沖縄に続き四国から関東甲信まで梅雨入りの発表がされましたね。
自転車に乗るのが億劫になりがちな季節がスタートです。
今日はそんな季節でも気負わずに自転車に乗りたくなる商品がグッドタイミングで入荷しました。
FAIRWEATHERからリリースされた”Packable Rain Poncho/パッカブルレインポンチョ”です。
前日に天気予報で確認していたとしてもいざ目が覚めて雨が降っていたら気分が落ちますよね。
通勤通学の人は迷いなく電車を選択する人も多いと思うけど雨の日こそ電車に乗りたくない人もいると思います。
後者だった人は是非お気に入りの雨具を持つことをお勧めします。
雨でも迷いなく自転車を選択する人になるんじゃないかと思います。
Fairweatherオリジナルのリップストップ生地は縦糸横糸共に50デニールと薄く、強度よりも軽量性振れた生地が採用されています。
裏面にウレタンコーティング、表面は熱圧で繊維の気密性を高めさらに超撥水加工を施すことで優れた撥水性があり、さらに縫い目には浸水を防ぐためにシームシール処理を全体に施されています。
このポンチョの最大の特徴は裾のドローコードを左右から調整する事で車種やサイズに合わせて絞りを調整し、ハンドルとサドルに裾を巻き込み走行中の生地のバタつきを抑えてくれます。
例えば他の自転車用のポンチョだとバタつかないように生地分量がタイトな作りで腰から下が濡れてしまうし動きづらい。
着丈が長く大判だけどタイヤに引きずってしまう、バタつき防止のループが内側についているけど一つ一つつけるのが面倒くさい等の点がこの大判の生地量とドローコードで解決されています。
古くから愛されている自転車用のレインポンチョもありバタつきを抑えるためにある程度の生地重量が重視される物もありますが、大きいし重いしで携帯性いいとは言えません。
このポンチョは小さく軽い点も優秀です。
夏場はゲリラ豪雨も当たり前になり出先で立ち往生なんて事もまあまあ起こります。
そんな時の為にバッグに忍ばせておきたいです。
因みにパッカブルサイズは縦15cm、横10cm、奥行き5cmでFairweatherのフレームバッグ、コーナーバッグに収まりのいいサイズになっています。
手ぶらで出掛けたい人はその辺のバッグと一緒に使うのが良さそうです。
フレームサイズやセッティングにもよりますが、長めの着丈は前カゴごと覆いかぶせる事も可能です。
最近ではWALDのバスケットを付ける人も増えたのでありがたいポイント。
もちろん、バックパックを背負ったままでも着用する事が出来ます。
写真では見えませんが背負っているのはオリジナルのTRUNKで30L弱のバックパックです。
これ以上大きいバッグだと自転車に乗った時かなり突っ張る感じ、25Lまでのバッグがちょうど良さそうです。
袖口のゴムループに指を通すと生地がさばきが易く動きやすくなっています。
また、風が強くて煽られやすい場合は両脇にはドットボタンの止める量を調整してバタつきやまくり上げを抑えられます。
フェスなど自転車に乗らない時にもこの辺の煽られ防止は役に立ちそうです。
アノラックの前開きにはマチが付いているので水の侵入を防いでくれます。
また、前傾姿勢の深いポジションで首まわりが窮屈に感じる場合は第一ボタンを解放することで窮屈さを和らげます。
今まで雨の日はゴアのジャケットパンツを使い続けてきて不満は少ないというか、不満と言うほどないかな…と思っていました。
けどポンチョを初めて使い比較してみると実感します。
夏場でも蒸れ難くいし涼しい、冬場はアウターインナーを選ばないから体温調整がいつも通りし易い、その日着たいものが着れる、なにより脱着が楽!などなどその快適さに本当に驚きました。
そして濡れないという基本的なところ。
正直、靴とパンツの裾が少しは濡れてしまうんだけどズブ濡れではないから許せる。
むしろレインパンツの方が靴は間違いなくズブ濡れになります。どちらにせよ靴は防水か割り切ってサンダルが間違いなさそうです。
風の抵抗の面ではジャケットパンツの方が有利ではあるけど、雨の日はスピード出さないしどうせ安全運転でいくならポンチョで十分かなとも思います。
少し気になった点はタイヤからの跳ね上げ。
後ろはサドル下にポンチョが巻き込んでいるので問題無いですが、前タイヤからの跳ね上げでTシャツに数滴だけど跳ね上げていました。
これが泥水とかなら嫌ですよね。そこはフルでも簡易でもフェンダーを装着したほうが良さそうです。
あとは降りる際にドローコードをブレーキレバー等に引っ掛けてしまう点、この辺は数回使って慣れれば問題なくさばけました。
ジャケットパンツとポンチョ、どちらも良いところ悪いところがあるので、自分のライディングスタイルに合わせて選んでもらえれば良いのかなと思います。
自分は始めにポンチョを着た時の見た目に抵抗があったものの、使ってみるとその快適さには敵いませんでした。
雨の日の自転車が快適になるポンチョ、本当におすすめです。
少しでも気になったならこれを機会にぜひ試して欲しいと思います。
店頭では試着、試走できるのでお気軽にお試しくださいね。
ではでは〜!