのは、12mm thur-axleの仕様で
タイヤクリアランスはMAX700c×45c、もしくは650b×47とコンパチ仕様
スキンサイドでアメリカ車を少しイメージして、チョイスされたLIMITED COLORのグラベルキングSKが個人的には最高でした。
オンロードの転がりを大事にしつつも、イメージを醸し出すのに名脇役です
わかる人には伝わる、このフォークのクラウンも魅力の1つ
CHRIS KINGはSVのブラックで控えめな大人の色気ここにあり
もともとお洋服関係の畑でお仕事されていたということもお聞きして、お任せして本当に良かったです。
シルバーを差し込みたくなってしまうところをグッとこらえてシンプルにプラックで統一しつつ、タイヤの主張を残しつつ。
なんだかアメリカ車なんですが、僕の中では映画「キングスマン」を今見ているような感じ。
すべての街の人(all-city)へ考えたブランドが作り出し、名付けたモデルネームが「SUPER PROFESSIONAL」
浅はかかもしれないけど、単純に度胸ある名前。
相当な自信。
組み立てさせて頂き、やっぱり1つの答えがここに導いているようにも思えるし、ブランドとしての新しい幕開け(スタート)のようにも思えます。
ピンクパンサーならぬ、Blue patnther。もう一色も悩ませます。
シングルスピード・ギアード、その他にも、フェンダー、ラックのマウント。おまけにドロッパー仕様。。。
想像するだけにニヤニヤ。
2020年ゴールデンウィーク、共に楽しんでいきましょう。
以上、チューヤンでしたっ〆