前回の初入荷分が光の速さで無くなってビビった。
あれは幻だった?と思っているかもしれないハンドルバーオタクの皆様、お待たせ致しました。
改めて写真で見るととんでもない形してるな…、JAM-BARが再入荷です。
このハンドルお初だけどズキュンと来た方はハンドル誕生の話を参照頂けたら。
こんなハンドルあったら絶対にカッコ良いんだって‼︎という根拠薄めバイブス多めで突っ走ったこのプロダクト。
想像以上の反響で本当にびっくりしています。
(自分で言うのもアレだけど、マジでイカれたイカしたルックスだぜ…。)
一般的な「カッコイイ」からはだいぶズレた見た目になるかも知れませんが、
そんなニッチな「カッコイイ」が必ずあって、
それに共感してくれた方が多かった事がスーパーうれしいです。
最近日東さんがいらしてくれた時、
このハンドルは結構奇跡的バランスで成り立ってるんですよ。という話をしてくれました。
クロモリ製で、この幅で高いライズなのに、強度試験をクリアできた唯一のハンドルだから社長もびっくりしていました。と、ある意味お墨付きを頂けて嬉しかった。
そして僕は、僕なりの試験も行っていました。
果たしてリアルにトレイルライディングができるのか。カッコだけのハンドルにしたくないし、
なによりこのハンドルが野山で活躍している姿が観てみたかった。
ある時はリフトに揺られダウンヒルコースへ。
学びました。ここではJAM-BARでなく現代のMTBハンドルがベターです。
どうしても走ってみたかったら、ツバ付きLOCK ON グリップでグローブ着用はマスト。
じゃないと親指の付け根がブレーキレバーにめり込んで血が滲みます。
場所は変わって、東京稲城にある「SMILE BIKE PARK」。
上馬店のジャッキーに羽が生える場所です。エア高すぎ。
都心からもアクセスしやすいMTBコースで、コンパクトだが走りごたえのあるセクションが詰まった、楽しい場所です。(お邪魔しました‼︎)
今回とにかくパンプトラックにどハマりした自分。
ペダルを漕がずに凸凹のオーバルコースを進む遊び方です。コツった時、多幸感がヤバかった。
(動画のはパンプトラックのエキスパートの走りです。すごい。)
今まで自己流でやってきたものを白紙にして、師匠の言葉通りに走らせたバイクは新境地でした。
これが…、パンプトラック…‼︎
で、本題はJAM-BAR。基本を学んだところで、このハンドルでパンプトラックは出来るのか?
ちょっとしたオフロード以外で、こういった遊び方でも扱えるのかを試してみたかった。
意外にイケる。
これを得意とするハンドルではないが、普通に全然遊べる。
他にもジャンプやスラロームのセクションを走ってみて、このハンドルでも出来るって事を再確認。
オールドスクールな見た目と、トリッキーな使用感は両立出来るんだとホッとした。
代わりにどえらい筋肉痛と等価交換だったけど、
作りたかったハンドルの理想形が形に出来たという自信が得れたので安いもんよ。
(これを書いてる今も未だに痛い。)
前回入荷の際に選んでくれた、アクティブサイドでない好例もいくつかご紹介。
RIV BIKEで良い感じに使ってくださるお客様がいました。
同じハンドルがついてると思えない。なんだったらちょっと上品な匂いも香ってくる。
こんなリラックスしたい気分のバイクにサラッと合わせてみても良いです。
こういうバイクでも、
はたまたこんなバイクでも。
ハンドル界のニューウェーブを起こせるきっかけになれたらと思っています。
店頭販売は11月29日(金曜日)、12時より。
オンライン発売は12月1日(日曜日)、19時より。
実物を見た時に笑っちゃって、
自転車につけた時に爆笑して、
使うと本当に色々面白くて顔がほころぶ、そんなハンドルです。
ぜひ楽しんでください。
それでは。