こんにちわ。
ブルーラグでは幡ヶ谷店のバックヤードでWEB関係の仕事をしています、Qです。

夏といえば、僕的にはスイカです。夏の間は冷蔵庫には常にスイカを切らしません。
地元の新潟もスイカの消費量が日本一らしいです。生産量も日本有数らしいのですが市場への出荷量はそれほどでもなく、つまり自宅や親戚などで消費してしまうようです。
そんなスイカも美味しいのは夏のうち。9月も中盤になると甘さもなくなってくるので、今のうちしっかり楽しんでおきたいです。

suika

 
 
 
 

おっと、JA幡ヶ谷のブログではなかった!

 
 

そんなこの夏に、僕は新しく自転車を組みました!

 
 

サイド
SURLY/サーリーのstraggler/ストラグラー 650bです。
ホイールサイズが一回り小さめの650bホイール、フレームサイズは50です。

cross-checkと同じようにシングルでもギア付きでも組めて、ラックやフェンダーなんかもつけられる。
硬めでも柔らかめでも、アッサりでもコッテりでも、多めでも少なめでも組める汎用性の高めなモデル。

斜め前
新しく組むにあたっては、通勤距離が片道14kmと少し長くて、土と砂利の道を通る事が多いので、
・変速ギア付き
・太めのタイヤが履ける
・しっかり止まれるディスクブレーキかVブレーキ
というのが要件でした。

候補としては同じSURLYのcross-check、ALL-CITYのmacho man discも考えましたが、
乗った事のない650bホイールで、小さいフレームサイズでも三角形のバランス良さそうだったのが決め手です。ラックやキャリアなどもつけやすいようにダボ穴も多くて色々楽しめそうです。(ちなみにALL-CITYのフレームも小さいサイズでもバランスいいと思います。)

 
斜め後

フレームカラーはもちろんブルーラグの塗装部門cook paint worksにお願いしました。
この濃いめのグレーは、stragglerの姉妹フレームであるcross checkの純正色のグレーからのサンプリング。光沢を少し抑えめの半ツヤで、とお願いしました。(思ってたより濃かったですが気に入っています。)同じ色味でもツヤの有り無しで明るさも雰囲気も変わってきますのでそのあたりも楽しい悩みどころです。

一言でグレーと言っても濃さや色味でかなり印象が異なってくるのですが、土埃で汚れても様になる深めのトーンで気に入っています。フレームカラーを考えるのも楽しくて悩ましいですが、乗るシーンや使い方を想像するのはヒントになりますね。

 

前

今ついてるハンドルは少し緩めの*NITTO* b354 heron bar/ニットー ヘロンバー。組み立て時から家にあったいろんなハンドルバーを試してこちらに落ち着きそうです。
他にもサドルは家で寝ていたものをつけました。先ちょが剥がれてビニルテープで補修してるようなものです。
 

ヘッドセット

ヘッドセットは10年近く前から使っているド定番のchris king。それまでSURLY 1×1につけてたものを流用。代わりに1×1にはPhilwoodのヘッドセットをつけました。
philでもkingでも、頑丈なパーツを買っておくとずっと流用できるので長い目で見ると経済的だしトラブルも皆無です。時間とお金の無駄になりません。つけ心地もスムーズで最高です。

ちなみに小さいサイズのフレームって、トップチューブとダウンチューブがヘッドチューブと窮屈に交わりがちなのですが、ホイールサイズが一回り小さいおかげでこのあたりも余裕があります。
 

philwood 11-speed cx disc hub rear

前後のハブはPhil Wood 11-speed cx hub
負荷のかかりそうなディスクハブで、壊れて乗れないストレスが嫌なのと、壊れないにしても、単純に走れるかどうかといいうことに加えて、どうせ乗るなら気持ちよく走りたいので質の良くて頑丈なPhilのハブを。QUICK RELEASEもPhil Woodでマッチング。
ディレイラーはShimanoのTiagra、10速です。
前後ホイールは幡ヶ谷メカニックの若手シャミ、ディスクブレーキの調整は金やん、変速はチューヤンにやってもらいました。幡ヶ谷メカニックの協力が結集してますね!(デジにはフレームカラーを褒めてもらいました)
 

ドライブトレイン

クランク・チェーンリング・ペダルはBMXのものを流用。クランクは170mmでそのままBMXでも使ってるサイズ。

そして実験的に履いてみたタイヤ、この650bのWITB nano 2.1。
太めのダートパターンの割にびっくりするくらい気持ちよく走るタイヤですげー気に入ってますが、SURLY公式のストラグラー650bのタイヤクリアランスはフェンダー付きで42cmの。2.1インチ幅(約53mm)のタイヤだとクリアランスが片側1mm未満でエンド位置や空気圧も限られるので、入らないこともないけど実用レベルでは使えない、って感じです。色々試しがちなSURLYユーザーさんはご参考に、というかご注意ください。WTB horizonbywayあたりの47cあたりが無難な最大幅と思います。ただやはり設計が想定していないのからか、このフォークの細さではこのタイヤを扱うには剛性が足りないなと感じることもあります。メーカーが履けると言っているタイヤのサイズって物理的なクリアランスだけの問題でなく、乗り味の部分でも関係してくるんだなーと思いました。

 

ハンドル・ステム

こちらのニットーのステムはブルーラグ別注のUI-31(90mm)。定番のUI-2をハンドルクランプ25.4mmに変更して角度もいまっぽく少し緩やかに。とても扱いやすいです。太めのブロックタイヤとすっきりとミニマルなステム周りの対比が気に入っています。メリハリです。
 

斜め後ろ引き
乗り始めていまは一ヶ月くらい。
パーツも幾つか変えたり、ポジションも調整したりして、この自転車の特徴も少しずつ見えてきて、乗りやすさ・快適さの楽しみがわかってきました。

例えば僕が他に乗っている26インチの1×1なら道の起伏を自分がハンドルなり荷重なりをコントロールして走れる楽しさ。でもストラグラーの場合、それをある程度バイクが穏やかにならしてくれるのでその感じは面白いです。

道
今は少し緩めのバーをつけて自転車に身を委ねる感じがお気に入りの乗り方です。アスファルトの熱気や日差しを避けて走るダートも快適です。
 

 
 

僕も今回自転車を組む時にすごく色々迷ったし、わからないことも多かったです。そんな時、ぜひ参考にしてもらいたいのがブルーラグのバイクカタログです。
 

ss-1

ブルーラグの3店舗で組まれたバイクが日々追加されています。
僕も今回のストラグラーを組む際にはすごく参考にしました。

ss-2
ss-straggler

(同じStragglerでも本当いろいろですね…)

今までもブランドやモデル別に見れたり、組んだお店ごとに見れたりもしてきましたが、最近は新機能として使っているパーツなんかをキーワードにして検索できるようにもなりました!

例えばバスケットの定番「wald」で検索すると、、

ss-3
ss-4

このようにwaldを装着したバイクがズバババッと表示されますので、みんながwaldのバスケットをどんな風につけているか、どんな仕上がりになるかが参考にしてもらえる思います。なにか気になるパーツがあったら試してみてください。

 
 

少し早い気もするけど、暑さの落ち着く秋に向けて、バイクカタログを参考に、ニューバイクを想像するのもいいかなーと思います!

お時間です。さようなら🙇