今晩は!!
金子です。
(写真は実家の猫です。カワイイ。)
皆さん大変お待たせしました!!
前回の予告通り、今夜は「金やん里帰りライド2014~2015」のブログを書かせていただきます!!
皆さんハンカチーフのご用意をお忘れなく!!(自滅的にハードルを上げてしまった)
今回は東京から自走で向かうのではなく、たまたまタイミングよくNB軍曹ご一行の「富士の樹海を堪能ライド(仮)」と被ったので、
そちらを楽しんだ後に、だらだら祖父母家、実家に帰るという、実に行き当たりばったりなライドだったのです。
朝六時、車で富士の麓について用意をし、いざ出発!
朝日が昇ってきてもそこは富士山麗、ぴりりとしたつめたい空気が僕たちを引き締めてくれました。like a しめ鯖。
ルートものっけからこんな感じ。もう絶対イケテルじゃんこの道!!と走り出すこと20分…。
急にハードモード突入、自転車は乗る物ではなく担ぐ物なのか、それだったとしたらつらいぞ。もう置き去りにしちゃおうか、自転車。ごめんよ。いや、やっぱり無理だよ。お前を置いてくなんて!!などと自問自答しながら約1時間の登山、これは効いたぜ!!
と、上りきったその先は山の側面にそって這うような長い極上のシングルトラック!!
少しでも気を抜けば斜面にダイブ!!な危険な道、それゆえに緊張感が高揚感に変わる感じ。
やっぱり山で遊ぶのは楽しいぜ!!
仲間がいるから楽しさも倍!!なんて本当なんですよね。ゲラゲラ笑いながら目的の場所へ到着。
NB軍曹達は、別で来ていた仲間たちと合流、僕は一路、祖父母宅へ目指すのでした。
KNOG blinder ARC 5.5 front light の威力!!
長いトンネルを抜け、
長く緩やかな峠道を下り、
この川を北上していけば目的地に着くんだと、ひたすら川沿いをひた走る。
やベー!!なんだこりゃ!!ッてコースと巡りあい、
ただひたすら、
ひたすらに、
ひたすら…
(飽きてきた…)
と、橋の下で野宿とかもネタになるとか色々考えたんですが、年末、イコール冬、年の瀬に悲しい出来事、などと連想、想像していたらいてもたってもいられず、走り出し、後は無心でした。
気づけば祖父母亭に到着、泥のように眠り、次の日はほぼ昼に起床。
玄関先の雪かきなどを手伝い、大量の昼ごはんを頂き、別れを惜しみつつ出発するのでした。
毎回思うのだけど、昔、自分が暮らしていた場所っていうのは、離れるとわかるありがたみや、恵まれた環境だったなとか思う不思議。
自分の魂のちょっとは、多分そこに残っているのかもしれませんね。懐かしみのベクトルが違う。(ヤバイ、ハズかしい回の予感…)
とか、エモい事考えているうちに、ビールを早く飲みたい父親に拉致&パシられつつ、無事実家に到着、
大晦日の夕飯は餃子とフィリピンのアドボ(スープ)を頂き、キックアス2を見ながら新年を迎えたのでありました。
(カワイイ。)
と、起きる、食べる、映画見る、寝る、起きる、食べる、映画見る、寝るを2日も繰り返してしまったお正月、
このままでは帰ってきた理由が堕落したかったからになってしまう。わがままボディになってしまう。
僕は意を決し外へ出たのです。
めっちゃさみい。
かねてから登りたいと思っていた近所の小さな山へアタックに出かけました。
想像以上に雪が深く、乗ることなどままならない中、押して登ること1時間、
おお、これが頂上?
とその先にはまだ道が続いていて、
頂上着いた!!
なんだろうこの達成感。
単純に山登りが好きになりました。これは、やった人じゃないと味わえない。
ムツカしい山や、険しい山じゃなくてもいい。登りきったそこには壁も遮る物もなく、素敵な景色が広がるのみ。
新年早々、抱負が決まり、今年のスタンスを山に教えてもらえたような気がしました。
まあ、これはやめれないけどね。
と一人で、頂上で一杯やっていると、
出会いがありました。二人とも自転車を見ながらびっくりした顔で笑ってくれました。
岐阜の方からいらしてたご夫婦。しっかりした旦那様とハツラツとした奥様。羨ましいお二人でした。
お互い山好き同士仲良くやろうねって話したり、お勧めの山を教えてもらったり、
山の上でこんな繋がりができてすごく嬉しかった。
このブログを見ていてくれてたらいいな!!
ありがとうございました!!また会いましょう!!
さあ、後は下るだけ!!
コレがやりたくて登ったんだ!!
めちゃ楽しい!!
でも調子に乗るとこうなる。
ああ、楽しかった!!
なんだかんだで自転車に生かされた旅だった。
ありがとう、1×1ちゃん。
(本当は2×10ちゃん。)
と長くなりましたがこんな感じ。
で、まったく関係ないわけではないのだけれど、
金やんライドの裏テーマ、「不自由ライド」の次なる装備はモヘアのセーター。
こいつめっちゃ調子よかったです!!あったかい!!かさばる事以外は!!
先人のサイクリスト達がなぜウールジャージやウールソックスなのかを身をもって体験する今回となりました。
で、見渡してみれば、
めっちゃウールじゃん!!
という訳で、僕らのお店、自転車屋さんだけどウールのお洋服アリマス。
ウールが似合う男になりたいぜ!!
ウールサイコー!!
それではまた、
おやすみなさい!!