Paul Component。(ポールコンポーネント)
アルミ塊を贅沢に削り出して作られるUSA製のパーツ。
ネオクラシックというかニュースタンダードというか。
機能と品質。廃れることのない、時代を超えるデザイン。
その魅力は過去ブルーラグのブログでも何度も語られてきたのでそちらも参照いただきたい。
個人的にずっと気になっていたPaulのパーツがあります。
ステム、ブレーキレバー、スキュワー、Vブレーキ(Mash Workに)とか。
あとはシートポスト。
しかもカラーものが色々でてるので全体的に遊びたい。
かっこいいしずっと使える間違いないものなんだろうけど
やっぱり値段がネックで手を出せずほかのものを使っていました。
でも、
来月の1日からPaulのパーツほぼ全てがけっこう値上げされるらしいので(!)
せっかくの機会なので狙っていたものを購入、取り付けてみました。
今回のバイクはSURLYの1×1。シングルスピードオンリーマウンテンバイク。
いまは作っていないサーリーが一番最初に出したフレーム。
組み立て時の約3年前、そして去年の春はそれぞれこんな感じ。
Cookでブルーに塗ってもらったフレームに
シルバーとブラックのパーツ。Brooksのレザーサドル。
それを今回、Paulのブルーのシートポスト、ステム、ブレーキレバー。
よりマウンテンバイクっぽくするためにサドルも交換。
こんな感じ。
3年乗って気分一新です。(かっこよく撮ってもらいました。)
シートポストはTall And Handsome Seatpost。
https://store.bluelug.com/paul-tall-and-handsome-seatpost-purple-19969.html
シートポストってなかなか主役になるようなパーツではないんだけど、Paulのこれはかっこいい。とくにマウンテンバイクは長めに出すからいいものを使うと全体の雰囲気をぐっとあげてくれますね。
アルマイトのシートポスト、90年代前半のMTBにけっこうある色の使い方ですね。
Philのパープルのヘッドセットとシートクランプは去年から使っていて
フレームや今回のPaulのブルーのパーツと微妙な配色となって気に入っています。
ステムはBox Car Stemの90mm。
https://store.bluelug.com/paul-boxcar-stem-blue.html
NittoのFor Shred Barの750mmとすごくいいバランスです。
この1×1はとくにシングルスピードだし、
幅広のバーでグイグイ立ち漕ぎするのがすごく気持ちいいです。
胸筋のトレーニングにもなりそうです。
じつはボディ内部はガッツリ肉抜きされてて、ピラミッドの王妃の間よろしくな空洞になってます。
見た目より軽いし、なんか隠せそうです。
ブレーキレバー。
V・ディスクブレーキ対応のLove Lever。
https://store.bluelug.com/paul-love-lever-compact-blue-11803.html
見た目もいいし、引いた感触が抜群に気持ちいいです。
無駄な動きがなく動作する感じ。小さいベアリングは入ってるんです。
あとはクランプ部分が出っ張ってないのでライディング中に当たるなんていう細かいストレスがないです。
初めて使ったPaul Componentですけど、
アメリカ製だから、アルミ削り出しだから、ってだけが魅力じゃなくて、
実際、自分で組み付けしててもスムーズだし、シートポストひとつ取っても乗ってて気持ちいい。(けっこう違う…)
世界中のライダーから愛されるのも納得です。
春だし。
頑張った自分へのご褒美に。
これから頑張るし。
いろんな理由で自分の背中を押してあげるのもいいかもしれません。
🅿️
ちなみに、
2014年にBlue LugがPaul Componentを訪れた際のブログはこちら
SHOP VISIT:Paul Component